蒼彩 瑞季の投稿作品一覧
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『失墜のイデア』
作詞 蒼彩瑞季 作曲 未定募集
脆く儚く砕け散る 鏡合わせの理想
痛い…痛くなんかない
軋む身体抱き締めて ノイズ遮断
見たくもない現実と結末を上から
見下ろす
どれだけの夢と努力積み重ねても
定められた道は一つしかなくて
アルゴリズム演算 嗚呼…...失墜のイデア
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『陰鬱の國のアリス』
『割れた皿からこぼれ出す緋色』
救い上げるためのスプーン探す
ここにはナイフとフォークしかないの?
食べ方が汚いとあんなに
言われたのに
私はみんなみたいに楽しそうにしたかった
『笑わず黙って食べなさい』
『美味しい』
もうそれも嘘...陰鬱の國のアリス
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XⅡ~Twelve~
蒼彩瑞季
貴方にとって私は幻。
近い様でとても遠いモノ
退屈しのぎ見つけたその場所で
出会ったのは夢か幻か?
交わすたわいもない会話に
ふと陰る影
光射す指間(ゆびま)に透ける蜃気楼
哀しそうに微笑う(わらう)君に...XⅡ~Twelve~
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『ミカヅキと猫』
静かに去ってゆく足音に
耳を澄ませて
ひゅるりひゅるり
巻き戻したテープみたいな
風が吹く
もう二度と再生されない
レコード抱えて
知りもしない時代の
ノスタルジー浸る...ミカヅキと猫
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『出来合いの命』
息を吸って吐いて食べて眠って
起きて働いてまた繰り返し
出来上がった感情で未完成な心で
お湯を注ぐように注がれ弾けた
まるでインスタント出来合いの命
不具合発生確認したなら
あとは計画的にいつゴミに出そう
『貴方の代わりなんているのよ』
口に出さずとも理解るのに...出来合いの命。
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ゲームイズオーバー(仮)
妄信的願い甘え
決して手に入らないモノ
『望むべきじゃないのに』
満たされていれば
見放されることなんてないのだと
わかってたのにね
無理矢理吊り上げた口角と
『何でもするから』
常に明るく奉仕を祈り捧げて...ゲームイズオーバー(仮)
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喘鳴(ゼイメイ)
唾液で溺れた布のなか
カエルみたいに泡噴いてさ
精々全員 理論整然
口開けて待ってろ
堕落 怠惰 許さない社会
息殺して 自我も死ぬ
悩むだけ無駄
無惨に暗転好転もしない
今どきガラス割って満足か?...喘鳴(ゼイメイ)
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無名の花 詩曲蒼彩端季*feat鏡音レン*編曲ななち(敬称略)
* Re
聞かせてその声透明な
『花の色は淡く』
たとえ何度踏まれても
その花は強く強く
咲き誇り そのたび
輝きを増していった
...無名の花