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メッセージ
3-2. [ごめんね、実験で手が離せなくってさ。今日……もう昨日かな。……とりあえず学園祭の仕事お疲れ様!] 海斗さんから、そんなメールが返ってきたのは、深夜の三時を過ぎた頃だった。
Spiritoso 3-1. 結局、最後までステージにつきっきりになった挙句、後片付けまでやっていたら、家に帰り着いた頃には夜の十一時をまわっていた。
2-6. 結局、たこ焼き一つと焼きそば二つをおごってもらってしまった。量が多いのは、愛の分も買ってくれたからだ。 「実行委員なら、結構忙しいんじゃない?」
2-5. 「あ、あのっ!」 息を切らせて、半ば叫ぶようにしてかけた私の声に、目の前の三人はびっくりしたようにこっちを見た。
2-4. 翌日、神崚大学附属神崚高校学園祭当日。 一応、学園祭実行委員と生徒会は別ものということになっているけど、実際にやってることは実行委員と全然変わらなかった。今日つけている腕章だって、生徒会じゃなくて実行委員って書いてあるし。こっちの仕事のおかげで、クラスの仕事はしなくてもいいことになってるけど、だからって空いた時間があるわけじゃないから、あんまりうれしくない。
2-3. 「そんなことがあったんだ……」
2-2. 教室を逃げ出して、生徒会室にやってきた。
Allegro con brio 2-1. 失敗した。
1-4. 「その子がやめてって言ってるの聞こえてるんだろ?」 その人が通りがかるのが五分早くてもダメだっただろうし、五分遅くてもダメだっただろう。その偶然に、私はこれまで信じてもいなかった神様に、初めて感謝した。
1-3. 私が通っている塾は、最寄り駅から少しだけ離れている。 駅から塾まで徒歩でだいたい十五分。行きも帰りも、いつも独りだ。
1-2. 私は神崚大学附属神崚高校の二年生。生徒会に所属している。 神崚高校はこの辺りではわりとレベルの高い公立校だ。神、なんて仰々しい漢字がついているけれど、別に宗教なんてちっとも関係ない、普通の進学校だったりする。
intro Andante 1-1. 『私の恋を悲劇のジュリエットにしないで
そして彼は、錆付き歪んだ剣を振りかざす そんなつもりは無かった そんな言い訳はもう遅い
そして彼女は、鈍く輝く銃身をこちらへ向ける 起きる撃鉄 響く銃声
僕が創ったこの世界 しばらくほったらかしにしておいた 僕が世話を焼くほどに
そこに見つけた思いの果てに 僕は何を見るだろう 悠久の平和?
しらないひとと かくれんぼ とおまでかぞえて
なんてことしてくれるの? あたしを虜にしておいて それはちょっとないんじゃないの