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  • ReAct  1  ※2次創作 閲覧数:227
    2013/12/07
    15:16

    THE PRESENT ≒ SIDE:γ
     今、温もりが消えさってしまったその場所で、三人の男女が立ちすくんでいた。
     それは宵闇、ちょうど日の沈んだ時刻だった。その瞬間、まるで時が止まってしまったかのように三人も動きを止める。ビルの屋上。つい先程まで、外周をぐるりと取り囲んでいるぶしつけなフェンスの向こうの世界では、遥か彼方に沈みゆく太陽が見えていた。その夕陽が消え去った今、彼等を温めるのは自らの、そしてお互いの体温の他に何も無かった。聖夜も近づく師走の頃、大気というものは日光が無くなればすぐさま肌を刺すような冷たさへと変貌する。

  • ACUTE 11  ※2次創作 閲覧数:1,390
    2013/12/07
    14:56

    THE PRESENT the second half of side:C
     マンションの一室の扉の前で、ミクは深く深呼吸をする。
    (ルカ。分かってる……よね)

  • ロミオとシンデレラ 43 ※2次創作 閲覧数:1,012
    2013/12/07
    14:10

      coda Grandioso
      11.
    「海斗くん。海斗くーん!」

  • Japanese Ninja No.1 第26話 ※2次創作 閲覧数:170
    2013/07/21
    20:39

     26.
     ええと、なんというか、その。
     あえて結論を省くが、その後、二週間ほど寝込んだ。というか、まだ復帰してはいないのだけれど。

  • Japanese Ninja No.1 第25話 ※2次創作 閲覧数:91
    2013/05/06
    00:35

     25.
     そして私は、瞳を開いた。
     いろいろと覚悟を決めて、私はすっと見上げる。目の前の階段を下りてくる裸マフラーの、その背後に君臨する女帝を。

  • Japanese Ninja No.1 第24話 ※2次創作 閲覧数:129
    2013/05/06
    00:26

     24.
    「そこの変態に、辱めてもらいましょうかねぇ」
     想定以上の、もはや鬼畜でしかないその内容に、私の思考は停止した。

  • Japanese Ninja No.1 第23話 ※2次創作 閲覧数:49
    2013/04/29
    14:53

     23.
    「ルカちゃんたら、あたしに断りもなくいろんな子をたぶらかして、困った子ねぇ」
     咲音先輩は視線の恐ろしさをまったくゆるめることはなかった。それどころかさらに恐ろしくなっている気がする。

  • Japanese Ninja No.1 第22話 ※2次創作 閲覧数:52
    2013/04/29
    14:44

     22.
     その先輩は、現役高校生にしてアイドルの頂点に君臨している。
     画面の向こうにいる姿はあまりにも華々しく、手の届かない遠くにいる人だということを私たちは否応なく実感させられてしまう。

  • Japanese Ninja No.1 第21話 ※2次創作  閲覧数:67
    2013/04/29
    14:28

     21.
     私たちはようやく全身ロープマフラー男のもとに追いついた。
     だが、やつの目の前には下着姿で寮内を歩き回っていたという、控えめに言って恥じらいが足りない下級生の女の子がいた。現状では未だ学園内の歌姫という立ち位置ではあるが、将来的には間違いなく世界に羽ばたくであろう技術力と才能を持ち合わせ、恐れ多くもあの女帝を超えると言っても過言ではない才覚を持った逸材である。まぁ、あの、その、胸のサイズはともかくとして、だが。……。……そんな人物が女子寮内とはいえ、そんなはしたない格好で歩き回るのは本当に謹んで欲しい。ほとんど盗撮に近い彼女のブロマイド写真が、男子生徒の間でどれほど高値で取引されているのか知らないのだろうか? 私のものに比べればやや金額は下がるものの、あれは正直に言って学生がやり取りする金額ではない。そんなブラックマーケットが存在している現状で、彼女の今の姿が盗撮でもされてしまえば、学園の男子生徒の九割は狂喜乱舞して我先に手に入れようとするに違いない。いや、そうでなくても盗撮は犯罪なのだが、いったん出回ってしまった写真を完全に処分して回るのは非常に難しい。私もさんざん苦労したあげく、よほど悪質なもの以外は――普通の制服に、各種授業や行事でせざるを得ない服装などだ――ほとんどあきらめてしまった。彼女は自らの容姿がどれほど周囲への影響力があるのか理解していない。正直に言って、あれが我が学園に君臨する女帝と、さらには私の後を継いでいくことになるであろう人物だとは思いたくない。これは徹底的に彼女を教育し、しつける必要がありそうだ。

