アルコルの投稿作品一覧
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また朝が来ることに 何度 血を吐いたろう
傷痕 足音 後悔と
瘡蓋の数よりもずっと傷ついて
気付けば 静けさ 死んだようだ
息をする度に刺さるのは
生きている無価値な僕の全て
いっそ綺麗な 愛など
忘れるぐらい痛く
君の言葉が その指先が
モノクロのフィルムを破っていた...千秋
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仰ぐ空の端に 白い指先透かしては
冷えた空気の壁 触れるだけ儚い
遠くあるだろうか 傷を残したその声は
消えた二人の痕 思い起こす調べ
その笑顔が その両手が
よぎる夜を繰り返して
その声を その熱を
手繰る夢を見た
はらりはら落ちる 戻らない 時が舞い踊る
心からいっそ 飛び出して 逝けばいい...雪蛍(応募歌詞)
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ゴマすりいい顔ばかりで 可愛がられキャラね
大した力もないのに コネだけはあるなんて
人生楽しそうね イージーモード全開で
世間体大事そうね 裏の顔隠して
いくつ嘘を吐いて交わし
幾重奥の殻に閉じこもって
いつか見失って消える個性が
飲み込まれて死んで
息をするだけのライフ
ガッデム 君は見下ろして...タイトル未定
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さぁ始まるは木偶芝居
しょうもないシーンに目をつぶる
ねぇ喝采咲いた錯覚が苛む
鈍な自分の思い上がり
さぁ歩いては道次第
しょうがない定めだ諦めよう
ねぇ散々讃歌唱歌して参拝
こんな世界の神々にさ
溶かされた祈りはガラクタな今日で
そんな右も左もどうでもいい響き抱いた...諦感少年
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アルバムぱっと開けば
変わりのない空模様
埃をざっと払えば
気分の出る古文書
二度見はきっと女々しく
見違えないはずだろう
昔をそっと思えば
自分でただ笑った
誰彼かって辿れば
甦りほとばしり...幽界融解
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すとんすとん恋に落ちた
幸せそうに羽ばたいて
拝啓あなた様へ
僕は明日も想います
ひたすらにイタズラに
想いだけ積もり積もらせて
ひたすらにイタズラに
気付いてと窓を曇らせて
描いても馴染めば消えてしまって
想いは結露流してく...whyte-out
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君が生きているって 死んで教えてよ ねぇ
現実味がなくて 酷く不安なんだ
おかしいよね 僕にさ 好かれて
あーあついてないよなと諦めてよ
君のお腹の中に この腕潜らせて
心臓をつかめば 暖かいんだろうな
おかしいよね 僕はさ それでも
あーあ人間として生きなきゃいけない
何度も何度も誰にも彼にも愛...シュウチャクエキ
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いつもどおりの放課後 密かな他愛のない日
地に足の付かない君の姿を 一目見たくて
ご機嫌いかがですか
いつもどおりの君は 夕陽に髪をなびかせ
地に足も付けないままで 僕へと振り返るんだ
どうしてつまらなそうに笑うの
こんな世界なんて要らない 未練なんて忘れちゃった
そうかい?案外今も 捨てたものじ...清水
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悲しい寂しい僕らの話
楽しい楽しい僕らの昔
子供が大人で記憶が消えたらもうなれないから
セピアカラータカラバコ
思い出くるくると僕を裏切って
夕焼けが君の顔溶かしてるーらったりら
知っちゃってって知っちゃって何でもないないよ
かくれんぼ
逆上がりくるくるとこの世がとんちっぱ
コウノトリトトウゲンキョ...かくれんぼ
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君は死せど記す明日は無し 散財に嗚呼散々に 届く望まれ得ぬ勝利
それは虚しい身無し血が滴る 完敗に嗚呼乾杯に 夜毎結ばれ得ぬ常軌
二度を望むは寓話 信頼は容易
奮え抑えた狂気 人海に散れ
夢は帰せど赦す術は無し 欄外に嗚呼残骸に 曰く狂いは無き史に
それは苦しい気無し威に群がる 感賞に嗚呼感傷し ...暗渠
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初めて見た姿 初めて聞く詞 開けた世界に知った
心が振れたのは 理由もなく温く 流れてた涙が
近づくことを願う愚かね ただ小さく心羽化し
その目が何を見てもいいのよ 歌声だけ耳に刻ませて
透き通る声に夢を見せられ 瞳に込めたの名も無い愛を
終わりの無い歌が無いこと あなただけがそっと教えてくれた
初...ナツノハネ
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音に 声を 解いて 水の 調べに 早く
胸に 抱え 弾けた 1人 咲いた 撫子
木は枯れる 湖に 溢れ出す 痛みに病み
二度を 望む 右手に
祈り 捧げ 蔑む
日は陰る 僕達の 明日なんて 知らないと
残された 幼子は 声を上げ 指先
踵を鳴らす 悲しみを
いつぞやの君となる
