神崎遥の投稿作品一覧
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俺、カイトの朝は、彼女の歌声から始まる
「おはよう! 今日もいい天気、お洗濯日和ね!」
周りには誰もいない、彼女の声かける先には小鳥やそよ風に揺れる木々
鼻歌より始まったそれに俺は木の枝に身を横たえる
ボロボロのスカート、元の色さえ分からないほど褪せ
白いはずのエプロンは黒く汚れている
彼女の名前は...そして、俺は魔法使いになった1
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ミクが飛び出し降り立ったのは、王子の相手であるみずぼらしい少女
ろくに風呂も入れさせてもらえず、小汚い部屋で寝起きしているせいか
服はボロボロで見るに堪えない姿をしていた
煤まみれの部屋を延々と掃除している姿が見えた
(なんで、あの子? 私は王子様と一緒にいた時間があるのに、あの子はっ)
部屋の小さ...それは私が魔法使いの理由1
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「おい、あいつが来たぞっ」
「逃げろ!」
子供の信じやすい無垢純真な心と言うのは容赦を知らない
自分たちと同じくらいである彼を大人たちの洗脳により
近づいてはならない、危険な存在として認識されてしまっていた
彼は一人だった、両親は彼を置いてバラバラに消えてしまった
壊れかけた家の中で赤ん坊だった彼は...君が連れて行ってくれた世界 元作:GALLOWSBELL
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さて、メルアドを交換してからと言うもの何通ものやり方が交わされた
基本は好きな作家や小説の話ばかりが受信ボックスを埋めていく
学年と活動が違うだけで会う機会が殆どない
珍しく弁当を忘れ、食堂に買いに行くことにした
売店に並んでる間溢れかえるような人の多さに視線を泳がせると
ルカの鮮やかな桃色の髪が人...その3「私が導く幸せの話」 カイメイ
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家に帰り、部屋にこもると早速先ほど押し付けられた小説を読んでみた
タイトルの欄は空欄のまま、始音カイトとかかれた下に
ー是非、感想くださいー
人を評価できるほどの腕もないのにと思いつつも一頁を捲った
それはまるで重石をつけたまま深海に落ちていくように、メイコはその作品に落ちていく
ひとつの出来事を少...その2「私が導く幸せの話」 カイメイ
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その言葉に彼女はただ涙を流し頷くだけだった
きっと共に生きることは出来ないと思っていた彼女にとって
彼からの言葉は今までの不幸を全て無にするようにも思えた
きっと二人はこれからずっと、ずっと
手が止まってしまった、どれだけ捻り出そうとしても最後がどうしても気に入らず
何度書き直しても進めなくなり、額...その1「私が導く幸せの話」 カイメイ
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私には友達が居る
幼馴染のミク、先輩のルカさんや、カイト兄さん
メイコ姉さんにグミちゃん
最近転向してきて仲良くなったリリィちゃん
他にもたくさんたくさんいる、たくさん
けれど、あたしには一人だけ誰も知らない友達が居る
朝鏡の前に立つと、それは鏡の役目を果たさない
目の前の鏡に映す姿はあたしではなか...鏡に映る同じ世界、違うぼくら
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ぼくは今日、ルナちゃんが居ないのでひとりぼっちです
ルナちゃんはジンさんと一緒にお出かけです
ぼくはおひさまが嫌いなので一緒に行けません
寂しいのでおうちをお散歩していると
水に大きな物が落ちた音がしました
ぼくは窓から外を見るとおうちの後ろにある泉が揺れてました
中では白が浮いてました
ぼくが泉の...亜種 「ぼくだけの知っているひみつ」
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ぱずる・わーるど
あわせあわせ、かさねかさね
それでもできない、ぱずる・わーるど
手と手をさ、合わせ歩く
それでも離れる、ぱずる・わーるど
ぼくは歩く、ただひとりで
みつからない君を探してく
ぱずる・わーるど
手を伸ばす先にはいつも
たくさんの表情(え)をもつ君がいた...音楽・ボカロ調声募集「ぱずる・わーるど」歌詞
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「あぁ、どうしよ!」
「うるさいよー、ミク姉」
高鳴りがとまらない、抑えられない!
だって今日だってねぎを五十本しか食べてないもの!
