ころもちの投稿作品一覧
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微睡みの間(あわい)に
愛し君の影を見る
覚めれば淡い雪
春待ちの枝に揺れて
「新たな花の
咲く頃は
何れこの恋も
消え行く」と
告げた声が
密やかに絡めた指が...淡雪の花(あわゆきのはな)
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斯くて五度目の世、来たれり
慈悲深き神の託宣
分かたれた月と太陽
黄昏ノ宮に見(まみ)えん
たおやかな銀輝
穏やかな笑みで
青い夜を統べる君
――嗚呼
勇なる黄金
あまねく照らし...月と太陽のオーヴァーチュア
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イントロ
ねえ雨が止むまで
僕と、あと少しだけ
叶うのならば
動かないでいて
A1
降りだしそうな雨曇り
生温い風が抜けてく
点り始めた街灯が
その目に映り滲む様...クライ・レイン・クライ
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穏やかに流れ行く
空、雲、その向こうに
懐かしい人の声
優しい歌を歌って
祈り疲れた指を
静かにほどいたなら
鋼に凍えている
貴方の手を握りたい
貴方の歩く道を
かすかに照らす...Prologue song.(プロローグソング)
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あなたが笑う
その度に
軋む心、歪んでく
気付いてしまえば、すべもない
触れたくて 触れたくて
ねえ 触れたくて
伸ばす指で
どれくらい傷付く?
堪えきれず
吐いた言葉...Exploring the love
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曲募集中歌詞のまとめです。(2017.9.7現在)
独り言伝言toハニー
薄氷の羽(うすらいのはね)
ひとりがたり
カミサマと二人遊び
ミッドナイト・アクアリウム
花滴(はなしずく)
夕色の人魚(ゆういろのにんぎょ)
青葉ノ時雨(あおばのしぐれ)【シリーズ:青葉と小鳥(1)】
白花ノ小鳥(しらはなの...曲募集中歌詞のまとめ
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A
ぎらつくような その焦れた視線で
射止められたら もう引き返せない
ギリギリのとこ そう探りあってる
罪作りだね 掠めたその指が
B
曖昧なんて御免の
ワガママ? 駆け引き上手!
遠慮は無用のstyle!
サビ...Dancing in the starlight !
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(a)
難攻不落の 白日夢を編め
不実を固めた 此処は虚栄の王座
大胆不敵の 舌先三寸
踊り踊らされ 板に付く道化ぶり
真実は何処? どんな問いかけも
暴かれぬように かわしてみせるだけで
(b)
惑う素振り 僅か滲ませれば
愚か者は すぐに食らいついて...KING
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青い壁の部屋
銀色の星ひとつ
言葉のその代わり
描いては数えてる
上手く言葉に出来ない
窓越しに見てる世界を
またひとつ星にして
夜に灯す
廻り廻る思い
夜色の壁の部屋...天体レター
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A
ねえ、知らないふり
何時まで続けて
その先を期待するだけ
無いものねだる
時間があるなら
一歩踏み出してみればいい
B
無くす痛みに酔えるほど
夢中になれもしない悪癖...black light
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甘い甘い恋の色
溶かした夢の瞳
花の如き唇で
貴方のために歌う
「過ぎ去る思い出の日」や
「華やぐ街の景色」
「懐かしいおとぎ話」
どれも望むがままに
風に遊ぶ歌声は
可憐な鈴の音色...ディーバドール
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S
はらり 散り逝くなら
今際その頬触れて
君が零す、ただ一滴(ひとしずく)
きっと拭い去ろう
A
別れは薄紅の
色に染め上げられ
散りゆく片(ひら) 触れあえば
幽かな音色...四季詠相聞歌(しきよみそうもんか)
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Aメロ1
今、君は旅立っていく
ばらばらな道標の
行先に再会がある
予感がしている
Bメロ1
同じ時、同じ場所で
笑えたこと
きっと似てる気持ち
抱えて...さよならステラ
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1A
彼方から密か
貴方手招く
囃子の音に似た
鼓の音、狐の音よ
1B
黒白の面(おもて)
素顔隠し
集い来(きた)るのは人か否か
弓張りの月が昇れば...紅葉 葉隠れ(もみじはがくれ)
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春、雪の果ての
その名残さえ
温む水に変わっていくから
流れ留められず
散りゆくその花びらの
行方知らないままに
逸る水に
今、急かされて
二人 ゆらり
この岸離(か)れ...花筏(はないかだ)
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A
さぁさ、お手を拝借
陽気に手を打って
囃し立てられながら
世渡り、綱渡り
どうせ一度きりなら
面白おかしくと
軽薄に笑っては
ふらり渡っていく
B...世渡り、綱渡り(よわたり、つなわたり)
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S
花に 風に 願いをのせて
今宵 君へ捧ぐ
A
春宵の霞に浮かぶ
花明かりの元で咲う
一年(ひととせ) 千年(ちとせ)に
待ちわびた人よ
今宵は未だ名も知らない
この心を音に寄せて...神遊(かみあそび)
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追憶の砂浜へおいで
此処は静かで優し(い)ところ
貴方が探しているものが
きっと
貴方を待って(い)るでしょう
波の揺りかごに洗われて
流れ着いた思い出達は
柔らな色を湛え
砂の中 探る指を夢見る
恋占いの花びら...追憶の砂浜(ついおくのすなはま)
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冷たい蛹のように
目覚めぬ卵のように
感情 鈍らせたまま
環状 閉じこもっている
ああ、
明滅する
意識の底で
幾度も反芻する
後悔の味を
静寂(しじま)に...あまえた
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清(さや)かな風
夕(ゆう)の気配、運び
誰そ彼時
空は色を変えゆく
幾重にも色重ね
描き出そう
君との時
名残の花を散らしゆく
雨は 柔く肩濡らす
静かに傘を差し掛けて...色重ね(いろがさね)
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*)昔々のお話。
人に憧れた花は、魔法使いの魔法で、人の姿になりました。
深い森の奥に
一人咲く美しい花
ある日、国の王が
無理矢理摘み取った
「陽光のこぼれる梢
吹き抜ける涼風と
柔らかな水音響く
あの懐かしい森へと、嗚呼どうか帰して!」...傾国の花(けいこくのはな)
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(☆:リン ★:レン)
☆
すれ違う瞳は
青い空の色して
間近(まぢか)になった別れ
私にそっと知らせた
★
逸(はや)る胸が痛んだのは
君を残していくから?
