mieuxの投稿作品一覧
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穏やかな陽射しの中
振り向き微笑んだあなたの
瞳が映した空は
青く透き通る夢
あなたの無垢な言葉が
私の胸 締め付ける
優しさに触れるほどに
心の中が軋んでる
悪い夢の中ならば
あなたはそばにいてくれるの...【巡音ルカ】Ambivalenz【オリジナル】
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地平の向こう続いてる 朝陽の路 辿りたくて
迷子のように震えてる 足を踏み出した
無邪気な笑顔 祈りの声 見知らぬ街 歩いた夢
小さな花の蕾たち 囁きかけてる
その腕を広げて 生命を抱きしめる
星は廻り続ける 朝陽を迎えるため
大地と空の切れ間には虹の卵が生まれてくる
そこから孵化した雛たち 羽ばた...【巡音ルカ】GAIA【オリジナル】
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私の知らない私に逢いたくて
知らない街へ向かう列車に飛び乗るの
もうすぐ窓から海が見えてくるね
レールの刻む音が私に囁くの
隣に座る幼い少女が夢中の
絵本にどんな夢を重ねているのだろう?
私がどこかに忘れたあの夢は
レールの繋がる先で見つかるかな?
列車はトンネルを抜けてゆく
陽射しに煌めいている海...【巡音ルカ】Journey【オリジナル】
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真夜中 サイケな風景 窓から流れてく
高速で駆けるハイウェイ 近づくジャンクション
誰かがコースを外れる レースはこれまでと
空回るステアリングが夜明けを呼び込んだ
Baby Baby もう終わりかい?
空っぽの頭で
Baby Baby 笑わせるよね
追い立てるサイレンの音 どうにか逃げ切れば
目の...【巡音ルカ】DREAM DRIVE SIMULATOR【オリジナル】
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夜明け前 僅かな時間
この街は静かに眠る
ありふれたドラマを抱いて
夢を見るスカイスクレイパー
華やかな虚飾を纏い
着飾るの ネオンライトで
擦れ違う 見知らぬ誰か
ピエロたち 紡ぐ物語
見上げる景色は夜空へ
飲み込まれてゆくオブジェね...【巡音ルカ】PLASTIC TOWN【オリジナル】
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砂漠の中をただ歩いていた
足元の砂に一枚の白い羽
それは幻 手に触れると消える
だけど背中には白い翼が
私の体は空へと浮き上がる
はるか遠くにはオアシスが見えていた
私は飛んだ たとえ蜃気楼でも
向かい風の中 瞳 開いて
誰かが呼ぶ声が聞こえる
それは多分 空耳だろう ...【巡音ルカ】蜃気楼の街【オリジナル】
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初めて君と出逢った春の日は
穏やかな陽射しに花咲き乱れ
だけれど今ひとりで歩く路
冷たい風が吹いている
君が口ずさんでたあの歌も
目を伏せれば今でも想い出せるよ
見上げれば空には星がひとつ
優しい黄昏に包まれて
夢の中ならば君に逢えるから
もう眠りの中へ落ちてゆこう...【巡音ルカ】春【オリジナル】
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深い霧の中を歩いていた
視界塞ぐ白いベール
どうしてだろう 不安は感じない
包み込んだ静寂に導かれ
懐かしさにいつしか泣いていた
ドレス戦ぐ 風の調べ
忘れてゆく時間の刻む音
「もういいよ」と耳元で囁きが
誰かが握り締めた掌が暖かい
永遠のダンスを舞い踊る天使たち...【巡音ルカ】Transparence【オリジナル】
