ユキノシタの投稿作品一覧
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プロメテ/初音ミク
気張って吐いた決心を苦く笑われたり
助けを求める声を目の前に立ち尽くしたり
自分自身の"不甲斐ない"に都合よく目を瞑り
また音楽聴いてるの? 締め切ったカーテンの奥
空っぽで一緒だね わからないね 「生きる。」って何で?
確かなものをずっと探している
今摂氏およそ三十六度前後の熱...プロメテ 歌詞
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いってらっしゃい
私、貴方のこと何も知らなくて
後ろ姿にうまく声が掛からないや
仮に、仮にこの景色が貴方との
最後の思い出ならそれも尊いのかな
嫌だな
玄関の扉は今日も今日とてとてもとても重たくて
見えないだれかの急かす声が止まない
うるさいうるさいうるさい わかるよ
その暗い本音を引き摺った足で前...いってらっしゃい 歌詞
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季節は青になる/音街ウナ
手探りで前に進んだあの日の後悔も
怖くなって一歩が踏み出ない今日日の"不甲斐ない"も
覆い隠し溶けていくように季節は散り積もり
今はただ少年のように夏を思い描いている
理想の裾を引くのは大人になった自分自身
あの茹だるような眩む日には
もう帰れないかな
きっともう来ないよな...季節は青になる 歌詞
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テキストを入力/GUMI
閑静な街の隅 ポツリ歌う歌 明滅のサスライト
心音がメトロノーム 誰にも見つからず半分の命
沈黙 ガラス越しに見える家庭の暖 大声で泣く赤子
恨めしく妬ましい この感情すらあって無いようなものだ
今 脈が止まって崩れ落ちた肉塊は
きっと透明になって消えて無くなってしまう
地...テキストを入力 歌詞
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ワンルーム・モノクローム/初音ミク
あなたが描いた世界の終わりを今でも覚えています
あなたが作った少女の形を今でも求めています
あたしの願ったあの夢は 形をずらしたあの夢は
今も灰色の中 立入禁止の向こう側
積木のように重ね重ね積もった砂粒を搔き集め
手のひらから零れ落ちる様をただただ眺めていた
少...ワンルーム・モノクローム 歌詞
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絶望的喜劇論No.1827/GUMI
パズルのピースを並べた 完成まではもうあと少しだ
ベランダのそよ風に靡く髪の隙間に青いしわを連れた瞳を見せ
歌を今日も書いていた ピースが消えてしまわぬように
知り得る限りの喜劇を歌にして 疲れて眠るまで途切れぬように
重い重い罪を犯せば 辛い辛い罰が来るって
...絶望的喜劇論No.1827 歌詞
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底から/GUMI
こんな世界に生まれてしまったことが悲しくて泣き叫んだ
あの日から明日明後日と過ぎた日々は今二十四回目の夏
無為に人生を使ってきた 歳を取ることが本当に恥ずかしかった
その昔憧れていた先輩は金遣いの荒い母の為と
高卒でブラックに就職して鬱とアルコールで死んだらしい
二年前のことだと昨...底から 歌詞
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嘘じゃないかも/GUMI
明転 視界がぼやけて見えないが 光に慣れるまでの辛抱か
ここは一体どこなんだ 昨日からの記憶がないな
まずは酸素を取り込まねば 呼吸すら上手く敵わないわ
まるで何かが詰まっているようだ 力を入れ息を吸って吐いた
この体まさか人間か 群抜いて愚かと評判な
偶然の生んだ問題作 ...噓じゃないかも 歌詞
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ブライダルベール/音街ウナ
ずっと損な役ばっかりだったよな
見合ったものが返ってきたことなんて皆無に近かった
ちょっとやそっとじゃ崩れないその頑丈な笑顔と優しさに
付け込むやつは悲しいことに少なくなかった
目に隈をつけ体を窶しても大丈夫の一点張り
それでも自分の肉を削ぎ他人に渡して回った
ずっと辛か...ブライダルベール 歌詞
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セーブ/音街ウナ
眠れないまま朝日を眺めては また今日が始まることが恐ろしくて泣いていた
腫れた酷い顔を他所行きに整えて 一体誰の為に粧してるのかな
そんな重い夜を背負って 適度に良い愛想を保って
当然の失敗と叱責 たまに隣人の尻拭って
今日も元気に笑ってるね 今日も悩みなんてないのね
今日も明日も...セーブ 歌詞
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未成年雑記/GUMI
いつしか私もたくさんの愛と目と解を知りました
もう喃と話せど可哀と言われる そんな甘味は許されなくて
