出来立てオスカルの投稿作品一覧
-
舟に乗る 君は向かう
冷たい水を滑りながら
底からの光景を想像してる
縛られて 空恋して
夢想の羽を広げながら
原型は現実を組み替えていく
シンシア 名を呼んで
掛けがえない言葉を口にして
シンシア タイトロープで
地の底に堕ちても思うあの日...0^0
-
何も可笑しいことはない
誠心誠意心を込めて綺麗に洗った食器類
小脇に重ねた彼らがバランスを崩して
大げさな音で叫んだ
それに腹が立った
だから全部割っただけ
何も可笑しいことはない
比較と比例する気はそんなないけどそれなり頑張ってるにやってる
それでも何かが少しも面白くないから
永久歯 折れてしまえ...Very funny
-
なりたいなあって 憧れてる間は いつまでもなれない
隣の芝生を刈り取れる勇気がないならいつまでも
明日になったら 何かが変わるの 大丈夫変わらない
運命覆すプロタゴニスト現れも成れもしないから
ヤケ起こすなよ 無茶はしないほうが 身のためなんだしさ
付与されたけれど使いこなせない そうでしょう 普通...ベンズアルデヒド
-
この上なく塗り固められた不条理に
遣る瀬無さの爪でもって献る
さらば青春の燈火に眠る温もりの羽
さらば迎春の暁に向かう滝行の夜
何となくは分かり始めていた現条日
そろそろ来るんじゃないかと予感した
これは巡礼の年報に潜む自明の因果
これは酷刑の間欠で気付く万象の僻
大体まだ大丈夫だろと踏んでいた
肩...Assets are cartoon keys
-
紅に彩られる
唇に蓋をされる
真実に化粧する
官能が固着する
真実が躍り出る
隠逸に学び得る
臍下から尽きぬける
鮮やかに痛み鋳る
口の端を登りゆく
粉飾に曝される...幻像に口紅を
-
夜空に光の穴が空いたように観える
光の向こう側に何があるのだろう
観えない答えを求め望む形を観る
忘れたいのかな 覚えたいのかな 証刻むように
明日の明日には 消えてしまいそうな 気がしてならないから
希望に望みの理由を求むのは無意識
誰かが待っているのかなと少し思う
そうして言えずにいた言葉を紡ご...夜空に光の穴が空いたように観える
-
どうか見捨てないで
嘘になるかどうかわからない
誓いに自信はないけれど
今はする他ない
心に触れる勇気はなくても
身体は千切れてしまうから
どうか覚悟をして
落ちた園 不安を隠せない
言葉にならない歌唄う
きっと聞き取れない...パズル
-
排水溝の淵からあなたをずっと観察しております
厳粛にあり刻々あなたをずっと啓蒙しております
浄水場の末路であなたをずっと復唱しております
雨樋溝の下ならあなたとずっと一緒にいられますか?
常習性に駆られてあなたにずっと耽溺してもいいですか?
手水場の水辺であなたをずっと待機するのはいけませんか?
後...除害思設
-
口実を確実に固めたい
思考の骨格は外殻から
消耗と品質を貶めて
未だかつてない道程で靴底を減らす
in the way
混在と喝采に謀られ
怪訝な幻想は結託する
造作もない塑像に肉付けた
恐れ拭えない現界で選択が迫る
in the way...in the way
-
優しさなんてたかが知れてる
敗けを認めるも立て続けに
ついた膝から流れる
血液なすりつけて笑ってみる
B-SIDE YOU
呪われた運命の狭間に立ち
足元を掬われても
永遠なんてない暗い夜の霧は晴れる筈
B-SIDE YOU
縛られた幾つもの慣わしの中...B-SIDE YOU
-
冷たい雨 雑音の中 君の名を呼んだ
この世界をただ留めておけたらいいのに
忘れたいとか強がってばかりいるけれど
気がつけばまた君のことばかり考えて
曇り空また不安定になる傘も無い
足早に過ぎ去っていく時間の流れに
緩やかに頬を流れる涙の向こうで
手を振っている君は今どんな顔でいるの?
