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オンガク
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透明な 引力を 湛えた空に 鬱屈を 混ぜ込んだ 微睡の午後 気が付けば 傷口は消えてしまって 残る澱は何を意味するのだろう 碧霄 虫の声 七彩 どうして 離れてゆく まるで 中空に 停止した観覧車 壊れてゆく 落ちたベールは 未来を示すような 冷たい 夏の日の逍遥のように...
逍遥