ななちの投稿作品一覧
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履き慣れていないような下駄を
急いで探した午後で
ちょっと汗ばんで Summer
今夜は花火だ
あんなに楽しみだったのに
いらない事ばっかさ考えている
天邪鬼って言うんだ
ハイテンションを装ってさ
近付いてみたけど
上手く言葉が出ないんだ...君のラムネ
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( A girl who was loved by God, and received everything.
Desire doesn't stop.
Pride drop Butterfly. )
手袋越しの貴方の手は冷たかった
感情を秘めた胸を暴きたい衝動
冬の日に渡したチョコレート食べて欲し...T; a LOV(ティアラ)
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軋む音の葉を靡かせ
灯すカボチャ出迎え微笑む
『迷い人はこちらへ』
芳しいドレス身に付け
触れた途端に喋り微笑む
『迷い人はこちらへ』
開く深夜零時の扉から
招き入れる手に気付かないけど
誘われるよう歩き出す双子には
もう振り返れない 現世の狭間...ミッドナイトマナーハウス
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壊れかけたオモチャを抱いて
ほら何度も何度もこっちを睨みつけた
君の事は覚えてないから
この狭いボクの夢から消えて欲しいな
決められてたレールを歩いて
『脳内環境はクリアにできてる?』
『統一された世界は綺麗?』
また夢の中で問い正され
笑って笑って何度も貶す
正しいって信じてきた今日を...ディストピア中毒
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帰り際に鳴き始めた秋の虫が
汗に絡んだ熱を吸い
夏の夜に挨拶してた
変わり行く季節
名残り惜しくサヨナラして
今年の夏はたくさんの思い出が
打ち上がる花火
地平線に咲いてくれた
夏の思い出を
恋い焦れたこの夏に...夏色ノ記憶
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( …瞳の中に潜んでた
瞬くほど綺麗
落ちて行く時に願った
『 過去にもう一度 』… )
透明な吐息も薄くなり
新たな季節へと誘う
冷たい掌温め
記憶の結晶も溶け出す
メリーゴーランドのお馬さん跨いで背中追う
掴むことは叶わない後ろ姿焼き付け...Twin’s MEMORY-Marrionette Ver-
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追いかけた右手が今日もそこにない左手掴む
おろし立ての服がなびき彼に問いかけてた
不器用な二人歩幅合わせることも不自由で
抑えきれない感情溢れ
二人で拾い集め
手が触れたら自然と笑顔溢れて空気が和んで
言葉だけじゃないんだと知ってから
二人の時動き出す
少しずつ歩幅を合わせ行こう
新しい季節が顔を出...小さな淡色幸福論
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空を今日も泳いでいたら
綺麗な歌声が聴こえてきた
青い髪をなびかせていた
可憐な歌姫に目を奪われて眺めていた
歌い上げるそのメロディーには
心踊る不思議な力
込められた思いが
ボクを踊らす
青い歌姫 青いオタマン
二人はいつも歌っては踊ってた...キミの青にダイブ!!
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あの日話した夢の続きを見よう
キラキラに光る世界へと
ふわふわのベッドにダイブかましてみた
重力なんてここにはないよ
ありふれたファンタジー
魔王とか倒して
勇者になるだけの
浅い話じゃなくて
ドキドキする物語を
一緒に描きに今夜も旅立とう...ふわふわドリームNIGHT
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慣れていた道に今日は別れを言いに来たよ
色んな表情をした私を見て来たよね
でも今日は少しいつもとは違う私だから
大人びている背中を誇らしげに見てね
寂しかった並木道は
今日は晴れ着で
出迎えて祝福してくれた
あれからずっとずっと待ち焦がれた夢に向かって
駆ける足音が大きくなって近付けたかな?
