peZro Zeroの投稿作品一覧
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これが恋かな なんて思った時期が僕もありました
でも違いました だって別に君に彼氏がいたって無問題
ならば愛ですか? いや違いますね 君は愛も知らないし
恋を知らず愛を知るって? そりゃ無理な話ですね
好き!って言って見ていってドキドキして
恋!って言って行っていってワクワクして
愛!って逝って言っ...恋マイナス心、プラス
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夢みたいな この世界は 心なしか 寂しそうで
あの子供も 今日はいないな 路地裏では猫が鳴いた
ずっと 続くなんて ことは 思わないけど
やっぱり 少し 寂しいものね 空が開いた
神様でも 寂しがるの? 触れる肌は 震えていた
大時計の 鐘が止んだ これが最後の鐘だった
陽が沈み 夜が来ても 朝は...旅路の果て
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まるで 夢の終わりみたいなのね
まだ醒(さ)めたことも知らないようなままの世界
揺らめく 灯篭 藍色の雪
敗れた先の頽れた(くずおれた)花
一人歩き続けては 何処へ行くのかも
知らぬ振りした私(しおり)
ゆらり、あなたみたいな形したまやかしがいるの
まだ醒めたくないのね 悪夢
あの時別れたはずだ...SHIORI
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からり乾く空の下
ゆらり騒ぐ草いきれ
僕の持てるこの翼
空は酷く遠く見え
吐息殺してまだ苦しみ
夢は先回る事知れず
「未来見て笑え」と飛び去る
あの人の影は見失い
追いかけも逃げ出せも 目で追うことさえできずに
夢ならば変わるかと 思う先に光は見えずに...翼葬
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期待とかない 嫌いとかない まだ自我を以て
君がどうとか 僕がどうとか はどうでもよくて
痛いことだけ 僕が飲んだら 君は幸せでいられる?
神様だけを 信じるならば 僕に君はもう いらない
嗚呼 僕らが飛んだ御伽の君はまだ夢の中 飴色の礫(つぶて)を探して
(...明日、死す。
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夕焼け自棄だした(やけだした)
後悔を今日も溶かして小さな悲鳴と
相対(あいたい)逃げ出して滲んでく この心
まだ許さないとか虚構だとか
また下らない妬みを混ぜて作られてく
才能に縋りたくてそれはただ言い訳? 持ち出せるもの何もなくて
もう全部消したい
床についた踏み跡を辿ってもまたいたずらな心ば...サンセットコード
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それじゃさよならと 言ったあなたには なんで私が映ってないの
ゆるりと手を振った瞳震えてる なんでそんなに泣きそうなのよ
コップに注(つ)いだサイダーが あなたの後ろ姿写した
泣いてるあなたのことなんて私は分かるんだから
それじゃさよならと 言った僕の目は 君の姿を見せてくれない
違うこんなこと言...さよならの愛
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揺れる葦 蒼い空 あの空虚の中 殺された糸と 影法師 指切り
した指 いた君 夢現(ゆめうつつ)かも知らず
「さよなら」 欠けた声 見てた夢 ただ仕舞いこんだ 揺れるゆりかごと
君の腕 見えない 幻想と 妄想で 良いように作り替え
好きなの 好きだよ 都合いい言葉と 嫌だな 嫌いだ と何度言え...Never Ending Nightmare
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息を止め見上げる空赤色に色付き ただ音もないまま壊れて消える
地に落ちた思考に 幻想を求む足跡
夢から醒めないまま ゆらり、生き続けて
夕闇の中光る街燈の明かりで 醜い心だけが写し出されてく
いらない、いらないこの音が僕の感情を邪魔する
対になる言葉だって正しく機能しないし
知らない知らない君の事...青い鳥は幸福じゃない
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冷たい雨が頬にあたる 窓に映る泣き腫らした目
こんな思いをするのならばあなたのこと忘れられれば
あなたのいなくなった場所で 透明なサイダーを飲んで
それでもこの雨だけは どうしても止んでくれない
ぽつぽつと コップの中 泡の中
浮かぶあなたの横顔と 残していった言葉だけが
きらきらと はじけ...ぽつぽつと、雨
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ふわふわりととばす
僕から送る小さなハート
猫に囲まれほほ笑む君
僕も話したいけど
まただめかもね
君を見るだけで僕は
心の底から幸せだから
君と目を合わすことも無理さ
君のそばの猫にもヤキモチだらけ
明日はなしかける予定…...ネコとあのコとイヌ派のボクと
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草の緑の上走る 真夏の香りを纏った風が
また少し大人になった 私のスカート揺らして逃げる
この丘の上から見える景色 子供の時のまま変わらない
そのままで
あの日摘んだ花の名前なんて 何年もたってもこれからも
知らないまま 歳を重ねてゆくけど それでも
この丘に吹く風変わらない
大人になって知った涙さ...この風とともに
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ねえ あの指切り 今もまだ覚えてるの?
