KeiA≒ウソつきけいちゃんPの投稿作品一覧
-
叶わないと掃き溜めに捨てられた夢を拾い上げてあなたは花瓶にさしていく。
願いがまたどこがで一つ叶う度に、誰かがまた新たな世界に夢を見る。
忘れていたいつかの子どもが描いた絵をあなたはまだ大事に一人抱えている。
うつむいている今にも泣きだしそうな空はこらえられず、予報なく降り出したようだ
止まないみた...たぐまる。
-
陽だまりでよく笑う
幸せなあの子は
人ごみに紛れても
一目でわかるよ
瞳に映った
その姿は
キラキラ輝いて見えたの
黒い服のよく似合う
不幸そうなアナタは
不器用な顔で...オボロゲリコレクション/可不
-
幸せはこぼれ落ちて、この頬をただ伝うだけ
さよならの後のそれも、今はまだ慣れてないだけ
旅立ちの朝にだって、この夢はまだ覚めぬまま
溢れ出す思いだって、悲しみをただ煽るだけ
あらゆる言葉が私を埋めても
あなたの代わりはここにいないよ
叫んで 泣いたって
泥だらけで連日、雨が降って
土砂降りの今日は...虚ろに飛ぶ魚 / 可不
-
優等生
抱いた恨みを蹴っ飛ばした夜の向こう
劣等生
与えた痛みで独り舞台の夢を見る
絶対的で訳知り顔で
謎めいたその人は
楽観的な笑みを浮かべて煙みたいに消えていく
嗚呼、今日も変われない僕と月の
間に降りたのは帳でもなく
『紛れもないアナタだろ?』...ヨイノコトエリ
-
歪んだ期待、思想と創造の合致の向こう
揺らいだ時代、依存と共存の真理は不浄
『ずっと決まってるでしょ?』
非凡な人間の価値の指標
『きっと気づいてるでしょ?』
異常な愛情の最期は無常
痛いふりしたって
伝えたい思いはなくて
それでもあなたがいないと崩れ落ちそうだ!
光の中、時代の移ろう白い世界で...ヨワマルヒカリ/可不 <lyric>
-
回る回る窮屈な
小さい水槽の中で
消える消える退屈な
未来を彩るように
たいして愛してないけれど
会いたいして、結ばれないことも
どうにもそれは分かっていて
断ち切れない思いは宙を舞う
君を思い描いて
声を枯らし唄った...たいして愛してないけれど
-
揺れ動く街頭の灯りが染み込む暗い部屋で
名も知らぬ青年が今日もまた息を引き取る
暖かい太陽の明かりが差し込む白い部屋で
もういっそ金輪際、夢など見ないと嘯く
すれ違う少年を横目で見ながら苛ついて
今日もまた雑踏を意味もなく、ヒトリ彷徨う
ひらひらと蝶が舞い、命が寄り添って
いつかは灰になる そうすれ...As a Sleep feat.可不&初音ミク
-
描かれた世界はいつも眩しくて
『絵空事』
そんなのわかりきっていた
だけども、誰かが夢を見せちゃって
私は嘘でも信じるのです
どうすれば気付けるかな?
どうしたら変われるかな?
どうすれば笑えるかな?
