A
地平の遠くの果てに そびえ立つその木
遥か古(いにしえ)からある 光りまとうその木

A
君と出くわした ムッとしたその表情
全く失礼するわ 睨(ね)め返す

触れて 熟れて 君の手で
この夜だけは 特別
甘く 溶かす サイドランプ

A
高く登る新月に 泡沫の時を重ね 妖星に身を委ね 瞼を閉じた 月下美人
涙枯れても叶わぬ 待つ宵あけて残るは 頬で乾いた涙と 心に募る切なさ

A
目覚ましの不発から始まる 私のHappy Life？
枕元の参考書 鞄につめこみ全速力

１番
何かと 便利な世です
大抵のことは どうにかなるし

一番
ただ無情に照る くどい朝陽(ひかり)
どこをどうとれば 希望なのさ？

A
煌々(こうこう)と光る街
のびる私の影は哀し

1400兆分の1
ふとただの広い 青空を仰ぐ
自分を吸いこんでほしいなんて

待宵草(まつよいぐさ)
ほのかな恋は 朽ちてく
その花は咲く 強く 淡く

Summer Pop
〈１番〉
授業おわって 伸びをして ふいに

１番
炎天下 ギラリ かいた汗 キラリ
透きとおる 真っ青な空が 眩しい

薔薇の色ぬる兵士部隊 彼らの中心で 指揮をとる彼は
たった1人の 私の 私の 誰より可愛い 弟よ
目に入れても痛くない 私の愛及屋鳥の 何が悪いの？

A
出会いの あの日の瞬間 僕は君の 瞳みて
一瞬で 恋におちたよ