ますみの投稿作品一覧
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明日が近づいてく
君は隣の部屋
見惚れた笑顔も今は
違う誰かに向けられたもの
きっとそうなんだろ
目が覚めたとき
日は高く上って
君は雑踏の中
ありふれた世界に
こうやって今まで...309号室の湿気 **
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[A]
君はヒーロー
ありったけの愛ありがとう
サンキューそこそこ感謝しています
他では見せないその態度は誰を演じてるの
[B]
さっきまでの言葉は
嘘なのかい忘れていいかい
こんなことで泣いてちゃだめだ
これからは君がヒーローだから...ZANNEN HERO 1/6
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他人の想像力に頼って
特別悪くもないけど
そんなに良くもありません
さあみんな考えて
私の道を拓くのだ
ある時私質問された
そんなのわかるわけないです
それはわかりきってる
てか、むしろ聞きますなんで私なの?
隣の人には目配せ通じないし...知ったかちゃんの喜劇 **
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光の暗さどんどん落ちていく
僕の指先ぎりぎり反射して
そっと心に焼き付く
当たり前の日常が
あまりに勿体なくて
当たり前をもう少し僕に頂戴
何も知らない顔憎たらしく
冷めた目がほとほと嫌だ
また苛々して
減少する感情の中に...フィールドセンチメンタル **
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華やかなあとには黒い塊
モノクロムのなか道無き道を歩くの
言葉などいらないと信じて
息苦しいこの場に誰か迎えに来てよ
吸い込んだ空気が肺を重くする
哀れだ惨めだと言葉が私を突き刺す
そんな救いは求めてないわ
間違えた間違えた
生まれるときを間違えた
もっと早く生まれるべきだったのね...ブラックホールダンシング **
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重ねたコトバにだれもが聞こえないふり
耳塞いでなくても瞳死んでる
興味関心既に捨て去った
灰色人類みな消え失せろ
溜め息吐くと少し楽になった気がして
愛してと願うことすら馬鹿馬鹿しい
慈悲同情なんて知らない
無自覚暴力みな楽しめや
切ない気持ちが高まって
殴りたい衝動走る...嘘吐きとばっちり嵐の芽 **
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うるさい喧騒の中私は一人で
あちらこちらから聞こえる憂鬱
行きたくもないわそんなとこ
誰も愛さない
短い寿命を更に短命に
いやよいやよ
モノクローム
苦しいばかりの世界に
思えば数えるくらいしかない
眩しい思い出もあっけなく消えていく...Bitter relation(仮 **
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のどがかわいた
コーラがぶ飲み
あてにならないカロリーメーター
君も知らない
砂糖の脅威
きみもぼくもしんどろーむ
進むべきか
やめるべきか
その時点でもう諦めてる
後悔はつきないってのに...体に悪いもの食いたい **
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ありふれた日常の
片隅には
あどけない
顔をした
君が眠る
空には今はもう―
『飛んで』
白の果てへ
自由を掻き
迎えに行くよ...裏側に潜む息の根は暗がりの中人の目を盗む **
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紅色の空
なんてことない
今日も鄙(ひな)びた愛を零す
私のことを
今までずっと
勘違いしてた貴方がいて
お茶の香に
騙されました?
それはほんとは毒のエキス
愛さなくても...ダーティシンドローム(仮
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雨の日の気だるさが
なんとなく積み重なった
いつもと違うことがしたくなった放課後で
普段通らない帰り道
不細工な猫(犬の方がいいか?)が横切って
愛想すらなくて
逆に恋しくなったんだ
慌てふためく後姿を
ゆっくりついていって
どうか一緒に遊ぼうよと...未定 **
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家に帰ってまた闇のなか
何も考えずただ記憶が逆走していく
あいつらの顔思い出しても
今は何も思わない
ベットの中吐きつけるんだ何も根拠のない言い訳
怖くて死にたくなりまた閉じこもる
両目覆って嘴をくわえて
どんより空に沈む
無限の空を思うけど
あるのは在り来たりな景色...本人他人主義
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三途の川の夢を見た
知らない顔ばかりの向こう側は
特に極楽そうでもなく
ただぽかんと上を見てた
胸の奥の本音を
ぶちまけたんだそうそこのお前に
それ程大切に扱ってはくれず
少し傷つき少し賢くなった
明かりを避けて歩いていた
こんな暗い部屋を誰が綺麗と言うだろうか...自堕落生活
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セルリアンブルース
そっと瞳閉じた
眠れない夜には
君との会話思い出す
けれど
きっと君は知らない
一人きり夜には
涙が溢れてくること
だから
ふらり 迷う 孤独の中...だびをみてきたひと。 **
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私のこと好きだと言ったでしょう?
廻り切らない舌が紅く濡れた
苦しいなら苦しいと素直に伝えたらいいのに
濃厚な味が癖になるでしょ?
