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メッセージ
雨は降るだろう 絶えず降るだろう 思い出を映す
ねぇ、いつか 夜を思い出すような 星屑が
行き交う雑踏 紛れ込む足音 カンカン遮断機 そっちはだめだよ 戻っておいで
メアリー メアリー 君が眠ってる この世界は廻り続ける
他愛の無い会話を繰り返して あなたと並んで歩く 帰り道 オレンジ色に変わる街並みと
ポケットに隠した 右手の先が震えてる 突き刺すような冬の風が
午前零時の展望台 見下ろした街明かり あなたのこと待ちぼうけのわたしはもういないよ 電光文字がぼやけていった助手席の窓越し
うそをついたのは 君のためだった なんて うそをついたのは
どうせ僕らは大人になってしまえば 都合よく忘れちゃうように出来ているんだ 悔しくて泣いたあの日 覚えた痛みも
ほんの少しの 小さな優しさで 分かりあえたら
ランプを消して 愛を手探り 静かに沈む 深海迷路
ためらうように途切れた声の音を あなたと二人で拾い集めて 紡いだ言ノ葉の糸をほどいたら
ずっと追いかけて 辿りつけなくて 迷い込んだ
遠のく蒼に日は落ちて 夕が街を紅く染めた 揺らいだ背の影を追って
君がくれるものを 同じ、以上に差し出したくて 何度も考えてるんだ
チクタクと数えて 回る回る針が 3時を指して止まる
振れる外灯 星のない藍色 染まる空 月の明かりは
ひとひらの花びらに触れて 滲む景色の向こう側 今も君はそこにいるの
目隠し 露草に 絡まって 消えそうな 僕は 嘘付き 八月を