晴れ渡る空の下...call slow
-
何も学ばずにいることを誇るのは適当に価値観を踏みにじる行為に等しい
真似て付け入って立ち入って成り替わるその為の前提に塗り込める拘りを見せろ
悩み躊躇わずあれるなら頭から否定する後悔を掬い上げ凝視するべきだ
更に付け加え選ばずにいた分岐パラレルを想定し薔薇色を仮定してみよ
絶えず打ち切られ一新し彩ら...ナジャ
-
この気持ちは誰にも悟られない悟られたくない触れられない
領域で頑なに抱きしめてる抱きしめられてる汚させない
明白な気持ちに嘘はつけず嘘を重ねてる変えられずに
恐悸切り離せず身に沁みてる活かされてる抓されてる
只多感に集られ崩されては崩折れていくのは忽ちだろう
難解な広大に睨まれては失われつつも握る欠...narrative
-
無駄に絡まる混線状態
そんな感情一体なんという
不意に溢れる迷走本能
それは生存競争最後尾で
不利になる様に緊張緩和
いずれ惨憺極まる末路へと
組んず解れつ交渉決裂
捧ぐ供物は虚無への逃避行
指先でたぐり寄せ
我が身へとくぐらせる...血と嵐
-
お彼岸参りなんて小便臭え
今更卑屈にしがみつかんし
救われたいとは思わない
求めてみたって変わらない
地産地消の御霊スタイル
気兼ねに痞えるまでのサイクル
リサイクルエンドサイクル リサイクルエンドサイクル
貶め陥れ行き着く底は 朱に染まった正念場
地獄は嫌だなんて娑婆が過ぎるね
器用な莫迦にもなれ...地獄旅行
-
おっさん
おっさん
おっさんか?
よお
おっさん
おっさん
おっさんか?
烏賊が大好き
烏賊の匂いを
如何にもな面で撒き散らして...おっさん de 坊ちゃん
-
1R
俺のみ
残響無音
部屋祭
外は本日
御祭当日
御輿だ囃子だ
喧しか
俺はアパート
1R半畳...1R部屋祭
-
いつか読んだ小説にもあったね
「人生50年、無駄骨はするな」と
無駄のみで構成されたこの心は
笑えるくらいに施しようが無い
流すものももう何も無い
涙も、言葉も、後悔も、
筆舌に尽くし難い程
安心毛布 指を咥えて
キャンディ代わり 噛むはストロー
瞼を閉ざし 思い耽る...安心毛布
-
気持ちだけで完結できたら苦労しない
得てしてそう容易く着いてはこないものに
不可解さを募らせ今日を終え今日へと
何もできなかった失敗ばかり
指をへし折っては数える癖を
やめたほうがいいとわかってるけど
上手くやってやると魂胆はある
そんな色気出し頓挫へ飛び込み
いつもそんな感じ繰り返すのを
妥協すれ...Death struck
-
どうせ覚えてないだろうから
何も言わずにそのままでいい
君が私に当てつけたもの
私から君へとあげるもの
一つ一つが痛みに変わる
驚いた顔なんてしないで
自覚症状がないんでしょう
傷を残した重きも置かず
残された傷だけ膿んでゆく
黒い決意が私に生まれる...Please shut me down!
-
希釈割合の濃度を漂い
幅ある粘度を調整していたい
曖昧なだけに安心するのは
その無神経の居心地良さから
ただ理由のない時間を焦がして
又とない機会に読み解きたい機微
いつまでも心忘れさせる程
抑揚のない生活に麻痺を覚えて
動けない理由に溺れながら
動きたくないの異音同義語で...エンディングアポカリプス
-
なんで私だけなの?
なんで皆は笑うの?
なんで苦しいのだろう?
なんで終わらないのだろう?
何が私だけなの?
何に皆は笑うの?
苦しさが増すの
今が終わらないで続くの
なんで私なのかな?
なんで皆じゃないのかな?...ホームルーム
-
ジョークだけで塗り固めたみたいな人生
正気じゃないようにしか見えないそんな世界
僕はどこにいるわけでもなく存在に浮遊している
筋合いのない文句は聞く耳など持たない
狂気的な進化論の上で踊る歴史
君はそこにいる具体的な問題に答えを出すか
面目ばかり考えてるみたいな顔して
結局ただ風だけを装うチューイン...Attention,please
-
思いの外、ジェリービーンズ。でしょ?