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今日も彼はいつものように海を見ていた
そして海の絵を描くことが彼のすべて
悲劇の島に朝陽が昇るこの景色は
変わることなくただそこに存在してる
けれど彼の瞳は驚き見開かれた
沖に向かう小さな船 男の姿
彼はそれを絵にするためキャンパスを立てる
昇る朝陽 海を照らし輝いていた
霧の向こうは荒れ狂う海
だ...【巡音ルカ】題名のない絵画【オリジナル】
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見ていた夢のその続き
いつから私は眠り続けてる
望んだはずの結末に
震えてる 涙 止められないまま
指先が求めても
還れない腕の中
微睡む朝の追憶は
戻れない現実を突きつけるの
目覚めたはずの夢の中
繰り返される同じラストシーン...【巡音ルカ】End Of Dream【オリジナル】
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目が覚めれば見知らぬ部屋の中
痛む頭 曖昧な記憶
震える指 何も掴めなくて
夢の中を泳いでるみたい
浮かんでくるメロディ 口ずさむ
不意に涙 溢れだしてくる
誰でもない 誰かに操られ
言葉さえも意味もなく響く
鏡の中の知らない誰か
戸惑いながら微笑んでいた...【巡音ルカ】Unknown Face【オリジナル】
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ある日 彼女は自分の未来を知る
誰かの手で鈍く光る刃
それが夢ではないという事を理解できた
決められた運命だと
そして彼女は逃れる術を探す
陽射しは残酷に時間を刻む
辿り着くのはいつも変わらない場所
彼女を嘲笑う歯車の音
何故と問いかけても答えは静寂ばかり
込み上がる笑いは閉ざした扉を開ける...【巡音ルカ】murder case -victim-【オリジナル】
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窓の外 見下ろす街 赤く染まる夕暮れ時
背中からあなたの声 振り向いても誰もいない
伸ばす腕は幻さえ掴むことができないまま
残された部屋の中も黄昏時 沈んでゆく
まるで確かめ合うように ふたりは
絡めた指先 求め合う
ふたりに許された時間はあまりに短すぎて
手を繋ぎあなたを見上げる時だけが幸せ
涙 ...【巡音ルカ】Sadness【オリジナル】
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昇る太陽が照らす 水平線の向こうへ
彼は漕ぎ出してゆく 小さな船に乗り
霧に閉ざされた島は誰かの掌の上
運命に操られ時間を繰り返す
波間を漂う船はまるで一枚の木の葉
頼りなく揺れている彼自身のようで
だけどもう気づいていた 決められた物語が
導く結末には救いなんてないと
霧の向こう その先には嵐の予...【巡音ルカ】旅立ち【オリジナル】
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あなたがどれだけ頭いいのか知らないけど
世界をシニカルに嘆くだけなら誰でもできる
諦めたければ別に何も言わないけれど
前を向いてるあたしを邪魔するのはやめてくれる
どんなに絶望しても未来は良くはならない
それなら足掻いてみても悪くないでしょ?
テレビのニュースで顰めた顔のアナリストが
やたらと危機感...【鏡音リン】Shout【オリジナル】
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夜が来ると客たちが集まり出すこの酒場では
今夜もまたこの島の出来事を語り合う
少し暗い照明と陰気な笑い声が包む
グラスの数 またひとつ少なくなったようだね
明日の天気の話も誰かが迎えた運命の死も
どちらも変わらない ありふれたいつもの風景だろう?
