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オンガク
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上下左右、どこを見ても白一色。 自分が今いる場所が水平なのか垂直なのか、時計の針はどの数字を指しているのか。 地点や時間という概念がない世界に、ただ「 」という存在だけがあった。 そこは泣きたくなるほど白くて、何もない場所だった。 何をするでもなく、無為に日々を過ごした。 何もない空間、どこまで...
ここに在る、ということ。