これか...卒業ジレンマフォトグラフ
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錆び付いていた昔のタイムカプセル
長い旅を乗り超えてきたボクら
遥か未来へ書いた手紙を今
あの頃の自分からやっと受け取れた
ちょっと自分の事好きじゃなかったあの頃よりは
嫌なとこを長所に変えたりして
憧れた夢はもう叶うことはないけど
今はほら仲間も増え笑い合える
心配しないでね
もうひとりじゃないか...アオハルメモリーズ
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溢れ出していた両手に落ちて行く感情の雫
写し出されてた空はボクから見渡せるのに
一度もボクを見つけ出してはくれない世界
『なんて無慈悲なんだろ…』
ちっぽけなボクの事は気にも止めなくて
物語は次の章へページがめくれ始めた
落ちる砂時計の砂はもう僅かで
霞んでた視界を閉じ流れに身を預けた
壊れそうで崩...76回目の前世
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繰り返す現実に縛りつけられながら
噛みつく刃磨いてたんだ
『今殻をぶち破れ』
創り上げてたんだ
理想の夢の国を
無敵な牙を持ったボクは
画面越しの王様
すり替えられてた
身勝手な自信だけが
一人でに駒を進めて...リアル欠陥ゲヱム
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嗚呼、可愛げなアニメのアイコン
ほら今夜も毒づいてた
裏の顔が
嗚呼、聞き覚えのある話ばかりで
崩れ出した友情
嗚呼、拾われた子猫のようにまた
’’ガタガタガタガタガタ’’
震えてるよ
嗚呼、変わらない作り笑いに逃げる
次のターゲットは誰かな?...近未来計画犯
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真っ白な雪化粧 佇む1人の少女
いつも眺めていた情景は白く染まる
帰りを待ち続けていた無垢で綺麗な瞳
閉じる事を忘れ雫達は溢れ出した
戦火に身を捧げた事実知らないで
信じ続ける気力はもう尽きてきて
待ち続け吐く息も枯れてきた少女は
雪で身を包んでいた
『いつかきっと』を信じたかったの
無くしていた温...White Tears
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ぽつり落ちた雨音に囚われてた
淡い記憶流されることはなくて
通り雨のようにふとした情景が
走り抜け締め付ける
雨に打たれてた気持ちは折れそうで
泣き顔雨で誤魔化すの
逆さのてるてる坊主
天邪鬼な私
傘をまた置いてくる
いつも入れてくれたキミはもう居ない...雨ノ寂の忘れ物
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…きらい…きらい…きらい…きらい(好きだよ)
これ以上もない 勘違いな関係
いつまで良い人やってんの?
ほらまたこの娘が
ぬか喜びしてる
釣り糸を垂らし
“エサ”をチラつかせた
『今日も大漁なんですか?』
この水槽から死にかけた目で睨む
空かせていた腹を鳴らし...腐った水槽から覗く金魚の目
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甘い匂いに手を引かれて誘われて来た
暗い暗い森の奥の我が屋敷へ
”ヨ ウ コ ソ”
怖い今宵のナイトパーティー オシャレしましょう
甘いシュガーを身にまとって こちら側へ
”ヨ ウ コ ソ”
切り抜いたカボチャ見つめて
ワタシの”ヨ ク ボ ウ”で満たすの
” イヤ ”” イヤ ”” イヤ ”” イ...エクスチェンジ×ホラーナイト
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現実に現れていた幻に
グサリと虚をつかれ
揺れるほど乱してた水面の月
あの夜を思い出すわ
もう曖昧な想いはなくて
けれど幻覚はまだ消えなくて
捕らわれていた小鳥のように
震えていた
ふわり踊りひらひら舞うわ
狂う胡蝶乱舞魅せて...夜に惑う黄昏蝶
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「鬼さんこちら手の鳴る方へ。」
かけられた魅惑の魔法
『鏡に映るのはだあれ?』
廻る階段を駆けて
ありえない妄想ばかり
止めれない被害妄想
『絡んでるこの子はだあれ?』
廻る感情の渦に
飲み干され落ちて行く
ねぇ…キミの仮面を外させてよ?...コンプレックス・ネバーランド
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欠けていた鼓動に命宿り
瞳に映る自分を見つめ
提げていた片手翳しながら
鏡に問いを投げてかけてみたんだ
『 囚われた世界に交わるボクらの
存在理由はどこにあるの 』
ボクらは永遠に壊れることはないから
世界の行く先見届けよう
時の流れに飲まれ
儚く散ってったんだ...双子のマリオネット
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欠けてった記憶探して
ボクらは夢に堕ちた
透明な吐息も薄くなり
新たな季節へと誘う
冷たい掌あたため
記憶の結晶も溶け出す
メリーゴーランドのお馬さん跨いで背中追う
掴むことは叶わない後ろ姿焼き付け
瞳の中に潜んでた
瞬くほど綺麗...Twin’s MEMORY