チャバの投稿作品一覧
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「ちょっと遅いわよ男!」
「るせえな、お前らが速いんだろうが」
「お前はゆったり歩きすぎだマク」
「私たちもゆっくり歩きますから…」
そんなバラバラの会話が飛び交う午前10時頃。
彼ら、柔音クルリ、舌尾マク、銀音カナデ、罵声アビスは珍しく4人で外出していた。
映画を見たいと言うクルリの提案で始まった...FIGHTING GIRLS!(前編)
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何となく。
理由が明瞭でないときに良く使う言葉だ。
俺はいつものように家庭教師の仕事を終えて家路に着いていた。
もうすっかり夏の気配は消えた肌寒い気温を服越しに感じながら歩く。
何となく、最近何かがおかしい。
こうもはっきりしない気持ちはなんだか気味が悪いものだ。
ただ、思い出すのは先日の自分の誕生...何となくの理由
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「ふふふふふふ…」
買っちゃった買っちゃった!
前から欲しかったボーカロイド。
これで曲作ってカラオケに入って印税とか(夢もくそもない野望
とかなんとか言って、本当に歌作りたかったのが一番の理由なんだけど。
自分で歌う勇気もないし、ボカロの歌って好きになれるし。
私もそれに憧れて買ってみた。
ちなみ...01.VOCALOIDと私(こんにちは、ヤンキーのお兄さん)
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「またお前か」
「ああ?何だゴルァ」
家に帰ればあるはずのほうれん草のお浸しが冷蔵庫から無くなっていた。
犯人はアビスの幼なじみである舌尾マク。好きな食べ物は蜜柑。嫌いなものは特に無し。
「それは俺のだと、何度言えば分かるんだ」
「いーじゃねぇかよ。こんな盗られやすいとこに置いとく方が悪い」
「…自...不器用と鬼畜