遠野音の投稿作品一覧
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蒼い木々を抜けて
甘く香る雫から 遠く離れる
空へ散りゆく 君が描いた夢よ
蛍 羽を広げ 君の望む場所へ
夜空 高く舞い上がり
一縷の燈となるように
朽ちた草の陰に
息をひそめ くすませた私の瞳
そっと拭った 君の手の温もりよ
蛍 羽を広げ 君の眠る場所へ...蛍
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A
記憶を綴じても この風が頁を捲ってく
光を亡くした感情が 根を伸ばして絡んだ
B
あの夜 頷いていたなら
今もあなたと笑えてた?
全てを捧げても
時は戻せない
サビ
消える消える あなたの声が...rain forest
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A
ロンリーナイト
思わずポエム書いちゃう カワイイ?
A
シューティングスター
早口言葉はキライ 噛んじゃう
B
甘いもの 今日も足りない気分...インスタント・ラバー
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00:16
歪(ひず)んだ夜の吹き溜まり
ネオン滲む街に届かない僕は
ガラクタのようだった
00:33
君は知ってる
僕の薄っぺらな過去
それでも隣で 雨に打たれるまま
00:49
色褪せ擦り切れたコートでさえ...雨と犬
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A
君の部屋はいつも整然さを誇って
棚に声を仕舞い 窓際に鎧を置く
B
晒け出すことが怖いと言う君は
置き手紙なしに隠れるから
サビ
目を瞑り 十秒後に捜しに行くよ
落ちる陽が地平線とキスをする前に
ねぇ まだかな...もういいかい?
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A
分かっていたの
いつか必ず離れていくと
別れのベルが響くホームは
寂しい灰色
B
手紙に何を書いても
電話で声を重ねても
ぬくもり伝わらない日々が
すぐそこまでやって来ている...花雨の日
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A
明るい君の笑顔を
今でも思い出すんだ
はるかに遠くなったね
思いもしていなかった
B
繋がってた糸電話の先
もう静寂しか聞こえてこないけど
ビンに詰めた君宛ての手紙
波にさらわれて見えないけど...close to you
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きみが落としてく笑顔を 裸足のまま 探しにいく
金色の灯り掲げて 降り立つのは 小さな町
貝殻 ビー玉 拾い集めたら みがいて
口笛 足音 臆病なうたを抱えて
閉じた窓に ハロー
きみに きみに ハロー
きみが失くしてく涙を 傘もささず 探しにいく
銀色の雨の向こうに 隠れるのは 細い小道
町角 迷...小さな町(曲付)
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Spring has come
届けたいの
鮮やかな想い描いたフォトグラフ
新しい風に今誘われて
重いコート脱ぎ捨てて 飛び出すの
キミの暮らす街の空は まだ凍えてるから
はちみつ色の太陽に リボンかけ贈るよ
Smile of sun
揺れて踊る
暖かい光は手のひらの上...春色フォトグラフ(曲付)
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蒼い夜空にひとり包まり
遠くのあなたを想うよ
あなたに注いだ鋭い雨が
真冬の匂いで凍ってしまったら
悴むこころへ舞い上がって
ぬくもりを灯すの 花明かり
笑顔も涙も愛おしいと
春の月 伝えて
不器用な風のようにあなたは
自分自身を蹴散らすの?...花明かり(曲付)
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A
神様は出来のいいフィギュアだけを選び
遊んでいるんだ
A
楽園行きのバスはいつも
僕を置いて走っていく
B
ポケットの中 拗ねてる両手でも
掴めるはずだ 何かを
サビ...TRUTH
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A
白く染め上げる日差しが床に落ちて
きみの椅子 照らしています
細い秒針の明日へ続く音は
胸の襞に刺さる思い出を揺さぶり
B
霞む空に消えた熱が
戻る幻 見るのです
サビ
何回 さよならを言えば...白昼夢
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青褪めた羽 地に舞い散る
鎖に囚われたシルエット
揺蕩う鼓動 今目覚める
あなたの強い双眸と出会って
もう何も怖くない
響いた声が力をくれる
風を切って 運命を超える...残光のアルカディア(曲付)
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A
そして物語が終わった
冬の風が連れたピリオドで
A
ほつれた表紙を撫でている
かすかな温度を消さぬように
B
幾重も分かれた旅路の先には
何が待つの
あなたは広い空の下を誰と...スノードーム
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A
僅かな灯火を必死に抱え込む
目の前の扉が冷たく笑う
A
すれ違う人影は砂のように崩れて
僕の目を突き刺し 空を隠した
B
永遠に続く夜
羽を折られた小鳥
始まる前に終わる世界...蒼
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いつもよりも早く起きた朝
一人分の体温のベッド
眠たそうな君の挨拶は
もう聞こえない 夢の中でさえ
古いラジオ かすかにこぼれる
二人がよく聞いてたメロディ
甘い声で奏でる永遠
そんな未来を探していたけど
不器用で 臆病で
暗闇を一心に...Light(曲付)
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A
手紙を書こう こころの中で
あなたのために ぼくの言葉で
A
ラジオで聞いたうたを伝えよう
雨の音色をひかりに変えよう
サビ
元気でいます
あなたもきっと遠いどこかで
笑っているね...手紙
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A
緑のじゅうたんを 歩いていくぼくら
いつもの歌を歌おう
A
きれいなきみの声 重ねるぼくの声
外れた調子だけど
B
きみが摘んだ花の香り
まつ毛に揺れてる日差し
丘の上 風に乗る恋心...ひつじ