背中合わせのあなたは小さく笑っている
私の指は行き場もなくあなたへと
覚えているよ 指を絡めあなたは答える
本当?
愛だとか恋だとか そんな言葉で私のこの気持ちをまとめてしまわないで
こんなに溢れだしそうな名前もない感情を持ったのは初めてなのよ
ねえ 不安なの...明けない夜
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切ったばかりの髪を少し気にしながら 麦わら帽子をかぶる
向かうのはあの潮の香りの先へ 夕焼けが照り返している
火傷をしたような 服の跡 なぞるように蜩の声がしてる
砂浜に流れ着くシーグラス手に 一人夕日を眺めている
さざ波の音は 耳をくすぐって 気持ちは昂る
砂の上に書いた愛の言葉は 波にさらわ...海に恋する
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この世に渦巻く 理不尽を知りながら 愛の居場所を 探し始めていたんだ
僕らは世界の言いなりにはならない 何もいらないから これだけは
叫べ
愛を知って 哀を知って まだだよ もっと頂戴 もっと頂戴 まだ足りないんだよ
半端な愛ならごみ箱に捨ててしまおう
本当の愛はどこにあるの
この世に渦巻く 理不尽...アイのかくれんぼ
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空に浮かんでいる 紅い月の下 街だったものがそこにはあった
ここで生きた証 あの手の温もり 瓦礫の中に葬られていく
僕だけがいるこの瓦礫(まち)の中で 僕がいる理由がどこにもなくて
何度失えばいい? 何度叫べば取り戻せるの?
答えはないって 分かってたよ 月明かりの中
手に握っていた 力の証明が 零...Power of Sword
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黒く光る円盤 針を落としたなら
ゆっくりと回り出す目の前にあの頃が流れる
ノイズが混じるのも きれいな音も全部私の音楽だから
聞きもらさないように大事に聴こう
どこかに行った大切だったもの なくなった分今を愛せるように
私だけのものの中は変わっていくものと
これからもずっと変わらないものであふれ...Recording History
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何処からか哭いた(ないた)自己愛の塊が 噴き出して僕の精神を蝕むんだ
人は皆(みな)自己愛に酔って歩いてて 他人(ひと)の上踏んでもまるで知らんぷり
欲しいもの 廃棄物 色々あるけれど 僕が今欲しいのはインチキのナイフ
翳しさえ(かざしさえ)すれば皆(みんな)は足の下 手を汚しながら 人を切り裂いて...Complex Heart
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自転車で風の吹く丘を駆け下りた キラキラ輝く君に早く会いたかったの
少し曇りそうな空も あなたがいなかったことも 全部この空に溶かしてしまいたくてあなたを探していた
真夏の太陽抱きしめて 僕は 輝く君を追いかけてた ほら
真夏の太陽追いかけて 私はあなたを探しているから 待ってて
大きくそびえる入道...真夏のプリン(仮)