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メッセージ
退屈なストーリーと倦怠感 生きている様まるで三流映画以下 望み薄な人生と四畳半
凍える 震える 身体一つ 何処へも行けない浅ましい夜 誰にも聞こえない心凌ぐ
眩暈がする 二十三時 それとなしに言えるように あなたならと意気込んで言葉にした
波際を見ていた 夏の終わり 夕暮れの匂いがまだあの日のふたり 前髪を揺らす潮風とはしゃぐ君を見た 後ろ姿
煌く往来に抜けたら 喧騒とため息が この声を塞ぐから 缶ビール片手に軽躁なステップで
ああ もう何にもないよ 少しも良くはないよ なあ 何処へ行くか話そうか
また宙に散らばった 正しさなんてないと分かっていても 感情さえも遠のいて
あなたの背に面影を探し そのどれもこれもが美しくて この痛みにも目を瞑れば
こんな言葉も今だけは 慰めてくれるだろうか そっと触れた指はひどく
悲しみにも似たような 痛みの所為か目を塞いでも眠れなくて 擦り切れた思いが零れ落ちていく
手を繋いだ 君が笑う それで全て分かった気でいた ふと溢れだす君の頬に見えた
吐き出した言葉と灼きついたその劣等感を 再三喰らい合って反芻する言の葉劇場さ 大敗を喫したままの愛を三分間で