伸びてゆく手足が痛いんだと あなまだ小さくいたいんだと
駄々を捏ね 地団太を踏むことも萎えた体にはどうにも辛いのです
叶えたい夢は捨てました 身の程に合わぬものでした
口一杯に...未成年雑記 歌詞
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ヒューマニックオートマタ/初音ミク
サアサア皆様 御機嫌様 狭イ狭イ世界ノ凡々サン
九十九折リ アリ 侍リ 道ノリデ 人生ハ取ッ散リカッテオリマス
相対 神様 御仏様 其ノ上ニ"天(ワレ)"作リ掻ク胡坐
神楽 神輿ノドンチャン騒ギヤ サゾヤ チッポケ前頭 パッパラ合唱
切捨放免
花一匁デアノ子ガ欲...ヒューマニックオートマタ 歌詞
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イグノランティア/GUMI
明日を待つ少年少女は謳った
「蠅すらも寄らないこの街は祈りによって清く保たれ近いうちに草木も茂ります」
風が吹き翻ったモンクローブの隙間から
赤黒色に膿んだ紋と肘から先の無い躯体が覗いていた
とある新興宗教徒が語った
「月三十のダーナによって死んだ娘も別れた妻も皆戻り幸せ...イグノランティア 歌詞
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夏に枯れる/音街ウナ
昨日吐いた嘘が喉に絡まって息苦しいばかりの今日だ
明日を待っても良い事は無いから明日ごと消えろと願っていた
夏の日は本当眩しくて日向には居られないと思い知った
惨めに蹲る身体に蝉のヤイヤイと鳴く嗤い声が響いた
大人になんてなりたくはなかったが時間が強いてくるから
焦って落とした...夏に枯れる 歌詞
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「今度、気晴らしに映画でも。」/GUMI,音街ウナ
少年の瞳とか 夏の思い出とか
学園ドラマとか ラブコメディーとか
失ったものが全部そこにある気がしてさ
目を合わせられないや 本当にごめんな
憧れがあった 人助けがしたかった
多くは他人の為 時に私の為
だけども知れば知る程近付けば近付く程
見えち...「今度、気晴らしに映画でも。」 歌詞
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プロビデンス/GUMI
曖昧なverse 有象無象巻き込み空っぽな壺を崇め止まない老婆
無常 五臓を痛めつけ我先に輪廻を抜ける皮肉なchase
自称偶像を掲げ誇らしげに見世物客を説くプロフェッター
「非常時情事にしか興味ない」と話し赤子をあやす
絶体絶命 テンションは最高潮をkeepして
急転直下 ...プロビデンス 歌詞
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不死身の心臓/初音ミク
いつの間にか私も私に追いついて
絞られた音が妙に耳に馴染んで 聞こえたりして
答えは今も見つかる目処が立たねえ
どうしたら音楽で人が救えるかとかね
まあ無理かもね
薄い月を追って歩く人に混ざって
週に一度恒例の車輌点検 今日は遅延デー
電車の中ってなんか顔色悪くね?
ファンデ...不死身の心臓 歌詞
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コンティニュア/初音ミク
身体ばっか大きくなって 下を向く癖が抜けない
今もまた蹲ってさ なあ
主人公はいつだって 泥臭い中で光っていた
きっと私達じゃないよな わかっている
ほら今も何処かでヒーローを讃える歌が聞こえる
君じゃない誰かが 君じゃない誰かへ 歌う歌が聞こえる
そんなもの掻き消してしま...コンティニュア 歌詞
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何者として/初音ミク
君が選んだその明日に何も及ぶものなどないさ
君が流した汗も涙も全て君だけが背負っていくものだ
過去を悔やんだあの歌や ただ死を望んでいたあの歌の
君が背負う欠片の一片で私は
何者になれたかな
「十年後の私へ、元気に過ごしていますか?
友達や恋人に恵まれ毎日笑顔で生きれてますか?...何者として 歌詞
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SAIVOR/初音ミク
「明るい歌は苦手なんだ、光に当てられ消えそうになんだ。」って君は寂しく笑う
何度だってやった 全力でやった それでも届かなかった夢の
燃えかすを今でも両手にそっと握り締めて
未来 理想 希望そんな言葉で頑張れとか 諦めるなとか
無責任なことを言うんじゃないよ 拾い損ねたもんを...SAVIOR 歌詞
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シルバーコード/初音ミク
こうやって君に話しかけるのは何度目だっけ?
「もう十年来の付き合いだ、伝えたいもんも粗方終わったろ。」って
寂しいことばっか 悟ってばっか あの頃の瞳はどこへ行った?
「潰れてしまった。」何てまたそんな嘘ばっか吐き捨てて
長い長い時間をかけて育てたはずの哲学に
自信はも...シルバーコード 歌詞