  • Japanese Ninja No.1 第20話 ※2次創作 閲覧数:53
    2013/01/25
    19:30

     20.
     なんということだ。
     なんということだ。

  • Japanese Ninja No.1 第19話 ※2次創作 閲覧数:52
    2013/01/17
    22:04

     19.
     余ったロープでこの裸マフラーを再度ぐるぐる巻きにしたものの、こんな物体を私の部屋に入れたくなかった。なので、一階の入口付近にある談話室へと連行した。
     本当なら女子棟の外――例えば、男子寮生と兼用の食堂なんかだ――にしておきたかったのだが、夜の八時半を過ぎると、女子棟の入口には鍵がかけられ、出入りができなくなる。女子寮生の門限的な意味合いと、部外者の侵入を防ぐ意味合いとがあるわけだが、昨日と今日と、るかと裸マフラーの侵入を許している時点で、部外者の侵入に対しては意味をなしていないことが明白になっている。ともかく、その時間を過ぎてしまっているため、出ようにも私たちが女子棟の外に出ることができない。変質者を捕まえた手前、平常時のそういった決まり事を守る必要もない気はするが、そこはそれ、優等生のサガとでも言うべきか。そんな理由で、なおかつ誰の部屋でもない場所を選んだ結果が、談話室だったのである。

  • Japanese Ninja No.1 第18話 ※2次創作 閲覧数:78
    2012/12/24
    00:02

     18.
     それから、約一時間半後。
     巡音学園椿寮女子棟風呂場から、その声は漏れ聞こえてきていた。風呂場で反響しているせいか、声は意外に大きい。外にいても、少々耳をすませていれば会話の内容を把握するのはさして難しい事ではなかった。

  • Japanese Ninja No.1 第17話 ※2次創作 閲覧数:93
    2012/12/07
    22:24

     17.
     そして再び、私の自室にて。
     グミと二人で変態忍者を校内から運び出したのはいいものの、行き先に困り、結局、私の部屋まで連れてくる羽目になってしまったのだった。

  • Japanese Ninja No.1 第16話 ※2次創作 閲覧数:49
    2012/10/29
    22:57

     16.
     ようやくあらわれたるかを見て、私はなによりもまず、うつむいて深く深くため息をついてしまった。
    「御館様。ど、どうしたのでござるか?」

  • Japanese Ninja No.1 第15話 ※2次創作 閲覧数:45
    2012/08/28
    20:49

     15.
     それから、放課後になるまでるかは姿をあらわさなかった。
     逃げるようにしていなくなったるかに、しばらくして我に返った初音さんは猛烈に怒っていたが、なんというか、初音さんのヒートアップがすさまじかったせいで、私は逆に冷静になっていたような気がする。

  • Japanese Ninja No.1 第14話 ※2次創作 閲覧数:41
    2012/08/28
    20:37

     14.
    「そこの席、空いているかな?」
     ――卑猥な発言が一段落した頃。

  • Japanese Ninja No.1 第13話 ※2次創作 閲覧数:82
    2012/08/28
    20:38

     13.
     まずい。
     いや、なにがまずいって、半年も更新を途絶えさせてしまったことだ。いや違う。半年どころではない。違う違うそうじゃない。また話をなにも進めないままに一話を費やしてしまったことだ。

  • Japanese Ninja No.1 第12話 ※2次創作 閲覧数:140
    2011/10/30
    21:01

     12.
    「じゅるるるるっ、ずびーっ、もぐもぐごくん。じゅるるるるっ、じゅるるるるっ!」
     翌日、昼休み。

  • Japanese Ninja No.1 第11話 ※2次創作 閲覧数:109
    2011/10/30
    20:48

     11.
     シュパン、という空気を切り裂くような風切り音が耳に届く。
     その特大の十字手裏剣は、私、グミを通り過ぎ、袴四人衆の隙間を抜けて、裸マフラーへと迫ったかと思うと――

  • Japanese Ninja No.1 第10話 ※2次創作 閲覧数:78
    2011/10/30
    20:23

     10.
    「覚悟ッ!」
     私の背後にいたるかが、およそ三メートルほどの距離を、予備動作なしで一足飛びに跳んだ。この馬鹿の身体能力には、やはり侮れないものがある。とても残念な事実だ。