鈴の音に 歩き出す...名残幸
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今日もチクタクと刻まれ 一人バラバラに目覚まし
君の入れてるコーヒーを 飲み干して生まれて
今日も天気は晴れらしい 僕に関係はないけど
君の入れてるコーヒーが 美味しいからいいか
空も日差しもない部屋で 黙々と青く染まってく
それはおかしいと言うなら ねぇ誰か代わるかい
何もない日が大切だ そんな...コーヒーグラス
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水面に揺れ浮く 夜空の海月よ
眺めた全てに ただ詰まる未知を
息した背中に 僕たちの世界
仰いだ視線は 散らばる砂子に
見送る 影に まぶた閉じて 唇
ただ 振り向く 僕を 後悔だけしないように
君が置いてく僕を 腕はただきつく抱きしめて
共に生きたはずの未来 耳に咲く泡となり
雨に濡れそぼる夜 何...しんすい
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新たな住人(キミ)が来る まだ何も知らないキミ
新たな住人(キミ)に言う ようこそそして始めよう
いつもの場所に来る 短い会話を交わす
いつもの場所にいる そこでキミを待っている
変わらずに 歩き慣れた道見つめ
青い髪に 赤い髪に 色とりどりキミに
与えられた言葉で 今日も笑顔を返すだけ
ねぇねぇ...はじまりの街
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釘を刺したテディべア 縫い合わせた紙人形
狂わされた時計 いつまでも三時半に踊る
胸を刺す快感に 滴る背徳感
抉り出す悔恨に ただただ右目が開く夜中
似て苦なる現実に 逃げ出す女王様
さぁ 愚かな海に沈め
繰られ出したページに 点々と落ちるひたひた
逆打ちする時計 明るい明日の朝が死んだ
華が咲く満...悪夢讃歌
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僕には 人には 見えない ものが見える
目そらし 足元 言葉の 雨が
僕には 人には 見えない 雨が見える
朝から テレビに 電車の 中に
嘘つき 土砂降り 弾ける 雨音
互いに 雨音 この耳 塞いで
僕だけを 冷やしてく 毎日が 鈍色で
雨が降る 雨が降る 汚い色をした空に 雨降りばかり
君には ...雨降り空のソーダ水
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ふっと目が覚めてしまって
真っ暗な廊下歩く
あ あれもやらないとな
あ そうだ洗濯物もだ
あ これも明日こそは
あの子に贈らないと
巡る 音が
繰り返す日々を生きて モノクローム歩いてく
足元にほんの少し 楽しかった蒔いていく
明日から僕の足で 近づいてみせるから...部屋のテレビと僕の顔
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ガラスの向こう側 君は私を見てくれますか
その腕で連れてって 空の中へ 雨に溶けるまで
涙 溺れた 緋色の涙
薄いレンズの向こうには 君がいるのと知っている
私にも見えるかな 君の見ている景色も全部
ぐにゃぐにゃに歪むかな それでいいわ ちょうどいいくらい
痛み 溢れた 緋色の明日
愚図な私にはこれ...金魚姫
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さぁ さぁ もういいかい それともまだまだ傷つくかい
さぁ さぁ 振り向いて 心も体も痛いだろう
なんで泣きそうな君を 抱きしめられないんだろう
ずっと聞こえない叫びが 心臓握りつぶされて
どうして伸ばさないの その手を取る手はここにある
どうして立ち上がるの 血まみれで笑って
何年の 何年の 何年...optatum
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あなたの言葉が正しくて 僕の見る夢が間違いで
そんなことが決められている つまらないココがキライです
目指しては盗られた 希望とか言うのは
あなたじゃないの
ほら 消えちゃった 消えちゃった あの日が
ドアの向こうにはあるから
泣いちゃった 泣いちゃった あの日を
さぁ殺しに行こう
あなたの世界が明...リージー・ソーン
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みんなの理想が分からない 望まれてるのは僕じゃない
幸せになるため 頑張ってみたけど
箱庭は世界の風に焦がれていた 僕はそれに気付いた
あの子の理想に近づいたら 君から離れた
分からない 分からない どうすればいいの
教えて 教えて 壊れる前に
みんなの理想が分からない つまずいた場所が分からない
...holocaust
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空っぽになった器に あの頃の夢が見えた
駆けずり回る体に 温かい声が沁みた
夕焼けに押された背も 草の香りに変わった服も
どこに放ってきただろう 探す宛もないけど
走る 走る 僕の夢が こっちを見つめて笑う
好きな場所 嫌いなこと 全部飲み込んだ
おかわりって騒いで くだらないこと笑って
誰かにか怒...追憶スープ
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フェンスの向こうで リンリンリンリン 踊ってる
