ラオルキの投稿作品一覧
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みんながしてる噂を知ってるか?
嘘ばっかりの 虚言 捏造
ほんとの事は一つもありゃしない
尾ひれ羽(は)ひれ 何もかも付けて
嘘ばかりが飛んでいく 舞っていく
手紙を読んだ 意味の無い手紙を
膿みたいな汚い言葉と文字
馬鹿が書いた内容の無い手紙
お望み通りに泣いて見せようか?
殴りかかって見せれば喜...噂話
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A
想いのままに生きられたらと悪態吐く君の口に噛み付いて
ゆらゆら揺れる蜃気楼 あぁ夢を見たよと嘘を吐く
赤い月夜に恋焦がれ 夢遊病者のような君
B
我が侭に健やかに その心は生まれたての子猫のよう
そんな君に憧れて 初心(うぶ)を気取ってボクは微笑む
白いドレスで可愛く会釈 君が誘(いざな)う 誘...覚醒イリュージョン
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時間を気にして走っていたらつまずいた
目の前は真っ暗 落ちる身体 何が起こったの?
やわらかクッション キノコのソファー
キレイな猫がふわりと笑った
「おいしいお茶でもどうですか?」
ステキな紳士の手招きで尋ねたお茶会 甘い罠
時計の針はカチコチカチコチ進んでく
ダメダメ 私は急いでる
走って走っ...うさぎのアリス ~Rabbit's Alice~
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メッセージを受信しました。
メモリーを削除して下さい。
リセットを要求します。
繰り返し 繰り返し
ピピピ ピピピ ピピピ
カタカタ君が奏でる リズムの音に
僕も合わせてカタカタ踊る
キュルキュル音が漏れ出す ノイズに紛れ
君も合わせてキュルキュル踊れ
メッセージを送信しました。...ピーシーリズム
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赤いモンキーレンチを振り回す
あたいはイケナイ女
あんたがくれた初めてのプレゼント
それが真っ赤なモンキーレンチ
あたいを引き立て輝かす
赤い赤いモンキーレンチ
あんたがくれたモンキーレンチ
フィッシュ&チップスなんていらないあんたが欲しい
紅茶なんて気取った貴族にくれてやるわ
あたいには熱い熱...赤いモンキーレンチ
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青い夏の 影の濃さと
高い高い 白い雲と
耳に馴染む大合唱
全て包む 夏の空気
思い出して 今も懐かしい
子供の頃 走った森や
水浴びした 川の匂い
夜になっても駆け回って
怒られたね いつもきみと
暑い熱い 夏の思い出...The same summer
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「足を踏み外しただけなんです。 すぐに家に戻ります。」
そう言って君は戻らない。 今頃どこに居るのです?
遠くで花火が鳴り響く、地面にはびっくり箱が眠ってる。
花火の欠片を拾っちゃ駄目だと言ったけど、覚えていますか?
知らない人に見つからないように。
見つかっても怒らせないように。
もしもの時にと持...デージー
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君が瞳(め)を閉じたから 僕も口を閉じた
オレンジが広がる時間帯 君の体温だけがぬくもり
君は小さく呟いたね 聞き取れなくて瞳(め)を見たけど
優しく君は笑うだけ 「なんでもないよ」と笑うだけ
たくさんの時間を共有したね 永遠を信じたよ
このぬくもりが続くんだって疑いもしなかったんだ
こんな僕を笑う...「君の笑顔が好きだから」
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ドレスを着た女の子 走っていく 暗い森
後ろから聞こえる声は 優しい響き 君を呼ぶ
落としたピアス 拾おうとして闇に捕まった
踊ろうよ楽しく 踊ろうよ幸せに
踊ろうよ素敵に 踊ろうよ永遠に
幻想的に響く声 誘惑のメロディ
王子様がにこやかに手招きし 美しい宝石を掲げる
沢山のワイン豪華な食事 出席者...暗い森の白いお城で
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【A】
駆け出した青空に拳一発
大声にのせて叫ぶ バンビーナ
照りつけるお日様に踵落とし
飛び散った欠片 遠い未来を見つけた
【B】
白い紙に書きなぐった文字に意味なんて無い
覚えたくない言葉の羅列に気がおかしくなりそう
持ち直そうと叫んだ言葉は感謝の意味
君の笑顔が可愛かった それだけのグラーツィ...ブォンジョルノ・ブォナセーラ・アリヴェデルチ
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pain 色を消した
pain 空に沈み
pain 時が動く
A >
ハピネスの歌に乗せた死が上がっていく
怪し(アヤカシ)が何か囁いて舌を出す
少女達の硝子玉に詰まる夢はピンク
pain 彩(アヤ)の瞳
pain 白いお手々
pain 籠の小鳥...PAIN
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西暦××××年。
ボーカロイドは量産され誰もが持つ時代となっていた。
僕は 初音ミク 。
量産される歌うオモチャの一つ。
人型の僕らはお店に並べるには不向きで数体のサンプル以外は皆倉庫で誰かが買ってくれるのを待っている。電源は落とされ夢も見ない。
人形だから心が無いと思われがちだけど今のプログラム...話) 最後の時は笑っていてね 【前・後】
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午前2時 携帯の着信
聞き慣れた曲 君からの電話
月明かりに照らされた室内で光り続ける携帯
私は曲に合わせて唄を歌う
君が好きだった夢の唄
バイクが好きだったね
興味のない私に真剣に説明してた君の顔が好きだった
雑誌を買って勉強したよ
小さいバイクを買うつもりで君に秘密で貯金してた
...午前2時の着信
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初めてだからおしゃれして
真っ白なワンピ 今日は特別
彼と電車で近くの海でデートよ♪
嬉しくて泣けちゃいそう
サマーレイン 降らないで
サマーレイン 透けたワンピ嬉しくない
低く重く 雲が空に立ち込めた
遠くで落ちた稲光
怯えたふりで彼に寄り添う
濡れたシャツから染み込む彼の体温...* SUMMER RAIN *
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さよならの言葉
ありがとうの意味
理解する前に消えた君を追いかける
小鳥のように澄んだ声で
未来を歌う君に恋した
抱きしめて囁く愛してる
零れ落ちた雫はあたたかな微笑み
ごめんねの気持ち
愛してるのエゴ
理解する前に知った君の悲しみを...【好きですと涙 愛してるとキス】
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暖かなミルクコーヒー じんわり私を温める
砂糖三杯 甘いと笑ってたアナタはブラック派
背伸びして飲んだ私には苦すぎて涙が出た
そんな私を包み込んでくれたアタナの温もりを今でも思いだします
夏の暑い日 汗ばんでいたアナタの背中に飛びついた
暑くて暑くて堪らなくてもアナタにはくっついていたかったから
冬...ブラックコーヒー
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<A>
黄色い花を踏みつけて
黒く黒く穢してゆく
真っ白な肌に爪を立てて
剥ぎ取る皮に喉を鳴らすの
<S>
あぁ 何て素敵なDarkNight
そぅ 私は狂ったPierrot
<A>
綺麗な爪に宝石を...道化師