Jyunの投稿作品一覧
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無機質な世界は
真実さえも隠し嘲笑い
孤独ばかり募って
不安が影となり付き纏う
ありふれぬ日常
終わりの見えない螺旋の中で
懸命な叫びも
静寂にかき消され
理由もないのに
求めもしない期待を背負って...WORLD END
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広がる空太陽の下
冷たい夜は明けて光り輝く
さんざめく中で揺れる灯火
激しい雨の後は虹を掛ける
願っていた幸せはやがて
いつか辿り着く君を待ってる
あの夏の日々過ごした思い出が
明日を生きてゆく力に変わってく
季節は遠く通り過ぎたとしても
色あせることのない夏の匂い...夏の匂い
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退屈な日々の暮らしで
価値あるもの求めている
優しささえ犠牲にして
孤独にも慣れてしまった
たった一度の過ちで
すべて終わりだと思った
涙を流さないことが
心の強さと思っていた
泣いて笑った
すべてに意味を...幸せになりたい
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素直な気持ちを全部
口には出せなくて
そんなもどかしい気持ち
隠してきたけれど…
君の顔を見るたびに
想いが募って
不自然に見えるくらい
君ばかり見ていた
楽しいときばかりではなく
苦しいときもあると...キミガスキ
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宛のない旅の途中
振り返ることもせず
遥か彼方の景色を
待ち望み続けてる
長く続いた道のり
辛い瞬間もあるけど
出会うものそのすべてが
輝きに満ちている
迷い疲れた日常
歩いてこれたのは...未来観測記
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妄想愛憎連鎖して
くだらないエゴに戸惑う
真相幻想回護して
終わらない問いを続ける
賞賛礼賛忌み嫌い
隠れるように過ごしてる
胸懐崩壊いつからか
何気ない日々に怯える
到底無理なハッピーエンドに
少しでも近づこうと...サイコシスセンス
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あれからの季節数えて思い出は連なるけれど
いくつ年を重ねても大人にはなりきれません
どんな言葉並べても
伝えきれないことばかり
いくらかの時間をかけても
分かり合えるには足らない
これが最後の恋だと
思い過ごしていたけれど
結局どこかですれ違う...名モ無キ唄
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見慣れない人と街で
暗に示す掟を手に
彷徨い歩く異世界
嘘ばかりが上手くなって
善を装い騙し合い
恨みばかりを刈り取る
ありもしない理想と
仕組まれた現実に
何を思い何を信じ
願いは何処へ...アンチテーゼ
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うるさく鳴り響いたサイレンに
逆らうように拳掲げて
人の痛み感じないくらいに
傷をつけて命を燃やした
何を求めて
私は生きていたの?
世界の真ん中で
何を思い感じる
嘘みたいな時間は
きっと夢じゃなかった...首切り少年台
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耐震超過の連鎖は続き
心揺らぎ朝を迎えて
増える一方の否定に悩み
自我でさえも薄れてしまったんだ
思うようにはいかなくて
やがて消えかけてた意識に向かい叫んだ
もう嫌だ夢の中まで
支配されてる
システムオーバーロード
これ以上宛にしないで...システムオーバーロード
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眠れない夜の下
遙か彼方続く夢を越えて
君のもとへと逢いに行くよ
どこまでも広がっていく
道を駆けて
まだ見ぬ世界の彼方目指す
流れ星追いかけて
高鳴る鼓動は強く
小さな僕の背中を押した
長い闇掻き分け...君がいる世界
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見果てぬような大空に
七色の唄を乗せていく
遠く遠く続く海に
永遠の時間を感じた
長すぎた夢の続きは
真っ白な雲間に隠れて
一面に舞う星空は
透明な心を写した
ずっと胸に秘めていた約束
忘れないでどんなときにも...Meditations
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思うようにはいかなくて
履き違いの夢ばかりで
見るものすべてに戸惑い
いつも何かに悩んでた
日々積み重なり続ける
痛みを笑顔で誤魔化し
何もない顔を浮かべて
涙を心に溜め込んでは
歩いた少ない荷物を抱え
目指した確かな思い噛み締め...Distance
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巡り合わせて初夏の木漏れ日
可憐なその姿に
無口なままに恋に溺れて
あなたを誘い出した
今夜は二人踊り明かそう
恋人たちは手を繋いだ
深く閉ざした縁起を結いて
瞳を重ね合わす
淀む雲行きを背に
悦な宴に乗せて舞う...月夜に眠る恋物語