枕の下から リンリンリンリン 寝かせてください
ここに立たされたのはいいが どこに向かえばいいのだろう
瞳に映る丸いおつきさまは 息がないよ 笑えるだろう
2階の窓から リンリンリンリン 踊ってる
無人の風呂場で リンリンリンリン 他所に響くだろう
知...異世の鈴
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もう ずっと 染み渡るのは
寂しい 寂しい 風に流れる
君は誰 そこはどこ
雨の中で かき消えてく
波間に沈む 明日の声音
ねぇ 君は誰 僕は僕
風に風をはらんで 昨日を生みだした詩を
波は波が浚い 泡沫に消ゆ儚さよ
あぁ 君に君に君に 知る愛を
雨に雨をはらんで 明日に降りしきる夢を...LaLa
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途切れない波音は 僕らの夢を揺らす
届かない青空は 僕らの色を染める
狂いない優しさは 僕らの眠り覚まし
たがわない約束に 僕らの明日うつる
願いが裏切りだとも 気付いてしまった
世界へさよなら 僕を抱く腕は
幾千の声にささやき続けよう
世界へさよなら 僕らの役目は
終戦の鐘に輝きを灯そう
優しさ...evolutionary biology
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僕の手のひらは
何にも愛せないんだ
誰にも言わないけど
綺麗な花は萎れて
蝶々は空を諦める
自分だけは許される
僕だけは
君の腫れた瞼
覆い隠せればいいな
いたいたいの飛んでいけって...救いの手のひら
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もう ずっと 染み渡るのは
寂しい 寂しい 風に流れる
君は誰 そこはどこ
雨の中で かき消えてく
波間に沈む 明日の声音
ねぇ 君は誰 僕は僕
風に風をはらんで 昨日を生みだした詩を
波は波が浚い 泡沫に消ゆ儚さよ
あぁ 君に君に君に 知る愛を
雨に雨をはらんで 明日に降りしきる夢を...LaLa
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今日もこの世界曇り空
目線は普通よりちょっと下
あくびに紛れた舌打ちは
嗚呼家に置いてきたプレイヤー
ダミ声に似た笑い声
こんな世界が楽しい人ら
ラルラ ラルラ 悲しい雨で
ノイズの走るセルフエコノミー
ラルラ ラルラ 振り返る
ゴミ箱から外れた運試し...脳内ノイズ
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静か胸に咲いた言葉
なみだ色ひとふわり
確かに描いたはずの夢はもう
滲むキャンバスの向こう忘れてますか
頑張った でも 駄目だった
嗚呼 ため息との逃避行
このダメな背中 もう押して欲しいや
羽ばたかないと落ちるだけ
私たちの夢
泣きはらした夕べ...【” ”of the happiness】
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お父さんお母さんお友達あの公園ではしゃぐ子供たち
あそこにまざりたいかと問われて今日も特にはべつにと首ふる
大人しい子だねと知らない人わたしそんなじゃないよふつうだよ
ええ本当に大人しい子なのぶきみなぐらいにと知ってる人
一昨日も昨日も今日も明日も明後日もこれからもわたし大きくなったら○○になるのよ...ゆめときょうき
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世界中で貴方だけを見つめていたくて
手をつないで横たわってそばで眠りたくて
髪をすいて笑いかけて過ごしてみたくて
そんな夢を見るたびに目が覚めるけど
伸ばした指で 貴方を画面をなぞるよ
ここにいるのは 僕しか知らない貴方だ
押し込む指で 画面に僕を作り出す
貴方だけに贈るよ
ねぇここにいるよ 姿は無...(non title)
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いつも誰かしらが僕を見て いつも何かしら責め続けている
僕を見ないでと叫んでも ジイシキカジョーだと罵られるのがオチ
今日もまたたくさんの目が向いて 今日はもうたくさんと怒鳴り散らして
何が違うかと悩むのを 薄汚いモノを見る目で見下ろされるの
滴り落ちる音にリズムを取って 楽譜の上に指で書きなぐって...(non title)
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あたしが欲しがるのは愛なんて言う
君は随分おめでたいよね
ラリラリった 溺れてった 助けてを踏み潰す
さよならなんて言って君は僕に背を向けて笑う
もう二度となんて言ってあたしは涙を流してみるの
したり顔で告げる残酷な言葉
内緒ほんとは逆だってことは
ラリラリった 愛しきった もういいや踏み潰す
さよ...lulliby
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おはよう ありがと おやすみ また明日 好きよ 送り合って
かなしい たのしい うれしい 分け合っていたつもり
あなたと私ともう1人 またまた夢見る3人目
あなたの手が喉つきぬけて 私の向こう側
だってだって愛したって あなたは私をすり抜ける
その目を見つめてたって 輝く瞳はイルミネーション
待って...je trepIgne