シラユキの投稿作品一覧
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優しさに包まれながら
あの日のことを思った
知らず知らずの内に嘆いてばかり
そんな日にさよならを告げて
どんな言葉も通り過ぎていく
届かない届いて欲しいと
上手くできない
どうしての繰り返しでそれでも
思い通りにいかない日も
全部愛していけたら...Fab
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窓から見えた景色
そこから風が吹いて
髪を揺らした
それがとても心地よかったから
ここにしようと決めたんだ
些細な言い訳をして
繰り返して
いつしか嘘になってゆく
誰も気づかなければいい
ここにいることも...窓の世界
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掌におちて溶けてゆく
雪の結晶を握ることは出来ず
すり抜けていく人も
去っていく人さえも
何も出来なかった
僕の手の中には何が残るのだろう
キラキラと舞っている
雪のようになれたら
少しは足を止めて
僕をみてくれるだろうか...キラキラ
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読み返す手紙には
あの頃を思い出させた
記憶も薄れていくのに
キミの顔が浮かぶんだ
やっとやっと
ここまで来たの
そっとそっと
振り返ってしまった
戻れないあの日々
嘆いているわけじゃないけど...思い出すのは。
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叶えたい夢なら数え切れぬほど
あるにはあるけれどそれだけで
自分には何かしらの特別な
物なんて物はありはしないんだ
おまじないをかけてあげる
そっと優しくしてくれたら
夜よ明けないでと思う度
朝が来るように願ってる
このままでどうかさいさせてと
心の奥底で叫んでる...おまじない
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待ち焦がれていたように
頬を掠める風
秋の知らせを僕らに告げる
乾いた空のように
心は揺れていて
置き去りにしていく僕だけを
僕らだけの世界で生きていけたら
このままこの心ごと抱きしめていよう
世界は回っていく
今日も明日もその先も...秋の風と僕をさらっていく
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朝起きて始まる今日はいつも通り
なのにちょっとだけざわめき出す心
おはようって声かける君の寝癖みたら
なんだか可笑しくてちょっとだけ元気でたよ
落ち込んでいても憂鬱な日でも
君のその笑顔が私を元気にするから
いつもありがとうなんて
改まって言えないけど
本当は思っているんだよ
愛しのベストフレンド...friend
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何気ない空を見上げ
光る花がただ一つ
どうでもいい願い事なんて
そこにはないように
時が止まったかのように
静まり返る世界で
魔法がかかったそんな
特別な夜だから
まるで僕と君だけの世界のように
指さす「キレイね」と空に映し出される大きな花...9月
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指先に
キラリ光って
そっとすくい上げた
その先に君の笑顔が見えた気がしたんだ
夏の終わり
夜空を星がうめて
また今年最後の思い出になる
あと何回
こんな風に一緒に
君と迎える事が出来るのかな...夏の終わり
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あの頃の僕らは
夢をみていた
疑いもしなかった
叶うと信じていた
あの時語り合っていた
その言葉に嘘はなかった
気づけばそれは
遠い夢だと知った
追いかけても姿形は見えなくなっていた...遠い夢
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花をみつめて
このまま時がたって
どこに行けば
また出会えるだろうか
暗い道歩いたさき
いつもの花を通りすぎて
そっと振り返るその先に
あなたがいたらなんて
咲き誇れ満開に
この道埋めるように...焦がれて
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さよなら言えずに
立ち止まっていた
君が振り返るその時からずっと
瞳から離れない
その表情が
そのせいで僕の心臓はいつになく
おかしいくらいに
信じられないほど
高鳴っていた
このまま...さよならなんて
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またここから動き出す
僕らの物語のような未来を
歩き進んでいく
夢描き隣に君がいれば
何も怖くない
だから離れないで
そばにいてと願えば願うほどに
募る気持ち流れていく
忘れることはない
この想いが瞬きだすんだ...リライブ
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ひとつだけしかない
この僕の心臓を
君とわけあえたのなら
ずっとそばにいられる
なんてそんなことを
考えながらすぎていく
この夏はもうすぐに終わってしまうのに
バカバカしいと君は最後まで笑っていた
そして夏に溶けて
君が溶けて...夏と溶けていく
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春の匂いが
僕らを急かす
今だと
思いを秘めて
息を吸った
流れる音に耳をすませ
合図をしたら
1.2の3で
踏み出そ
思い描いたような春になって...春
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何故かいいようのない
不安が押し寄せて
僕だけ置き去りのままで
過ぎさっていく人たちの
姿がだんだんと見えなくなっていく
暗闇のなか彷徨い続けて
光も見えない
届かない
諦めてしまえば楽になれるのかな
なれるのかな...Starlight
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近くて遠いそんな距離だ
手を伸ばせば互いに届く気がしてた
水平線なんて初めからなかったように
こんなにすぐそばにいる
朝昼夜いつでも
写し出す
君は僕で僕は君だ
溶け合って
恋しいな
あの輝きが...海を翔ける
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浮かぶ僕らこの世界に
どこに行き着く訳もなく
ただ彷徨い身を任せながら佇んでいる
戸惑うこともないままに
溺れるように沈んでいく
ほんのわずかに光ったそれをつかんでみたくなった
手を伸ばし息をした
キラキラ光った目が眩しかった