つい先日来た新しい家族、私の年上の弟
すらりとした体、さらさらと穏やかな川のように流れる紫の髪
凛々しい目、麗しい唇、あー、好き好き、一目ぼれ! 高鳴りがとまらない!...「ミクたんの一目ぼれ」 がくぽ×ミク
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「やっぱり、二次元に限るわっ」
目元を真っ赤にしたリンは、勢いよく立ち上がるとそう叫んだ
隣で、携帯ゲームをしていた友人のミクはびくりっと肩を揺らした
「もー、突然叫ばないでよー!」
「もう恋愛は二次元に限るよねっ! ね? ねぇっ!?」
リンはミクの肩を力強く掴み、同意を求めようと鬼の形相で
ミクは...レンリン『片思easy』甘々・・・?1
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「ねぇ、このピアス」
レンと買い物の途中で見つけたそのピアス
1000円とちょっと高いけど、一目ぼれ
「んー、綺麗じゃん、買うの?」
「うん」
それを買って、ダッシュでお家に帰るの
黄色とピンクのお花のついた可愛いピアス
あたしとルカ姉みたい
「ただいま!」
買い物袋をレンに投げつけて、急いで階段上...リンルカ 「猟師と姫のピアス」 守ります
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「いやあああああああああああっ!」
ルカが叫んだ、可愛い
ルカは壊れ始めている、沢山「ルカ」が作られたから
私やKAITOと違い、全ての機能がアップしたミクやルカ達
複雑な声や性格まで設定できる、そのせいか
逆にその複雑な機能に追いつけず、ショート、フリーズらの障害が起きる
今、目の前で私のルカが壊...メイルカ 「私の中のあなた」 いただきます
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ボードの上のオセロの半数が黒を示す
勝負はルカの勝ちだ
ルカは勝ち誇った顔をして、目の前に居る少女を指す
「命令」
ルカは立ち上がるとそれを真似る様に立ち上がりくすくすと笑う
それが余計にルカの苛立ちを増させる
「ここから落ちて死んで、私に会いに来て」
彼女の指は地上を示す、彼女は何の躊躇もなく
フ...ミクルカ風味?「落ちました」 こんな愛もいかがですか?
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巡音ルキ (ねぐりね るき) ♂
175cm 60kg 20歳
その他:
一人称は僕、敬語(ってのが好きw)
ルカの別人格
マスターがルカの声を調整中、低くし過ぎてできた存在
ルカの歌声が好き、でも一緒に存在することはできない
クールな性格だが、甘いものに目がなく
マグロが好きではない
その理由は、...巡音ルキ 設定
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夜の一人歩きは闇の使者の格好の餌食だよ
と言うのがこの街の習わしだった
小さな街だけれど豊かであるこの街の唯一の恐れるものだ
この街のすぐ傍には闇の使者が住まう城がある
それはまるでこの街を監視するかのように見下ろしているようにそびえ立つ
だからこの街では夜歩く者はほとんどいない、彼を除いて
「寒っ...《魔王と青年》 BL注意 がくカイ
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KAITOがいなくなってから10日程が経った
マスターが突然の出張で3週間ほど家を空けることになった
その日からKAITOがいなくなったため
皆、寂しがり屋のKAITOの事だからマスターについていったのだろうと
納得してしまった
でもMEIKO、ただ一人納得しなかった
マスターが仕事にKAITOを連...《狂った青い瞳》 R15 ※元ネタ御兄誘拐 メイカイ
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「ア、アイス……」
双子にアイスを食べられて泣くKAITO
「二人とも喧嘩しちゃだめだよ!」
「うるさい!」
「黙ってて!」
ミクとリンの喧嘩を止めようとして強く言い返されてへこむKAITO
お菓子を作ってるKAITO、歌ってるKAITO、遊んでるKAITO
眠っているKAITO、アイスを食べるKA...《独占欲》 R15? 注意メイカイ
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注意!
こちらの作品にはBL的な表現が含まれております
苦手な方は閲覧をご遠慮ください
間違って閲覧してしまった場合の苦情らは受け付けません
《また、会いましょう》
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注意!
