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普段は方々のコミュニティサイトを徘徊している消費型人間です。
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メッセージ
誰が為に剣を執り 何が為に道を征く 胸に秘めた答えは
誰が為に剣を執り 何が為に道を征く 口には出さぬ答えは 燃え盛る炎の中 遠き明日はまだ見えず 過ぎし昨日は夜の果て
誰が為に剣を執り 何が為に道を征く そっと呟く答えは 吹き荒ぶ風に溶けた 記憶も霞む故郷は 口ずさむ歌の中に
幼い頃の思い出 ノートの切れ端で折った飛行機 そいつはとても不恰好で 飛べやしなさそうな代物 それでも僕は笑いながら 全力でそいつを空に投げ
十人前のこの僕は うまれついての後ろ向き 一番アテに出来ないものは 自分自身と言い張れる 何も出来ないこの僕は 今日も変わらず後ろ向き
そこには何もなかったんだ 真っ白な部屋の真ん中に あなたたちは佇んでた 誰の色にも染まらぬまま そこには想いが満ちてた 光も闇も混ざった中で
暗く赤く燃える炎だけが僕を照らす地の底 断末魔の響く牢獄の中をうなだれて歩く あるとき身を焼くような何かを背に感じ上を向き
夜空に浮かぶ幾億の星たちよ その光の幾つが今生きていますか 雲ひとつ無い冬の日 吐く息凍る山の上
「僕の心の中の 古ぼけた一枚のレコード 録音したのはただひとつ 君の嬉しそうな声 もう二度と会えないと 僕は分かっている だから
真っ青な草のじゅうたんを 希望とともに踏みしめた 僕たちは同じ未来図描き 町の名前を大地に刻むよ 別に大きな夢なんかじゃない 皆と笑顔で楽しみたいだけ
暗い闇が揺れ動く 箱が開く音がする 銀の身体は蛍光灯の光を照り返す 貴方は決心したような あるいは楽しそうな
どこかのデパートの売り場の片隅の 人気も無いようなちっぽけな展覧会 だけどなぜか僕は吸い込まれるよに
昔の昔から彼らはいた 森とともに生きる人々 太陽を友に 季節を糧に 土をはだしで踏みしめて 未来の未来まで彼らは在る そう信じて疑わない
そこには何もなかったんだ 真っ白な冬の草原を あなたたちは歩いていった 地図もコンパスも持たないまま そこには苦難が満ちてた 光見えない茨の道