冷静ぱすた≒暴走ぱんつの投稿作品一覧
-
ああ、ねえ。今更なんだけどいいかい?
ちょっと話聞いてよ
ありがとう それだけ
言いたいだけだよいつもありがとう
ごめんね
愛されているのも忘れて
優しくされるのに慣れてて
大事なことも気付けない
馬鹿な僕なんかの傍に
ああ、ねえ。こんなんじゃやっぱ迷惑かな?...ひなた日和
-
夕暮れ時を 頬杖ついて 待つ無表情 西日に打たれ
「一人でいいよ 怖くはないよ」嘘つく度に 壊れそうな目瞬く
懐かしんでも 悔やんでみても 先に進めず 歌に愛馳せ
「戻れないなら いたくはないよ」どこへ行っても どこへも行けず
叶いかけた夢を 取り上げられるように
失くして知るものも 敢え無く両手を...蛹
-
降りかかったのは何人もまだ
太刀打ちできない最悪だった
「終われ 終われ」と何度繰り返して
その終わりが来れば右往左往する
最低な世界に生まれてしまった
だけど神様はこんな世界にしたかったわけじゃないさ
渡されたパーツを上手に組み立てたら
素敵な世界にもできたのに
上手くできないのは誰のせいだったろ...積み木のセカイ
-
不思議の国 迷子のシンデレラが踊る
おどけている魔女が差し出した林檎も
長い夢解けない魔法の中
あの少女は自ら靴を脱ぎ捨て
粉々に散った
置き去りの夜 王子様はどこ?
甘い言葉を求め彷徨う
わざとらしくて 安っぽいリアル
この悪夢から目覚めたくない
最初からもう ハッピーエンドが決まってる...ナイトメアインヒロイン
-
5まで数えて1234
全て破壊されるまでのカウントアップ
こうなりゃ今更1234
重ねた毎日振り返るなんて
あーっ 無意味やしないか
この ぼくに なにを ささげてんだ
あーっ とてつもないんだ
真っ二つさ切り刻んで
どれが愛だったったって言うんだ
そろそろ終わりにしやしゃんせ...ビリッドハート
-
感慨に浸っても僕らは
決まって同じ所で足踏みして
前に進んでる錯覚を起こして
結局は何一つ変われないんだ
手探りなんて言って
薄目でそっと覗いていた視界は
イカサマ問題ばっかりで
バカにしてらんないんだよ
ここに無いものは無い
見つけてないだけ...ニューイノセントワールド
-
壊れちゃう脆ささえも 忘れて僕は走った
封を切った愛はまだ 世界のどこかに漂ってる
くだらない厭味なんて 笑い飛ばせたらいいね
君はきっと愛をまだ
手放してないはずなんだ
隠してきたことなんて
さらけ出しちゃえばいいよって
言われたなら今ならば
思い切って頷けるよ
愛は鎌首をもたげ 窺って覗き見るけ...球体性理論
-
今頃開くアルバムも
あの頃は恥ずかしかったなあ
急に全てが眩しい 思い出になる
僕らがここに忘れたもの 今ふと思い出す
あの日の僕が見つけたもの鈍色の夢
流され流れ傷ついてくうちに目が眩んで
本当は微かな光がそこにあったはずだ
夕暮れの匂いも蹴った空き缶も
みんないつか忘れ 大人になる
「懐かしい」...サンセットフラワー
-
後悔だけのエンディング
泣きも笑いもしないままに
ドローの末何と申す
気付けば偉大なメッセンジャー
采配ミスの急展開
誰もかれもが匙を投げる
拾い集め何と申す
孤独に震えるメッセンジャー
ああ 泣きたいな
誰かの言葉抱きしめて...メッセンジャー
-
まっくろくろ地上に息を吹きかけて
眠りに埋もれる人々を見つめ
僕はここにいるんだよと
月の裏からそっと歌う
ラルラ おやすみよ ひとりぼっちの僕
誰もが愛された命を送る
その魂から香る
温かい優しい優しい匂い
太陽に焦がれる昼の匂い
逆立ちして探しに行こう...まっくろくろくるくるり
-
周りからは煽てられて
まるで英雄扱いされて
調子に乗って僕が一番
なんでもできる気がしていたんだ
村の人が褒め称えて
頼りにしてくれるけど
言う程僕正義感や
敵対心も燃やしていないし ねぇー?