  • Japanese Ninja No.1 第9話 ※2次創作 閲覧数:132
    2013/01/17
    22:06

      9.
     怒られてしまった。
     いや、誰にってそれはもちろん書き手にだ。

  • Japanese Ninja No.1 第8話 ※2次創作 閲覧数:129
    2011/10/10
    19:52

     8.
    「お嬢様。危惧した通りの事態にございます。第七話は文庫本換算で約十二ページ、つまりは今までで一番の文章量を費やしているというのに、なに一つとして話が進んでおりません。わたくしといたしましては、今後のことが心配で心配で仕方ありません」
    「なにを言っているの。こいつが洗いざらい話すと言っているのだから、ずいぶん進んだわよ。ねぇ、初音さん?」

  • Japanese Ninja No.1 第7話 ※2次創作 閲覧数:136
    2011/10/10
    19:37

     7.
    「さて、とりあえずは事情聴取といきましょうか」
     ――引き続き、グミの部屋にて。

  • Japanese Ninja No.1 第6話 ※2次創作 閲覧数:176
    2011/08/03
    22:11

     6.
    「お嬢様、落ち着いて下さい。敵はまだ倒れてはおりません」
     感傷に浸っていた私を、グミの声が現実へと急激に引き戻す。

  • Japanese Ninja No.1 第5話 ※2次創作 閲覧数:112
    2011/08/03
    22:04

     5.
    「さあ、その両手をどけてごらん」
    「あ、あの……巡音先輩、あたし、まだ心の準備が……」

  • Japanese Ninja No.1 第4話 ※2次創作 閲覧数:147
    2011/08/04
    20:45

     4.
     私は気を取り直して(さっきのやり取りを無かったことにして)立ち上がる。
    「グミ、奴はどっちへ?」

  • Japanese Ninja No.1 第3話 ※2次創作 閲覧数:387
    2011/06/15
    21:51

     3.
    「全員、武器構え」
     静かに、我ながらなかなかに澄んだ声で、私は言う。呆然と立ち尽くしたままだった袴四人衆は、私の声に慌てて竹刀と薙刀の切っ先をあげ、紫とピンクの変質者に向ける。

  • Japanese Ninja No.1 第2話 ※2次創作 閲覧数:115
    2011/06/15
    21:38

     2.
    「行くわよ」
     低く、静かにつぶやいてドアノブに手をかけると、私は袴四人衆の返事を待たずに脱衣室のドアを開けた。

  • Japanese Ninja No.1 第1話 ※2次創作 閲覧数:265
    2011/06/15
    21:33

     1.
     午後七時三十八分、巡音学園椿寮女子棟。そこは、まさに戦場だった。
    「グミ、状況報告を」

  • ACUTE 10  ※2次創作 閲覧数:636
    2013/12/07
    14:07

    THE PRESENT the first half of side:C
    「ん、ん……」
     ベッドからそんなうめき声が聞こえてきて、ルカは背後を振り返った。

  • ACUTE  9  ※2次創作 閲覧数:550
    2013/12/07
    14:07

    INTERMISSION2 M-mix
    「……。そう、そういう、こと」
     自分の部屋に座って、会話の途中で唐突に通話の切れたケータイを冷ややかに見つめ、ミクはぽつりとそう言った。

  • ACUTE  8  ※2次創作 閲覧数:541
    2013/12/07
    14:06

    INTERMISSION1 L-mix
    「はぁ……」
     なんとか寝たままのカイトをソファに横たえて、ルカはため息をついた。

  • ACUTE  7  ※2次創作 閲覧数:594
    2013/12/07
    14:05

    FLASHBACK6 after-side:B
    「もしもし」
     てっきりカイトからの着信だと思っていたルカは、ミクから電話が来たということに少なからず動揺していた。そのタイミングの良さ――ある意味では、それはタイミングが悪かったのだと言えるかもしれない――に、言い知れぬ不安を抱く。

  • ACUTE  6  ※2次創作 閲覧数:509
    2013/12/07
    14:04

    FLASHBACK5 L-mix side:B
    「はぁ……」
     ため息をついて、ルカは留守番電話サービスにつながったケータイを切った。

  • ACUTE  5  ※2次創作 閲覧数:489
    2013/12/07
    14:02

    FLASHBACK4 K-mix side:B
     気付けばかなりの時間、そのバーでウイスキーを飲んでいた。
     時計を見て、慌ててカイトはそのバーを出てきたのだ。

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