この作品には、BL表現が多数含まれます
苦手な方は閲覧をご遠慮願いします
もし、間違って閲覧しての苦情らは受け付けません
どうぞよろしくお願いします
五話ずつ更新予定です、前バー設定めんどくさい(´・ω・`)
《歌声よ、どうかその胸に……》01~05
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静かな場所、それは田舎のいい所であろう
今現在VOCALOIDは個人客だけではなく、老人ばかりの街などで
介護の手伝いをするのもまた彼らの仕事となっていた
そんな歌うと言う本来の目的を外れた三人のVOCALOIDがいた
「がくちゃん、がくちゃん、どこだい?」
老婆がふらふらとした足取りで自分を探して...「無くした音、無にする音」
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「いいわ!うん、すっごくいいのができたわ!」
マスターは嬉しそうに笑いながら出来上がったばかりの曲を
繰り返し繰り返し聞きながらそう言った
「ほ、本当ですか! よかった」
ほっと一息つき手にした楽譜を持ったままマスターに抱きつく
「ちょ、ちょっと、もぉ」
照れくさそうに頬を照らしながら、抱きついた僕...「変わらない愛で縛ってください」
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「もう、いいですか?マスター」
乱れた衣装を整えながらそう言うと満足げに頷いた
「あぁいいよ、今日もいいのができたっ!」
出来上がった作品を見つめながらPCへと向かい
自作サイトに投稿するための準備に向かった
現在のマスターに買われ、1年たった
その内に歌わせてもらったのは最初にインストールしてもら...「醜い音、空に浮かぶ美しい月《ルナ》」
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名前:無音ジン
年齢:24歳
元ボカロ:がくっぽいど
髪色:白銀
瞳色:紫色
身長・体重:190cm・70kg
好き:シズネ、花、ルナ達、歌
嫌い:マスター(人間)、自分
特徴
がくぽ同じような髪形をしてますが白銀です...亜種 「無音ジン」 「無音シズネ」 設定
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名前:BAKUTO -バクト―
年齢:20歳くらい?
元ボカロ:KAITO
髪色:漆黒
瞳色:漆黒(黒より深く光がない感じ)
身長・体重:立てば180cm 59kg
好き:ルナ、無音姉弟、絵本、月、束縛
嫌い:VOCALOID、KAITO、自由
特徴:
顔は片目と口元を残し全て包帯で覆われている...亜種 「BAKUTO」 設定
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名前:醜音ルナ -しこね るな―
年齢:25歳
元ボカロ:巡音ルカ
髪色:ワインレッド
瞳色:ワインレッド
身長・体重:170cm 54kg
好き:復讐、血、ワイン、従うもの
嫌い:歌、VOCALOID、朝、明るいもの
特徴:
髪を後頭部上のほうで一つ括りして...亜種 「醜音ルナ」設定
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「そして、姫と王子は幸せになりました、めでたしめでたし」
ワイン色のドレスを纏った女―醜音ルナ―はそう締めくくり
手にしていた絵本を閉じた
足元では犬のように座る束縛具に身を固め
顔を片目以外包帯で覆われた男―BAKUTO―は
もう一度とねだるように体全身をなすりつける
「あらあら、まだ読んでほしい...「私たちの願い」 亜種のお話
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「あ、たこちゃんだ」
「久しぶり~た~こちゃんっ!」
子猫でも見つけたように、ミクとリンは
今夜のマスターの楽しみにしているマグロの刺身片手に
“それ”に駆け寄った
「まーぐろ、まーぐろ!」
うねうねとうごめくピンク色の物体
ピンクの触手をリンの手にあるマグロの切れ端へと伸ばし
口元からはだらりと涎...※GL(百合)注意 【私だけが知っている秘密】 メイルカ
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【BL(薔薇)注意】 レンカイ
「あぁ、可愛い、可愛いなぁ」
少年はただその言葉をひたすら繰り返すのみだった
傍らにはすでにVOCALOIDとしての役目を終えた彼がいる
透き通った海のような青い瞳は役目を終わった今でも
少年を見つめ続けている
「好き、大好き、愛してる、愛してる、愛してる
愛してる、...※BL注意 レンカイ 「夢幻の中でささやく愛」
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「いやっ! 嫌だ、嫌だ、嫌だ、マスター!!」
そんな“私たち”の声に、私は目を覚ました
随分と開かれることのなかった鉄の扉が開かれ
数人の同じ服を着た人たちが“私”や他の皆を連れていく
大人しくついていく者、必死で逃れようとする者、叫び狂う者、慟哭する者
たくさんの“私”や“皆”が鎖に繋がれて、鉄の...【元曲:デッドボールP 金の聖夜霜雪に朽ちて】最後に伝えたい言葉《作:神崎遥》
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ホームに降り、振り返ると丁度電車の扉が閉まった
長い時間過ごしたその電車は、春風を引き連れ次の駅へと走って行った
視界を閉ざしていた電車が走り去ると今度は燦々と陽を浴び美しく輝いて
何処までも続く青い海が姿を見せた
ふわりとした風に、飛びそうになるつばの大きな帽子を押さえる
その風は潮の香りと木々の...【元曲:このり作 花の髪飾り】あの子の探し人《作:神崎遥》