無理難題 理不尽クエスト
まだ子供なんだって知ってるでしょ?...伝説の勇者に幸あれ
-
一羽のウサギが翔いた
ロマンス色の甘い甘い空
見上げるまでもなく僕は知る
君が追いかけていくウサギが
やがて行き着くであろう地を
一人の背中で翔いた
純白色の軽い軽い羽根
見つめることもなく僕は見る
君が追いかけていくウサギが
やがて行き着くであろう火を...ロマンスの羽根ウサギ
-
自転車で思い切りすっころんで
強かに後頭部をぶつけた
そりゃ痛かったけど黙って起き上がった
真夏の青空下の交差点
体中派手に擦りむいた
寧ろ擦り傷で済んでよかった
そりゃいい大人だし泣きはしなかったけど
ちょっと優しくされたかったかな
だって転んでいたって
誰も手を差し伸べたりしないんだ...いたいのいたいのとんでゆけ
-
砕け散った心の跡が
点々と散らばった街に
息が詰まりそう 懐かしくて
どこを見ても君がいるから
何もかもが苦し過ぎて
僕が潰れそう 愛したくて
この胸が空っぽだったら
こんなに悲しくないのかな
何かがいっぱいになるから
喉まで込みあがる どうしたらいいの...Like a star train
-
僕が泣いたら君は笑った
それを見たらつられて笑えた
そしたら君が突然泣いた
僕が笑うのが嬉しいんだという ああ
100回目の約束の日だった
いつものように僕は遅れたんだ
100回目の遅刻に呆れてた
いつもの君がいるはずだったなのに
なんで ねえ なんで
君がいないのここにいないんだよ...僕が笑う、君が泣く
-
君の鍵は4桁の数字ですとだけ告げられた
僕は頭抱えながら必死でそれを探したんだよ ねえ
穴の開いたバケツで一生懸命水を汲む
汲んでは覗き汲んでは覗き
どうしていいかわからないようだ
僕はそれをちょっぴり先に立って見ていたんだ
上げては下ろし上げては下ろし
あと少しの勇気がないこの右手は
君の背中の手...keyword
-
「今どの辺にいるのかな」
夜空をそっと仰ぎ見る
足下に広がる街の灯りが
まるで僕とは違う世界のようで
なんていうのかな、ゾクッとした
誰の目も僕を過ぎ去って
ここにいるのにいないよう
さみしいなんて言えないから
ここからなら見える気がする
見えない君に縋るよ...うたう丘
-
世の中火の中 林檎に罪着せ
僕はレジスタンスを飲み干した
この名かあの名か 付け間違いした
挙動に棘刺さり流れた不満はもう
終わりを告げることもないままに
更なる愛想を紡ぎ合って
新たな虚実を生み出した
「くず野郎」? つまり君。
「100回やってもだめでした。」
そうねそれは もう100回やっても...ハートブレイクワーム
-
閉ざされた世界 音のない闇
君は今窓を開け
見えない不安に足を掬われ
独りきり泣いていたのを
私だけが見ていた
「大丈夫」なんてもう
きっと響かないね
ならば何ができるだろう?
伝えたい想いは
歌に乗せて 世界中へ放とう...Song Of Lamp
-
エゴだといわれてもいいんです
だってエゴでしかないんです
「君の支えになりたい」だなんて
君の傍にいる口実です
こんな僕が堪らなく嫌なんです
こんな僕をねぇ君はどう思うの?
手を差し伸べたって
起こす程の力はなくて
目を見つめてたって
涙止める力はなくて...理屈っぽくて弱虫な恋
-
雨上がりの汚れた水溜りの
その中に落ちていた
空を映すその小さな“ハコ”
私は屈むと指先で触れた
私には何があった?ってただ
“ハコ”一つだとしか言えなかった
でもこの中には幾万もの夜空が
閉じ込められていたんだよ
誰もが中を覗き込んで
「ただの空箱に目が眩んだのか」と...*** in the BOX
-
そろそろ印象とかぶち抜いて
めちゃくちゃにしてくれたらいいんじゃない?
まだまだ終われないとか言っちゃって
だって私ほんとはいけない子☆
委員長とか呼ばれても
お堅い女と言われても
興味がないわけじゃないからね!
首筋に キスをして 優しく押し倒して ね♥
めたりっく☆ぱんつ 脱いで 脱...めたりっく☆ぱんつ
-
「奴はいつだって一等賞
何の罠だって思うくらい
性格顔センスいい女
なんてたって私とは格違う」
って君は言うけど僕は思うんだよ
そう言った所でどうなるん
そんなの君になんか意味があるん
それを言ってる今がどう変わるん
もっともっともっと
もっともっともっと...負け犬とキス
-
それにしても僕らは一体
いくつの物語を紡ぐの?