怯えてみても必ず朝は再び訪れるさ
そして誰も運命に飲...【巡音ルカ】酒場の風景【オリジナル】
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舞台は彼女の生きる場所
彼女のために存在してた
どんな役でも完璧にこなし
観客たちは魅了されてく
華やかなライトを浴びて
瞳に浮かべる涙だけで
鳴り止まない拍手に包まれ
誇らしげな顔を見せた
この時 彼女は廻りはじめてる
歯車の音に気付けなかった...【巡音ルカ】Actress【オリジナル】
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心の外には答えはあり得ない
心は肉体を超越できない
擦れ違う誰かが真理を見つける
恍惚に囚われ空へと舞いあがる
肉体が死んだら心も死んでゆく
ひととき 歓び 無言の哲学者
それは白く眩しい光
やがて視界を閉ざしてゆく
呼び覚ます意識は眠りを妨げ
結末へ導く 空へと舞いあがる...【巡音ルカ】哲学の棲家【オリジナル】
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あの日煌めいていた賑やかな光も
流れる時の中で静寂に変わる
まるでセピアの景色 夕暮れに滲んで
ふたりで手を繋いで歩いた記憶も
あの日出逢えたピエロも回転木馬も
ただ朽ち果てる時を待ち忘れられてゆく
夢あふれるこの場所で
また君に逢えるから
ここで出逢えた笑顔 よみがえる風景
もう一度 手を繋ぎ 瞳...【巡音ルカ】想い出の遊園地【オリジナル】
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彼は今日も机の前で
物語を紡いでいたんだ
彼を待ってる読者のために
たった一人の小説家として
彼が書くのはすべてこの島で
起きた出来事 事件の真相
人々はみんな 彼の小説で
事件のすべて 理解していた
彼は歴史の語り部でもある
彼の文字は年表に変わる...【巡音ルカ】Storyteller【オリジナル】
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朝と夜の狭間で微睡む
不思議な瞬間 曖昧なわたし
シーツの波 泳いだ夜には
濡れた髪が記憶を隠すの
柔らかな夢 その中で
初めて出逢う 懐かしい人
微睡みは優しい陽射しのようで
いつまでこのままこうしていたい
緩やかに色付く碧い光が
この部屋に運ぶの 不思議な朝を...【巡音ルカ】不思議な朝【オリジナル】
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揺らぐ景色 陽射しの中 眩暈覚え立ち尽くした
彼が見てた未来さえ彼の手にはないのだと
彼が握るナイフからは肉を抉る感触が
その時さえ受け入れた 彼女の顔 浮かんでくる
理由などありはしない ただ声が聞こえていた
汚れた手が温かい 消えはしないあの夜
帰れない道の途中 穿たれた虚ろな孔
うすら寒い現実...【巡音ルカ】murder case―murder-【オリジナル】
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優しい夕陽が街を包み込んだ
夏の終わり告げる頬を撫でる風
あたしの瞳が赤く見えてるのは
夕焼けのせいだと下手な言い訳ね
どんなに言葉尽くしても
上手く気持ちが伝えられない
多分 君も同じでしょう
曖昧な顔で誤魔化してる
ふたりで過ごした夢のような時間
変わる季節の中 終わりを迎える...【GUMI】二人が見た夢【オリジナル】
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長い悪夢にうなされたような
苦い目覚めに軋む体
霧が包んだ白い砂の上
嵐の余韻 思い出す記憶
彼は気付いた この島からもう
出てゆくことは出来ない事
霧が閉ざしたこの島はどこか
存在さえも幻のようで
この島では誰もが宿命を背負い生きている
ここで彼は何を見て どんな事を想うだろう?...【巡音ルカ】漂流者【オリジナル】
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霧に包まれた名前もない島
地図にさえも記されていない場所
運命に操られる人形が
気紛れに狂わされてゆく舞台
疑うことなく人々は生きる
結末がたとえ悲劇だとしても
手を掛けた その扉が導いた
残酷な悪意に抱きしめられる
遠くに見えてる嵐の気配は
人魚が誘いの歌を口ずさむ...【巡音ルカ】ISLAND【オリジナル】
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咲いて わたしの小さな胸の花
いつか綻ぶ 蕾がほどけるの
そよぐ風と陽だまりの中 その時を待ってる
