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メッセージ
9 ――曲が終わって、荒い息をつく。 他のメンバーはともかく、客席からの歓声は、俺の耳にはあまり届かなかった。
8 引き出しをあさってようやく出てきたピックを使い、弦をはじく。 チューナーの針が振れる。それは、音が低すぎて、正確な音にはほど遠いことを知らせていた。
6 「はーい。あ……あなたが。お待ちしてました。……どうぞ」 「……失礼します」
4 「あ。みーくんじゃーん」 「よぉ、カツ」
Ghost Rule 1 夜になっても眠ることのない街で、俺たちはたむろする。
6. 「一人だけ、暗い顔をしてるよ」 「それは、その……」
4. 「ミク姉ー。そっちはどう? こっちは歩いても歩いても岩石ばっかり。つまんないよー」 Sol-2413を周回するもう一つの星、惑星Bことファクと私が名付けた星からそんな声が届いたのは、それから1ヶ月あまりたった頃だった。
Sol-2413 二次創作 1. 朝起きたら、その日の気象データを確認してウラノスに報告するのが私の日課だ。
10 #include <memory.h> int main(void){
9 #includε <mθmory.h> int m@in<void>{
8 @includε <mθmory.#> iηt m@in<v0id>{
7 @inκludε <mθmor%.#> iηt m@in<v0iD>{
6 @inκludε <mθmor%.#> inλ rεmeωbθr (ye@r a,dÅy $)
5 #include <memory.h> int main(void){
4 #include <memory.h> int main(void){
3 #include <memory.h> int main(void){
2 #include <memory.h> int main(void){
メモリエラ 二次創作 1 #include <memory.h>
焔姫2(仮) 1 氷雪をたたえる山脈のふもと、干上がった荒野にある小さな都市国家。
7. ……。 ……。
6. 「柳君、私が君のことを許すよ」 あのとき、柳君の背中に告げられなかった言葉。
5. 学校が終わってから塾が始まるまでの、少しだけ空いた時間。それが私にとって唯一、自由と呼べる時間だった。 図書館に行ったり買い物をしたり、買い食いをしてみたり。それは一時間もないけれど、その短い間だけはささやかな自由を満喫する。
4. 「――でさ、それでね、あいつったらなに言ったと思う?」 「なに、またバカみたいなくっさいセリフ吐いたわけ?」
3. 「……」 昼休み。
2. 『うん……ごめん、大丈夫だから』 そんな風に言って、まるで拒絶するみたいに彼がうつむいていたのが、たった三ヶ月前のことだなんて信じられない。
Alone ※二次創作 1. 孤独。
エピローグ 王宮の奪還より、早二ヶ月が経とうとしていた。 王宮二階の広間には、剣の傷跡や落としきれていない血痕が残っており、あの時の凄惨さを物語っている。
第十章 06 「カイト!」 焔姫が男へと駆け寄ろうとするが、元近衛隊長が剣の切っ先で制する。
第十章 05 「な……んだとぉ?」 進む通路の先からそんな怒鳴り声が聞こえてきて、焔姫たちは顔を見合わせる。
第十章 04 「アンワル」 階段を駆け下りながら、焔姫が元近衛隊長の名を呼ぶ。
第十章 03 「……剣を抜け。戦じゃ」 焔姫の声に、皆が剣を抜く。
第十章 02 焔姫が再び立ち止まる。 声は発しない。だが、圧し殺しきれずに全身から漏れ出す殺気がありありと伝わってくる。
第十章 01 稜線に氷雪をたたえた峻厳な山脈が、月明かりの下にたたずんでいる。 山脈には草木などほとんどなく、あれた岩肌がのぞいている。
第九章 02 男と焔姫が、真夜中の街を走る。 民家の屋上を次々と渡り、二人はただ遠くを目指す。
第九章 01 あれから、三週間が経過した。 とある民家の屋根の上で、焔姫と男は星の輝く夜空を静かに見上げていた。