選択肢のその先に、...ソライロ
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淡い雪が、はらり
解けて
君の頬を伝う
いつの間にか恋は
そっと
二人に積もり
淡い雪は、やがて
真白に色付いて
止めるすべも
知らないままで...六花(りっか)
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白い花の髪飾り
神様のモノの印
ふわり風にさらわれて
不思議な貴方と出会う
繰り返し繰り返し
教わった子守唄
神様を慰める
大切な役目だと
月満ちる夜のたび
捧げるの子守唄...白花ノ小鳥(しらはなのことり)【シリーズ:青葉と小鳥(2)】
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君に恋したのは
青葉の頃
風が散らした青葉時雨
君は指でそっと払った
神様の為の子守唄
歌う君は可愛い小鳥
小さな村の籠の中で
変わらずに歌を歌うだけ
射干玉を飾る白い花
いたずらな風にさらわれて...青葉ノ時雨(あおばのしぐれ)【シリーズ:青葉と小鳥(1)】
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ああ、波打ち際
華奢な爪先 浸して
ほどけた細い髪が
夕色を淡く映した
沈む夕日に
眩しそうに目を細め
微かに笑う君が
不意に遠い人のようで
戸惑う
手を伸ばして...夕色の人魚(ゆういろのにんぎょ)
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花明かりが過ぎれば
また別れの時がくる
花散らす、雨に降られて
濡れ落ちた花びら
君の手をひいては
夜をそぞろ歩いた
ひとつ、ふたつ消える灯りに
気が付かないふりして
忘れ得ぬのは
頬に触れた柔らかさ...花滴(はなしずく)
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真夜中の部屋に
月光が揺れて
白いカーテンが
ひらひら漂う
静けさに滲む
密やかな気配
窓の遠くには
煌めく群像
ここは、ミッドナイト・アクアリウム
水槽の中で...ミッドナイト・アクアリウム
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君の胸に波打つ
海の音を追いかけて
どこまでも降りていく
ハートビート・サブマリン
今日はどんなことがあったの?
笑う声、泡みたいに弾けた
飛び込んだその瞬間から、もう
君に夢中になってる
キラキラ光る飛沫を
横目に眺めながらね...ハートビート・サブマリン
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倦怠感と紫煙
燻る部屋、二人きり
巧く取れない綾を
上の空で交わして
嗚呼、
崩れた
ぐちゃぐちゃの
儘ならない
解いて、
さあ、はじめから...カミサマと二人遊び
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「サヨナラ」の三分後
妙に泣けてきちゃった僕は
どうしたって不味いコーヒーを片手に
感傷に浸ってるんだよ
「あなたは悪くないの」
なんて君は言ってみせたが
それはつまり察しの悪い僕のこと
言外に責めていたんだろ?
好きだったよ
今は全部...ひとりがたり
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薄氷の羽
待ち人は来たらず
止みそこねた六花
居もしない君への
遣らずの雫、餞の白
掻き消えた足跡
辿れない君の影
真白の原に埋もれて
独り寝の、嗚呼、うそ寒い
未だ名残だけが...薄氷の羽(うすらいのはね)
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気怠げ 苛立った目が嫌いで
出来るだけ、痛くない場所を探して眠る
嘘が好きな訳じゃない
けれど少しだけ、息苦しいから
呼吸するために嘘を吐くよ
ハニー、ハニー
都合よく甘やかしてくれ
僕の痛みには、気が付かないふりしてよ
ハニー、ハニー
言えなくなるほど抱いてくれ...独り言伝言toハニー