煮ル果実の投稿作品一覧
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ブーケガルニ
悪臭吸って 朦朧(もうろう)と
異臭慣れ 恍惚と
ろ過された夜の言葉でまた身を汚し
スパイシーな理想・期待で
腐った性根はフランベ
協調性のハーブで無理に味を正される
ケ・セラ・セラ
『数打ちゃ当たるだろ信仰』のあいつと分かり合えない
ケ・セラ・セラ...ブーケガルニ
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『あなたが思ってる何億倍
この世は慈愛で満ちているんだ』って?
金積んでも響かないよ
『無数の正しさ・間違いも受け入れて
肩組めば皆平和』って?
独裁者に聞かせたいね
目減りしてく笑み
エンジェルズシェアしてくだけの感情
幸福のレシピに足りないのは
酸いも甘い実の花言葉さ...∴煮ル果実「アメリ」with Flower
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誰もが求めてる正しさに
鮮やかな目眩がした
その奥に隠れて泣いていた
僕らの今は未だデッドリー
ひとり 泣きべそに 悲しみに 金縛り
またやっちゃったってなってさ 嗚呼もう失敗 もう深海
あり をり はべり いまそかり
逆夢で逢えたら
春に賭して 賭して 賭して
僕らはゆく 意味なんて無いのだろ...∴煮ル果実「ハルニ」with Ci flower
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晩 晩 晩 四苦八苦 煮詰まるハックルベリー
ふと異形に成りたいと想う夜
グミ・チョコレート・パイン
贋 贋 贋作三昧
熱冷まし札 貼り
用法用量守らないせいで
ぼっちの錠剤とMe
万 万 万策尽きても
線を乞うケント紙
『百面相だ』って自分で課して...∴煮ル果実「命辛辛」with Flower
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YOMI / 煮ル果実 with Flower
Ō Ō Ō Ō Ō
『子供騙しが世界を変えた!』
胸躍らせた日々にはもう戻れはしない
知れ渡った未開の地で 踊る劣るハート
誰もが夜に肩まで浸かって
『大人になるまで出れない』諦めてさ
強迫観念 皆より上手くなり過ぎなだけ
安心しな
有象無象は右往左...∴煮ル果実『YOMI』with Flower
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ここには聖者はいない
命の借金取りと 題“善人”の絵画を
安価で押し売るパトロン
吝嗇家 仏頂面 分からず屋 選りすぐった
皆平等と発禁を交互に口語したがるアンパイア
再審を望むクリミナル 安全圏で嗤うファンダム
享楽主義コメンテーターは薪をくべる 薪をくべる
足掻いてくたばった末にようやく報われ...∴flower『ヘブンドープ』
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この生活の虜になっちゃうよLady
光を失った おさがりの宝石を
永久に纏ってく
救われたあの日から
救いが義務になるなんて
まるでフィクション
トレパネーション受けた気分になってんだ
足枷と腐りに縛られて
たった一度の光 出会うため
この部屋でずっと忘れた...∴flower,初音ミク『トリコロージュ』
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∴可不×flower『バーバヤーガ』
BPM129
魔法をかけて、
そうかけて、もうかけて神様
束の間の温もりじゃ足りない
愛を浴びたい
甘い菓子を、氷菓子を
頬にためて中和しよう
人並みの道と蜜の味を
知ったBaba Yaga...∴可不×flower『バーバヤーガ』
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箱庭に立ち込める焦燥と
むせ返る弱者の咆哮
放埓な生活 戯れるも騙るも嘲るも
準自由 故に
「礼節」の文字を落丁したまま育つ
法と童の牢獄 統馭(とうぎょ)と洗礼
鈍く濁る瞳面(レンズ)に臆病が映る
名誉 才能に魅せられ焦がれたとして
妥協 癖に 怜悧極めねば 一生隷僕者
『果つまでずっと遊び尽く...∴flower『アランダーノ』
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フランケン フランケン XXX
そう仮初めのくちづけで
また生き長らえる
腐乱臭 腐乱臭 XXX
この不細工で継ぎ接ぎなハート 早く壊してよ
