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誰も知らないどこかで一人 今日も始まるルーチンワーク 自然生命種類さまざま
傷口を痛がって 奥底を見逃した 標のない道行き 君は何処を外れる 焼けたフィルムに遷ろう甘い幻
海へとハンドルを切る 抱え続けた空洞は暖かい ラブソングを口ずさむ
君に突き刺さるような言葉は 未だ僕も知らずに 叶わぬ人の願いを
忘れたタイトル 思いだそうとしてる みんな知ってる映画
ぐるぐる 朝を繰り返し ぶら下がる
『飾りすぎないで 僕が目立てないから』 悪意で縫った瞳(め)に
堕落のカナン 乾いた神を視る 満たされ過ぎた今日で 潰れた旗にしがみつく群衆
なんでもないような顔をして 今日も君に 信号を送った 気付かないでと祈りながら
きみはまだ 蛹の青 地中深く 眠りに束ねられている 崩れ落ちた心を知らずに
ほどけた靴紐を もういいやと放る 残酷な指先 静かに引きとめた ミニチュアみたいな
遠くで火が焼けて きみは 水彩の麦わらかぶる 変わってしまった ぼくを嘆いて
はちがつの ここのつの日の きみの 心臓の音 ここにまた 帰る時まで
剥がれた跡を眺めて 痛くないのに泣いていた 螺子の空洞 覗くひとがいないなら
目が覚めるような夜色の ラジオの速報 朝は殺されたらしい トンネル声がすり抜ける 俯瞰の角度
つめたい配線 繋ぐのはマゼンタ その世界 奥底で背を向けるきみ ゆらりら
きおく 打ち砕いて 沈み込む いまを そっと 睨みつける
洗剤の蒸せる匂い 心臓を詰まらせる なまぬるく滴るのは
指先は 逃さず 映す その靴 階段に 揺られる 額縁の 片隅 そっと
夕焼け 環状線 抜けてく速度 僕ら 哀しみを翳したがるだけだ 思い出は 丸めて スーツケース
レンガの城の王様は いちにち、ひとつを積み上げて ばたつくはだしで 未来を蹴りあげる 残る臣下のめんどりは 積み上がるレンガ見上げて
そんなに 遠くないような未来 土に手を引かれる日がきたら この指 丁寧に齧りとって
追い越したのか 追い越されたのか もうわからないくらい 半壊の絆です。 どうやってさあ 笑いあったのか
あの花ひとつ摘んで 飾って ぼくへの手向けにしてくれないかな error ぼくは、ぼくに似すぎて
耳鳴りを塞ぐ ちっぽけなからだに ぜんぶ留めて
灰を吐いて デジャヴ 持続する 不整脈の朝 伏せた視線は嘘
(流れ出す すべてを 見つめるだけの) 横切った、モノクロ ぬるい言葉 爛れ落ちた
足を 踊らせたら セカイへ 笑いかけて あたし AM:3:00(さんじ)の月
黒い柩の底 靴を並べて あなたが眠る音を聞く 寄り添って 息だけが鼓動を明かす
stay 裾を掴んで うつむく rain どしゃぶりなんて ウソつく コトバは 巡り 巡る
もう聞こえない音が かすめたようで だから息をやめた そっと靴を脱いだ 耳に障るね 痛い呼吸の音
ねじ曲がる気圧が 両腕をさらう 空中分解の感情と 氷点下の体と 伝い、落ちる 儚さだけなら
お日柄もよく 今日は絶好の骨日和 ので、ちょっくら 骨になってくるって 君はでかけて だけど知ってるのかい、そこは
球体関節 軋んで しあわせだったねって わらう もう待たないから かえろう
まだ 耳鳴り 雨が降る さざ波 寄せて返して 泥 からめて 起き上がる