一人一つ一人何役?
だって監督も脚本も役者も
みんな僕一人でしょう?
誰もが持って産まれた才能
誰もが持って疎まれる人生
今や足りなくなったこの数値
今や間に合わないこの戦慄
3、2、1で幕開けて...Behind the scenes
-
とうとうこの日が来たよ
幼女と触れ合える日が
敵対(俺が働かない件について)していた姉が
子供を産んだそうです!!!
つまりは俺の姪っ子か
血縁関係にのぼるのか
そんなの大した問題じゃない
とにかく早く抱きたい!(いろんな思惑で)
世間の目は 俺を ただの
「変態」と見なし...俺の姪っ子
-
Hello! 今日に挨拶を
Hello! 空に高らかに
you know? 特別な朝がやってきた
make up! “可愛い私”を
grow up! この日の為に
you know? 約束の朝がやってきた
青空 坂道 揺れる恋泳ぎながら
会いに行くよ
ゆらゆら あなたを 目指すの
恋想ゲーム...恋想ゲーム
-
目覚めの悪い朝 窓の外は土砂降り
一人の部屋で俯く
夢の中で名前 呼ばれていた気がした
懐かしい 優しい 声で
思い出す夜は いつの日も土砂降り
涙堪えて震える
弱い君のことは 誰よりも知っていた
知ってて 突き放したんだ
捻り出した言葉が
喉の奥に刺さって...gloomy dew
-
闇夜の燭(ともしび)は
地獄旅への餞
満たされぬ空腹
底無き我欲の泉
錆びた様に朱い
匂い放つ彼岸花
此岸に咲き乱れ
その境を溶かしてく
「犯した罪以上の罰だ」と
叫べど声は唯々谺し...錆びた花(仮)
-
ある日 僕が 窓を開けると
いつものように庭には烏が
花壇 の中 土から生えた
白い手が 花弁(かべん)を開く
それに 僕が 水をあげると
いつものように花は震えてた
優しい ママに 僕は呼ばれて
パパと 朝 ごはんを食べる
些細なこと ママが一人
お花になって 綺麗に咲いた...Why?te flower
-
一人不安な夜に 取り残された気がした
強張る心は震え 泣くこともできないけど
君は決して一人きりじゃないんだ
僕なんて頼りないかもしれないけれど
名前も 言葉も 異なる誰かが
またいつか笑う日が来るといいなって
君の右手で誰かの左手を
優しく包んであげよう ほら
君の震える左手は必ず
誰かがどこかで...ループ×ループ×ループ
-
拾い集めきれるかい?
僕が散らかした尊得感情
何を受け入れて何を吐き出して
ここまで来たんだい?
君が見破った損得勘定
何に気がついて何に抱き締められていたのか
わからないけどわからないことに
一体何があるんだって
それが僕の得かって
それが僕の損かって...アルトコの尊得感情
-
屑まみれの街の中で ペテン吐く黒いスーツの男
言葉なんて何の意味も持たないこと
誰より知ってた た た
肌を刺した冷たい風 スモッグの闇に少女が一人
「ちょっとそこのお嬢さんよ」薄い表皮に
笑いを浮かべたっ たっ たっ
ああ 振り返りはしない 音無き世界故に
ああ 滴る言葉を 閉じ込める魔法
震えて...ペテン師と少女
-
真っ暗闇に埋もれながら
見えない視界で 僕を探した
触れないままじゃ見失いそうで
毛布の中で必死に自分を抱いた
深く吸った息は体に染み込んで
僕の体の中を駆け巡って
あぁそうだ どうしてだろう
僕はこうして生きているんだ
もうこのままで 小さくなったままで
消えちゃおうかな...エモーショナレヴ
-
裏から表まで嘘つきごっこ
本当に大事なことは一人分
誰かと共有なんてしたくない
やり方さえ知る由もない なあ
こんなくだらない日常
きっともっと簡単な方法で
上手に生きていけるはず
こんなくだらない日常
それをきっと簡単な方法で
無難に切り抜けたくない...デッドオアライブ
-
本当のことが言えないわけじゃない
言いたくないのは本当だけど
隠す為に一つ言い訳した
重ねて一つ嘘ついた
君が理解してくれるかもなんて
淡い期待とかしてはいるけれど
怖いからと逃げて言い訳した
重ねてまた嘘ついた
言ったら崩れちゃうんじゃないの?
届かないまま墜落しないの?...嘘つききつつき
1
- 2