この広い空
まだどこまでもつづいていく...空を游ぐ
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耳をすませば
羽ばたく音が聞こえる
手を伸ばせば
どこまでも掴める
あの高い雲を超えて僕はいくんだ
君とみた夢の続きを叶えるために
また同じ景色をみるために
そう僕には君が必要だってこと
また繰り返していく
何度でも何回でも...ニードユー
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あの日みた景色は
カラと空が晴れていて
僕をそのまま連れ去っていくようだった
いつでもどこにいても何をしてても
僕のことがちゃんとわかるように
目印をつけていて
そのまま眠りにつく
朝起きて旅に出る
また君に出会えるように
こうして一人ぼっちの僕は...Alone
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夕暮れを見上げて
もうすぐ夜にかわる
この瞬間が一番好き
背中越しに見てた君の姿
何故か切なくて
声もかけれなかった
忘れられずにいる
君が見ていた
景色がほら
いつまでも...ラストウィンター
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今日も変わらない毎日を
過ごして嫌になって
それでも続いていくこの日々を
ピースサインして
こんな日も悪くないと
目の前の君がいう
単純なこの僕はそれだけで
愛しいと思えるこの日を
当たり前と思い込んでいた今日を
一緒に笑って泣いて怒っている...日々
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物語の最後は
ハッピーエンドって決まってる
未来へと紡いでく自分だけのストーリー
色とりどりの言葉
その一つ一つは
何気ないものばかりで溢れている
嫌な事があっても
負けない自分でいたいから
泣いても怒っても
素敵に変わって...story
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屋上から見るこの景色は
白い鳥たちが今飛び立っていく
理想にはまだ程遠くて
現実はこんなものだと
それでも目指しているもの
少しでも成れるように
思っている
甘くないものより
甘い物が好きだけど
今はこの位で...∞
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大丈夫心配ないなんて
それは口癖で
でもその言葉に何度助けられただろう
まだ見ぬ世界は怖くて踏み出せなくて
一人ならきっと諦めていた事も
君と二人なら
勇気を出せる
そう思わせてくれたから
君と二人夢を描いた
どこまでも繋がっていくように...future song
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ねぇこんな寒い日にはさ
きっと雪が降るよなんてね
見上げた横顔
つられて一緒に見つめていた
白い息をはいて
喉まででかかった言葉
今日も言えずに飲み込んだまま
どうやっても
素直になれないでいる
こんな私はどうしよう...淡雪
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空が近く感じるこの季節に
よみがえるのはあの日の記憶
忘れられなくて
優しい月明かりが足元照らし
静かなこの夜にただひとりだけ
キミの泣き顔ふいに
思いだすのは冬の空
夜空煌めいて流れていく
僕の頬
あの日交わした約束...散り花
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本当のことはね
いつも言わないでいる
それをわかって気づかない振りをしていたんだ
今日のことはね
ふたりだけの秘密だよ
そんな風に笑う君はどこか寂しげにみえた
赤に変わる信号に
立ち止まってゆく人の波
互いの視線が交差する
このまま時よとまれ...不器用
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パチンと弾けた
僕の周りで
半透明な泡のなか
君と目があった気がして
このまま遠くにどこまでも行けたら
そんな思いを込めて吹く
風にのって君の元へ
大丈夫大丈夫ふわふわ浮かんで
空に舞って
大丈夫大丈夫光線のように...シャボン
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セミの声がした一瞬で
引き込まれていた夏の世界
ああ、何度でも聴いていたいと思うんだキミの声は
駅のホームから
見上げた空は白く
木々は揺らめいて見えて
麦わら帽子が通り過ぎた
その瞳は青すぎる空色で
どこまでも広く写った
このまま連れていってほしいと思うほどに...セミの声
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ほらまた知らないふりした顔で
あっち向いてホイなんて
子どもみたいで
そんな君の顔を笑って見ていた
まだそっぽむいたままで
懐かしい思い出に浸りながら飲む
一杯のコーヒーは相変わらず苦いままで
子どもの頃と変わらない
同じ味をしていた
大人になったら...童心
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I need you
いつもどんな時でも
私を褒めていてほしい
I miss you
ずっと変わらないままで
いられたらいいのに
風が吹いて
髪をなびかせた
物思いにふけってしまう
また余計な事を考えている...I need you Love
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声が聴こえたどこまでも遠く
悲しく響いていた
足跡辿って目を閉じればそこには何も無い
微かな希望さえ見つけられずに
ただ立ち止まっている
このまま何処か別の世界に連れてって
僕は自由だ隠していた羽を広げ
誰も辿り着いたことの無い場所へ
羽ばたくために
僕の鼓動は僕だけのもの...Insight
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弾けとんだ一瞬
魔法みたいな世界に惹き込まれていた
自由に泳いでいるクジラは今日も
楽しそうに笑っている
その刹那僕は
胸が高鳴った空と海が交わるように
両手を伸ばして触れられそうだと
錯覚を起こしてしまいそうな程
まるで万華鏡のように
光に照らされながら...アクアリウム
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最後の夏が青い春を連れてきた
どうにかなってしまいそうなほど
胸がドキドキって鳴った
その音は花火にかき消され
届かないまま
一緒に弾けて空に止まった
そんな夏の日
みんなでお祭りに行こうなんて
君が明るく言うもんだからね
あまり興味なかったけれど...夏の日