この空へと腕を広げて 優しい声に耳澄ませ
恋をすると胸の中 蕾が膨らむの
愛を知ると鮮やかに色付いて花が咲く
咲いて わたしの小さな胸の花
抱いて 優しく あなたの微笑みで
あなたを飾る花になりたい
...【巡音ルカ】Bloom【オリジナル】
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冷たい風は 強さを増してゆく
聴こえる爆音 微かな硝煙の匂い
罪深い繁栄は
神々のテクノロジー
女神と紡ぐ未来
予感に似てる呼び声 遺伝子が
進化と破壊 嵐は何を生み出すの
絶滅のメカニズム
解き明かすパンドラの箱
夜明けを告げる風が...【巡音ルカ】預言者たちの船【オリジナル】
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風に揺れるカーテンに誘われて出かけるの
辿る記憶 遠い日の木漏れ日 揺れるあの丘へ
瞳ふせて耳澄ませ 優しい声を聴いた
それはまるで子守唄 まどろみ 心地よい眠り
見下ろすこの景色は灰色に覆われてる
せわしない耳障りなノイズに頭を抱えて
人はどこから生まれて何を目指し歩いていく
壊れた回路 戸惑いが...【巡音ルカ】Sylpheed【オリジナル】
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今日も素敵な時をくれてありがとう
明日もこんな風に過ごせたらいいね
いつも素直に言えないけど感謝してる
わたしが笑えるのはきみのおかげだよ
悲しい雨雲が垂れこめてきても
太陽をきみが連れてきてくれる
色んなことがこれからも起こるでしょう
悲しい事もいつかあるかもしれない
だけどふたりは乗り越えるよ ...【巡音ルカ】Miracle Love【オリジナル】
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乾いた風が吹く砂に埋もれた国
かつての繁栄は見る影もない
人々は語る 神の怒りに触れたと
女神が振り下ろす断罪の剣
滅びは運命と目を逸らしているけど
それでは真実は無残に殺される
廃墟を照らし出す沈んでいく太陽
絶滅の名残を奏でる旋律
聞こえてくる囁く声
手招きをしているみたい...【巡音ルカ】滅亡の真実【オリジナル】
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マジでやばいね このテンション
ざわつく胸がもやもやしてる
真夜中過ぎのテレビの音
まるで耳に入らない
さっきの君の電話のせい
はっきりしない言葉ばかりで
結局 何が言いたいのか
分からないうちにいきなり切る?
真夏の蜃気楼 予感が押し寄せる
真夏の夜の夢 どうしよう 眠れない...【GUMI】真夏の蜃気楼【オリジナル】
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黄昏の名残が窓から射し込んでる
どこかで君の影が動いた気がしたけど
甘い感傷に包まれてく
フィルムを巻き戻す 君の笑う声
「巡り逢い別れる 当たり前の事」だと
遠くを見つめながら 言い聞かせる呟き
オレンジ色に染まる部屋が
瞳に焼き付いて 繰り返す別れ
やがて雨が降り出すでしょう
まるでこの街を隠...【巡音ルカ】Trace of the twilight【オリジナル】
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木漏れ日の下で
柔らかな風に吹かれて
微睡みの中で浅い夢を見る
誰かそこにいるの?
穏やかな午後の陽射しが
見せる幻ね 瞳 伏せたまま
夢の中で夢を見ている 私はアリス
帰れない迷宮を歩く
甘い香り漂う
春の日の花咲く丘で...【巡音ルカ】シエスタ【オリジナル】
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妖しく飛び交う光と体を震わす轟音
まるで肌を合わせるよう求め踊る男と女
私はステージに向かい踏み出す踊り子の様に
誘うルージュの唇 告げる開幕の合図
踊る私は獣の檻の中
纏わりつく視線が流れる汗を見てる
ねえ 想像してるの?私の肉体
あなた達が想うよりもずっと魅力的なの
眩しい天国の扉 潜れば戻れは...【巡音ルカ】Stripper【オリジナル】
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どうしてそんな風に黙り込んでいるの?
誤魔化すための言葉 探しているみたい
裏切りのプロローグ
ありふれた悲劇ね
気まずい空気だけがざわめきへと溶けて
冷たい風が吹いた 凍りついた心
訪れるエピローグ
残酷な喜劇ね
私から切り出すの
望んでる 幕切れ...【巡音ルカ】Premonition【オリジナル】