飽きたら新しい毒を加えるわ
嬉しいなら嬉しいと素直に言えれば楽さね
二人の面識ほとんど無いと言うけれど
何を仰る私はずっと待ってたわよ
許サナイ
堕ちた心は灰泥の中...Hey!born!束縛 **
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紅色果実の恋は儚い
遠い其の背中見ては零した
涙は溺れて死ぬ迄止まぬ
どうせなら今の内に攫って
そうね私の運命だけでも
覆せたならどうしたろう
淡い夢よ
一度で良い
思い出は朧気
其の肌に触れて...紅色果実の片想い **
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手に入れた空に舞う星屑眩し過ぎて
つい手放しそう
駈け出そう闇の中僕が導いてあげる
乱気流に乗って
≪ひらがな歌詞≫
※歌に合わせて配置しています。
てに いれた そらに まう ほしくず まぶ しすぎて
つい てばな しそう
かけ だそう やみの なか ぼくが みちび いて あげる
らんき りゅうに...サイカベークル **
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A
過ぎてく景色
眺めては心を震わせ
揺れる花が誘いかける
笑った気がし その葉っぱ
両手合わせて僕等は飛ぶ
A’
青に浮かぶ街をただ
花や蝶たちと共に
見つめられるそれだけで...テイスサンベルカ **
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A
水玉の海の中目が覚めた
見たこともないよなグロテスクな
生き物たちがひそひそ話してる
A
泡を吐いてそっと『こんにちは』と
挨拶すればみんなどっかへ
そそくさと慌てて行ってしまった
S
理想と現実の間でつっかえちゃって...水深400メートル **
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【A】
賺(すか)した顔
貼り付かせて
奴は僕を
誘いに来る
あの頃には
戻れないと
知ってる癖にもう遅いよ
【B】
窓を閉めて カーテン摘まみ...アメーバの涙 **
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[サビ]
零れた星集め
夢中で覗き込んだ
誰も知らない
2人だけのエスニックな世界
(間奏8小節)
[A]
異国の場所でもどこかで
繋がってると信じ続けてた
[A’]...desolate beach **
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爪先立ちで僕の肩に並ぶ
ふっくらほっぺは可愛く染まった
ふらりゆらり君の心
辺りはそろそろ暗闇に包まれる
さあ 急いで!君を扉の向こう側に
Ah 行かないと…
知らない振りして合図を躱(かわ)す
そんな君がまだ好き過ぎて
それでも僕の傍に居てくれた
君は僕しか知らないから...テトラネオンと濁ったお水 **
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今日も街ですれ違った
何故かうつむき加減の君
空に穴が開いたなら
鳥たちはこの世界に飽きて
新しい世界へと飛んでくかな
必死に追い着こうとする人々
機械でもがいて
そんなことしないで
眺めてた方が楽しそうなのに
耳鳴りの止まない夜...回転木馬
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溢れかえった人間の世界
何処も彼処も空気は汚染されていて
いつ転ぶかも解らないこの道で
君はぼうっと空を見つめながら
ただただ宛てもなく歩き続けた
不自然に歪み続ける世界
瞳も少し濁っていた
けれどまだ君は君のままで
確かに存在してるんだ
ねえ、信じてもいいかい...vacant seat
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流れる雲を足で掬う
ひんやりふわふわ不思議な気持ち
僕の心も連れて行って
遠くのお国のお話聞かせて
虹色蝶々が飛んできて
一緒に踊ろうって誘いかけてくる
小さな手の平受け止めて
ワルツの旋律に身を任せた
紫陽花が笑ってる
日差しが頬をくすぐる...Salton Sea **
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逃げ惑う足音が
息を切らして振り解く
敢えてゆっくりゆっくり
君を追い込んで行くよ
僕は君の瞳しか見ないよ
たまに指を指して笑うけど
暗闇の奥へ行ってしまうの?
馬鹿だね、自分から来てくれるなんて
御愉しみはこれからなのに
脳味噌に直接キスしてあげる...Cerebrospinal fluid
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振り向くとそこはまだ暗闇
紅茶の香りが遠くに感じる
温度をもっと感じたいのに
貴方との壁が苦しいよ
レインコート、少し恥ずかしがりながら被って
雨音を遠ざけて貴方の傍に駆け寄った
ねえその身体で私を溶かして
塗れた部品(パーツ)をその指でなぞって
錆びた箇所は放っといて良いから
貴方を怖がらせたくな...【ヘイコウセン】**
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白く続くファンタジア
水玉模様に気を付けて
足を滑らせたらさあ大変
誰も捕まえてはくれないよ
ステップ踏み出し君は歌う
リズムに音程全て歪んだら
知らない植物生えてきた
音を立てて
声をあげて奏でるそれは
宇宙へ繋がるシャラデナイト...ランバリラ宇宙船
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腐った両手見つめてた
じわじわ悪臭漂わせて
今日も戯れ言吐き浸ける
軽い自虐が気持ち良い
そんなお年頃なんです
空に向かって吐けばソレはココぞとばかりに仕返した
溜め息吐けば少しは気楽に
相手のこともかなり意識して
もっともっと不幸になれと
そう思わないときはなかった...2*13