あ あ 嫌んなったのは
誰のせいですか
ま 気にせんで
どっか逝って遊ぼうぜ
あ あ 駄目んなったのは...∴flower×初音ミク『フランケンX』
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生きるのに時間が足りない
今日明日も情報過多なオモリを手に取って
見下してTap Tap 何にも無い朝を歩く
周りの目が凶器みたく思えて
可視化するハートを稼いで
自尊心に手錠をかけて
目配せして生きてく毎日
憧れてた生活に随分と
いたく嫌われたもんだよな
信じたいんだよ 信じたいんだよ...∴flower『アイロニーナ』
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サルバドール ドール 思想が膿んでいる
さらば亡霊 したらば堂々奴隷
シュール何とか もはや形骸
アートなどは死んだわ 愚字の濫立
ファザー ファッション・プラムを
押し付けて 蟻と私と 175の街
没個性 短命に 溶ける時計
騙し絵 似通った親指の爪
アナーキー きっと猛者の影響
誰かの代わりに過...∴flower『サルバドール』
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誰も彼もがこの街ではへらへら笑っている
当たり障りない俗物ばかり食い散らかして恍惚
高尚主義の誰かさんに見せたいね この光景
きっとお気に召すだろう
違法非合法スレスレの
承認の力でさドーピング
希望 人望もペラペラの
あんたの言葉は誰に届く?
違法非合法スレスレの
泡銭を出した患者は云う...∴flower『ドクトリーヌ』
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意味がないな きりがないな
とってつけたような態度
逃げてたいな 好かれたいな
芝居めいたようにSmile
僕を知った 君は知った
触れてなんかなくとも
『ただぽつんと立ち竦んだ
あの虚勢の塔のよう』
僕の嘘と嘘と嘘と嘘の間 その間
君の嘘と嘘と嘘で清算しよう...∴KAFU『ナイトルール』
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早々に論点がずれちまってると
気付いたらならばどうだい
誰も自決して なんか言ってないでしょう
堕ちるとこまで堕ちたパラノイア
規律遵守で脳犯されてら
切り立った崖から弱者を
突き落とすの これぞ防衛
ほら剛戻 剛戻 また亡霊
無味の惚を餌にして乾杯
丁重に熨斗をつけてやるって吐いて...∴flower『極楽鳥花』
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何もかもを忘れたい もう何もかもを疑いたい?
全て貴方の身から出た錆が招いた事でしょう
骨の骨の髄迄 一寸先の闇までさ
やっぱりどっぷり不幸自慢沼浸かってんだ
(clap! clap! clap! clap!)
勝気な怒冷笑 隠して
売り捌く 苦言のピーテッドモルト
何気ない不干渉 隠して
ずっと舞...∴flower×初音ミク『イヱスマン』
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Haine Kleine
この世界がそうだよずっと ねえずっと
甘いものに焦がれていたのは
Haine Kleine
産まれ落ちてきてからずっと
もう酸い生活を
味わっていたくは無いから
汚い水辺で住む鳥は
綺麗な水辺の餌は取らないと知って
多少なりとも口調に身の振り方と...∴flower『ハイネとクライネ』
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かつて深窓の少女は無自覚モーション
痛い位に溢れた狂気を吸って
凄惨な修羅場で一糸も二糸も纏わず
熟れる 獲る 得る 煩悶
下賎の面から遥々 韜晦
外連 面被 備えた令嬢のvirgin
群衆は目をつけ矢鱈滅多ら
耽溺して選り択り抜く
先見の明は低迷だ
嘆願の甲斐なくhooligan...∴flower『キルマー』
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ああやだやだ衝突だ 何処のどいつが悪いんだ
パシャパシャとフラッシュ焚いた まあなんて可哀想な
首吊って詫びんのが良いや 先立つ不孝を許してや
許さねえや 追い込めや 逃げんのかい この腰抜けが
ああまただ 衝突だ 赤信号点滅だ さあ
今度はどいつが悪いんだ 誰でもいいや
じゃああいつのせいだ
譲...∴flower『トラフィック・ジャム』
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真夜中見つけたフォークロアは