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月を見上げて立ち尽くす
一夜七夜と 時は過ぎ
指を伸ばせど遠ざかる
あなたが消えた空
水面に落ちた花びらは 寄る辺なく沈み
飼い馴らしたはずなのに 孤独がわたしを責めた
その手に掬い上げられ 太陽の下で笑った
贈られた花の櫛 あなたと共に生きた
月を見上げて立ち尽くす
一夜七夜と 時は過ぎ...花櫛(曲付)
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A
唇を飛び出す 汚れきった音から
信じられないほど きれいな花が咲く
B
そんな夢のように 君には僕の想い
見えてるのだろう
サビ
何度でも君は 絡まった蔓を
その指でほどくよ
だから僕はまた この光の下...返り咲き
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風の中で待つ
君の前髪を透かす光
萌える草原に
澄み渡る声が響いていく
僕は花を摘み 君へ捧げよう
いつかの約束を果たすときが来たね
君をこの胸に抱きとめるよ
ひとつひとつを確かめ
全てのものが新しい
日々を共に生きていこう...オレンジの花(曲付)
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A
アスファルトに響くブーツの音で振り返り
広がるいつもの街並みが思い知らせる
ひとり歩く現実(いま)を
B
足元の雪を蹴って
ごまかしてみても
肌を刺す風は
こんなコートじゃ防げない
サビ...モノクローム・ロード
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A
淀んだ部屋の隅 膝抱え口を閉ざす
体中に響いた不規則な鼓動
A
幼く脆い手で積み上げる境界線
腫れ上がる心では守れない光
B
嬉しい 寂しい 愛おしい
ひとりじゃ見えない感情を
注がれ初めて変わるだろう...innocent
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薄紅桜 咲く杜(もり)が 霞を纏い揺れている
西の地平へ夜は去り 白き睡蓮 微睡んでいる
もしも この姿 目に映るなら振り向いて
籠目(かごめ)の中から手を伸ばし宙を掻く
ゆらりゆらりと震えるかげろう
刹那の夢と君は言うだろうか
茜に染まる懐かしい場所
言葉は無くて 触れられなくて
滲む月下の曼珠沙...送り火(曲付)
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A
あなたは雨になって
指に染みた汚れを落とした
A
あなたは海になって
深い息の仕方を教えた
B
ぼくは歩く
雨を見つめて
ぼくは歩く...アザレア
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A
一体何回 扉を開けて進めばいい
真っ直ぐな迷路
スタートライン そこはゴールだ
A
これから幾つの想いを重ね失くすのだろう
消えない傷跡 裏返しても痛いままだな
B
正しく流れてく景色と
左回りの秒針(はり)...Loop and loop
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指先から こぼれるアムリタ
まだ 道は続いているのでしょう
あなたの瞳を灼いた強い閃光(ひかり)
まだ 歩き続けてゆくのでしょう
傷つき痛む足を隠しながら
指先から 想いを伝えて
あなただけを抱きしめてあげる
揺れ惑う言葉は真昼の月
淡く溶けてゆく
あの闇が満ち溢れる前に...アムリタ(曲付)
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あなたの仕草で容易く色を変える
わたしが開いてゆく ぽつりと ぽつりと
季節を捲(めく)った淡い風に揺られて
あなたを見つめている
気付いて でも 気付かないで
温んだ水無月 童歌(わらべうた)を口遊んで
幾重も広げた傘から覗き見た窓
あなたが散らした輝くお弾きのように
零れた滴(しずく)が 爪先濡...紫陽花(曲付)
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きらきらとまあるく ふくらんでうかぶ
ゆきさきは くものさき そらのはて
きみをね さがしてのぼった おかのうえ
ぼくのこのあしは あそこにはとどかないから
たくさんのちいさくて あたたかなたね
しのばせてはずんだ ふうせん
りょうてをひらき はなそう
はくぎんのつちのした
しろくふせてる きみのめ...おはよう(曲付)
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00:08
ベルを響かせる電話に
Hello, kitchen of the kitten
待ってるの いつ帰ってくる?
00:26
甘く牙を立て 噛むように
Hello, kitchen of the kitten
待ちくたびれて あくびが出ちゃう
00:42
ミルクとバターの香り漂う...KITCHEN
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春を迎える空を見上げてる僕たちは
風をとらえた羽で今日の日に旅立つよ
もしも 闇へと迷い込んでも
路(みち)を照らす灯火を
僕たちは握ってる
乗り越えてゆけるさ
遥か彼方 そこにある
夢を追ってゆこう
僕たちは今ここから
別々の大空 目指してる...明日の空(曲付)
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A
僕は今日 旅に出る
まっさらな靴を履き
小さな鞄 ひとつだけ
思い出を詰め込んだのさ
A
君に手紙を書こう
伝えたいことがある
当たり前に過ぎる日々が
宝物なんだ...ひとつ星
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サビ
お慕い申し上げます
想い果てなくて
A
蜜に足を浸す如く
陶酔していたいの
花も恥らう微笑みを
私にください
B
春の通り 響く下駄の音...恋情通り、華の陰
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A
灰色の雲がきみの肩にかかり
いつからか夢は
モノクロの不協和音
A
でも 知ってるはず
そのまぶたの裏に七色のヒカリ
まつ毛に弾んだリズム
サビ
重たい服を脱ぎ捨てたら ...ヒカリ*リズム
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A
ticktack 時を ticktack 区切る 歯車
まっさかさまに クルクル 宙に落として
B
厚い雲の上まで走ろう
まだ 誰も知らない加速度で
サビ
WORLD CREATION
新たな時代だ
はしゃいだ太陽が...WORLD CREATION