馬鹿にされた気持ちになる
すっからかんのがらんどうに
投げ込まれた熱が籠もる
さんざっぱらの大散財
やっちまえの一本気で
すかんぴんですバカ丸出し
だけど悔いがないならいい
宵越しの金は主義じゃない
だけど根差す不安がいつか...思いの外、ジェリービーンズ。
-
やりたくない事をやると
やりたくない事やっていると
ほんのちょっとの間が輝くんだ
やりたくない事をやると
やりたくない事をやっていると
ほんのちょっとの間に輝き感じる
オーイエー
何がオーイエーなのか
分からないけれど
うるさいなぁ...やりたくない事をやるとほんのちょっとの間が輝くんだ
-
Follow Me Follow Me
歯痒さは時に爪痕を残す
Follow Me Follow Me
痛ましい傷に悔しさが宿る
まだ知らない知らせを待ち侘びる
やるせのない拳を握りしめ
マガジンから聞こえる虚しさを
忘れかけの涙と飲み込み笑え
Follow Me Follow Me
鉄屑の熱など...Follow Me
-
ふざけてるのかい
一体全体全然わかっちゃいない
刻まれる分際でどんな顔だか
カボチャ野郎
紛い物がいつしか真実に
嘘も本当も大差がないな
大事な事は後から悩ましく
正直者だけバカ見る始末
空回りしてる太陽が
オレンジ色過ぎて嫉妬してる...ルタバガ
-
叶うならばこの手で
止まる息を数えたい
そこから先始まる
終わらなさに狂いたい
カタリナ カタリナ カタリナ
巡れ魂 死者の日よ 共にゆこう
誰もきっと 独りじゃない 独りにはしない
まさに未来有り得ん
されど悲嘆する勿れ
甲乙付け難きは...カタリナ
-
息をする手順から教わりたい
空腹の処置も知らぬまま
生きてきたような有様で
サイケデリックな街を破壊する
The Automatic Monster
志の持ち方を忘れてから
透明な日々に成り下がり
死んでいたという醜態の
アルケミックな顔は変な顔
The Automatic Monster...The Automatic Monster
-
真っ黒な雨に撃たれている
動けないほどにくたびれてる
泣くくらいの真似するよりかは
血まみれで笑えればいいのに
情緒ない闇に覆われてる
残骸も目には入れないな
不安さえも奪われた中で
感情をどう振ればいいのか
離れてく影に魘されてる
汗だくのままで朝を迎える...Hell if I know
-
上手いことも言えない
何一つ成し遂げられない
自信一つ持てずに
時間だけすり減らしている
生命はあまりに短くて
生命はあまりに尊くて
生命はあまりに重苦しい
残酷な出来事
立ち尽くすだけで動けない
炎の音がしてる...ニグレド
-
浮かび上がる感情の一抹、その流れを
忘れ却す選択、決断、それができない。
くだらないと一蹴すればいい。その直線
望み呆れ准行、転生、それだけなのに…
できない できることなら できたらいいけど できるわけがない
愛の合意を得る前の
僅かばかりの寸隙に
幾万分の丈を詰め
何も起こさず殺すのは
誰かを傷...愛の合意を得る
-
親愛なる存在との接地線
痺れる羊の無知は何Ω
夕空は絶望的終焉をも美しく映す
lm lx nt cdの下
落雷、津波、地割れ、火山噴火
伝染する爆発
判明するシネクドキー
I never got stupid hate.
I never dodged stupid fate.
I never tro...牧師
-
ハロー、ユーラシア。
どこでもないどこかまであと何km
できたらでかまわないけれど
平米で答えてくれ
間違いでないのなら
適当でないはずの
緩徐的だともいえる
感情的な息吹
無限大とも見紛える 広大なこの感情に 浸り切る
ハロー、ユーラシア。...ハロー、ユーラシア。
-
浅い呼吸の中で思い出の数を数える癖がぶり返す
夢に出てくる影が責めている過去の所業の全てに後悔
だけど前進を選ぶ他のない事は当然である悲しみに
いつも透明度低いCo2吐いてペダンな虚無を眺めてる
此処が今で何処の未来へと繋ぐ今であるかもシカトして
前を見ず前だけを見る矛盾抱え前を見る自分を見る
そこ...暗楽視