その昔人魚を生み出したらしい
独善的中毒者や パパラッチに這い寄るmonkey
みたいな輩共が悦に浸るため 編まれた物でしょう
誰彼誰だったっけ
少し褒められ慣れたよう
曰く先に名乗りさえすりゃあもう
総てオリジナルなんでしょう 万々歳
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
パイオ...∴flower『ヲズワルド 』
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吐いて捨てた過去を昇華しても
迷子が迷子を探す状態さ
満ちてるからこそ愛を願って
行き過ぎた幸せは届かないと知る
生を速めてく
人が流れてく
サイズ違いの未来は履き慣れず
刑を早めるに
至らずに堕ちる
熱を嗅いだ...∴初音ミク『Neira』
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横縞纏う 囚人ファム・ファタール
有象無象搾り Juiceを呷る
夜な夜な酔な 火遊びで 縊死する
女児の蝋が溶ける頃
違和感が残業している
空空が寂寂している
淡々とさ こうべ垂れた末に
はい論破って
乾坤一擲 サレンダー
御利口 離合 利己的に...∴flower『紗痲』
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『ねえ どんな恋してんの?』
完成の無い質疑応答
灰、殻振ってる
何時も読過してんだよ
今夜 ベッドの伱間を
穿いて破いた召し物を
縫えそうもない状態で
僕は狂れる
嗚呼! 皆 もうなんてこた無い泥濘
欺瞞 自慢 『公然と弄してやったよ』ってさ...∴flower『アイアルの勘違い』
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おいハロー 君の隣で
「もう帰ろう」なんてダサいね
曹達のようにぬるまった気持ちで
汗ばむ夜を今日も過ごす
ようハロー 僕は隣で
口角を溶かすだけさ
低予算な雰囲気映画の予告で
すべてを解ろうとしないで
シュールに描いてみてよ
誰も知らない 何も知らない君を...∴IA『シュールマン』
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あなたは嘘が真実に見えた
とてもじゃないが 救えない 救えない
家畜の様に肥えて垂らして 売れ残りを待っていた
あなたはどうも恣意的に見えた
その不埒な態度 Q.「模したい?」A.「燃したい」
蔑まないで言い負かしてみてよ
一つ覚えにピースオブケイク
限り 限り 限りに
義理 義理 義理で
妥協し...∴flower『ハングリーニコル 』
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愛妻家気取りのアラン・ドロン
塀の奥から乱癡気 にやり したり顔
やる事ない やる事ないから
デートコースも練れないね
「今ね大丈夫系?」
「故にI don't care.」
的な虫の良い返事 不埒者等不可
賢さ売りにしてるけど
本音じゃ乱れてみたいんでしょ
嗚呼、草ね...∴flower『マディ・マーマレード』
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籠の中の阿呆鳥よ 何時何時 出やるの
右の頬差し出す 物好きなアンドリュー
『これでもないとかそれでもないとか
あれでもどれでも うろちょろばっかり
吟味 吟味ってさ 奴らはやっぱり馬鹿たれなのね』と
アンドリューが言ったから
こそあどの意味が消えました
アンドリューが云ったから
世界から諍いが消...アンドリューがいったから
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朝から晩まで お疲れ様だったね
ちょっとだけ横になって吐いたら楽になったよ
現実は何時だって煙と灰に巻かれてさ もう
適当に生きりゃいいと願った罰なのかい
ほら来て来て 汽笛鳴らして知らせて
奇跡的 的な生き方褒めて
寂しさなんて走馬灯のよう
おべっかばっかまた馬鹿みたいって
結果 劣化 しょぼくな...汽笛
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ねぇ 僕の事を君の事と
想う君は何処にいるの
考えてもキリがないと思うのが
もう思う壷ね
点滅灯 忘れたまま
迂る後を追えなかった
心做しか 解ってたよ
もうそこに愛はないこと
どうせ何度も 気付けないことばかりだったから
どうせ何度も あどけない仕草でさ 騙ってる...テールランプと金魚鉢