『バカだな』
またそうやっていくつもの夢が朽ちる...拝啓、夜の形を知る君へ
-
夢を見ていた
流れ落ちていく彗星の影
星たちの夢
空を旅する雲が隠した彗星の果て
置き去りの夢
目を閉じたとき
何かが動く
何かが笑う
雑音の調べ
海鳴りの街あなたは迷う...ウミナリノマチ
-
人はみんな、戸惑い、憂い、迷い、結果ばっかをみる
そうだ、こんな後悔を、今日は紙に書いておこう
未来はこうだとか、過去もあぁだとか、くだらないけど、
僕は僕であると、ここに示さなきゃ
遠くで叫ぶ悲鳴が消えるたび
咲いた花が空に帰るから
息を吸って、生まれた感情さえも
こんな歌で
「誰かのために書い...ユエニアナタヲ
-
時代を見てきた星たちの
光の届かぬこの街で
嫌いなものだけ忘れてさ
もういいってくらいに抱きしめて
例えば私がウソついて
不機嫌なフリしていたとして
涙は枯れてて出ないけど
もういいってくらいに笑わせて
揺られてる人 溢れた
冷たくもない時代で...月ノミタユメ
-
仮初の生活の中で失った
時間はどうにも戻らないな
ありふれた数式の末に導いた
未来はどうやら素晴らしいそうだ
仕組まれた静寂の中に擲った
期待はどうやら泡になるようだ
満ち足りた生活の中で
飽きられた存在は
宛らも現実のように、どこかに潜んでいた
宙揺蕩って、妄を患って、...厭世少女のよかった探し
-
朝を迎えて、月が夢をみる
鳴きだした秒針と言い訳を考える
嘘を並べて、『正しさ』を拗らせる
揺れ落ちた水の音、いつもの鳥の声
眩しさに包まれた躰は夢をみていた
朝焼けと、日々の唄。
瞼を開いて飛び込んだ
今日は、輝きに満ちていた。
朝方、6時のSOS
淡い思い出が曖昧に問いかける。...ルームシック・メーデー/KeiA
-
夜を待って
白い靴を履いて
ちょっと、街を歩く
傘を持って君は歩く
朝を待って夜が明ける
五月雨を集めた緑色
なんとなくなぞった夜の縁
指差した時計は丁度2時
傘さしたあの子は左利き
夜は散って...五月雨ナイトウォーク 歌詞
-
流れる雲のようにどこまでも行けるなら
あなたは澄んだ空をあてなく漂うのだろう
季節は僕を置いて徒らに過ぎて行く
焦がれた絵空事は滲んで水に溶けた
ねぇ もう少しだよ
あなたのもとにいけるわ
確かにまだ感じてる
あなたの命の音を
閉じ込めた
無数の光...泡沫ノ蛍
-
繰り返す音の中
咽び泣く言霊が
怪しげに踊ります
浮き沈む日々のように
暖かい木漏れ日、差し込んで消えていった
涼しげな夕立は
明くる日も訪れた
間にはくたびれた
言霊が並ぶだけ
何一つ届かず、君は空に飛んでいった...終わりが暮れる水槽の中で。
-
踊るだけのヒトガタが
今日も夜に手を叩く
少し見えた月、影を
赤い色で塗りつぶしたの
どこに行けば会えるかと
街の中を彷徨うの
溢れ出した感情は
水に溶けて沈む
だけど
絶景 遠くで輝いた...アメフラ少女の花が咲く
-
あなたがいた場所にすわった
憧れさえ邪魔に思えた
曖昧な
言葉で結果
閉じ込めた
光を待った
認められた
命は結果
誰かからの
期待を待った...SmOB
-
正解を並べてみた
失敗の山に見えた
何かが足りないな
それを答えにした
指で数えてみた
日々に空いた穴を
指で隠してみた
何も変わらないな
ねぇ、
届けたい言の葉を...メアリーの怪物
-
明朗な君が
涙をこぼしても
それを僕は
触れられはしないんだ
憂鬱な日々を
切り取ってうめた
最低に荒れ果てた
感情の海を泳ぐ
クラクラと
酔いしれて...アコガレフルカラー
-
止まない雨の中で
言い訳を探してる
呟く言葉のあわ
浮かんでは割れていく
行き交う人の中で
あなたが呼び止めたの
か細い君の腕が
微かに震えていた
ポツリ ポツリ
雨が落ちる...本日は、晴天です。
-
僕の声は狭い部屋に響いた
外は白い雪に包まれていく
冷たい夜に心預けて
くだらないままに時間が過ぎた
少し浮かれた街の明かりに
僕の視界が滲んだ
降り積もる真白な雪は
何よりも綺麗でした
とめどなく溢る涙も
今はもう拭きはしないわ...カメリア