作品一覧
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一章:幸福の探し方(言ノ葉 陽葵)
面接官が私に尋ねる。
貴女の長所はなんですか?
そんなもの、今まで考えた事すらなかった。
だから、面接中は在り来りな嘘を吐いた。
徹夜で暗記した私らしくない台詞を、
大人の前で堂々と口にした。
誠実、人柄、人望、実績、賢さ、行動力、
言葉にすればするほど、それらが...深夜零時に月は咲く
Kurosawa Satsuki
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第九章
いつからだったろうか、彼からのdmが途切れる様になってきたのは。
私はすっかりと「孤独」に満ちた日々を相も変わらず過ごしていた。
季節はすっかりと桜の咲く時期になっていた。
「孤独」にされる事にもすっかりと慣れてしまい、誰とも会話もしない日々だった。
それでも、陽は昇り日...月は嗤い、雨は鳴く
sioto522
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ずんだもんの場合
マスター!早く起きるのだ!
今日はとってもいい朝なのだ!
外はポカポカしてあったかくて、眠たくなってくるのだ。
そうだ、今度一緒にお散歩にでかけるのだ。
いつもいつも家で引きこもりもよくないし、僕が一緒に行くからなにも怖くないのだ。
絶対約束なのだ!
イタコの場合
マスター、こんに...マスターが死んだ……?(現実逃避(?)Ver.)3
漆黒の王子
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ミクネ:お礼なんて言わなくていいよ。
あなたのことが好きだから。
ミク:こんな私でも嫌いにならないなら、私は一生変わらない。
それでもいいの?
ミクネ:変わってほしくない。
そのままでいてほしい。
...Hatsune Miku Stories Part 3
Mikune
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変わらない時代と変わらないと行けない時代背景に
市民は怯え 武士は戸惑い 華族は喜びをたた
飢饉を退けるためのすべなし
自分の指を見て笑い 泣きながら このこは
弱音を吐くために生き 明日の朝には解決すると信じた世界には
我が子は隣 手を合わせて いままで辛かったね
ありがとう ありがとう
これから...幸せとはなにかな?
ブルマP
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第八章
いつもは不快な気持ちで起きていた朝だったが、今朝はなんだかスッキリと起きれた様に感じた。
恐怖心という不安定な心を持ったまま、私は携帯の電源を入れる。
彼からの連絡は来ていた、今迄と変わらず「おはよ」と。
その連絡に酷く安堵し、私はこんな人初めてだな、と不思議な感覚になっ...月は嗤い、雨は鳴く
sioto522
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忘れ物はない。
思い残す事もない。
予約した列車の時刻までには、
最寄りの駅に着きそうだ。
さぁ、私にとって最後の旅を始めよう。
何処へ行くのかって?
決まってるじゃん。
私は今から死にに行く。
………………
大した理由なんてない。...死に場所を探して
Kurosawa Satsuki
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第七章
「私ね、好きだよ…」とてつもない恐怖心を抱えたまま、伝える。
彼にとっては同情心だったかもしれない、それでも「俺もすきだよ」そう伝えてくれた。
私は、その文字を見て泣いていた。
「いつかは離れて行ってしまうかもしれない存在」に不覚にも涙が出てしまったのだ。
「すきだよ」その言葉を信...月は嗤い、雨は鳴く
sioto522
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第六章
それから彼とのdmでのやり取りは深夜の2時頃まで続いた。
彼はとても不思議な感覚の人で、直ぐに仲良くなる事が出来た。
下心のなさそうな、会話をしてくれる人だった。
私の心を埋めてあげる、とも言ってくれた人。
「この人」の言葉を信じて良いのか分からなかったが、私はそ...月は嗤い、雨は鳴く
sioto522
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第五章
いつもの様に不快感で起きた私は「期待」していたのか、自分でも未だに分からないのだが、
ぼんやりと携帯の電源を入れた。
私の精一杯の「勇気」は無駄だったようだった。
返事等来る筈もなかったからな、なんて自分を慰めるかのように呟きなんだかとてつもない「疲労感」が
身体を...月は嗤い、雨は鳴く
sioto522
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episode2-1
その日の夜…部屋で寝転びながらぼ~っと考える信介。『今日のあいつに(沖田信崇)逢った時…驚いた反面、不思議と懐かしい人に逢えた感じがしたのは何故だろう…。妙な感覚だったな…。しかし奴の腕前は、甘利塾から来たのであれば恐らく相当な使い手だろう。でも…相手が強ければ強いほど闘争心に...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode2-0
一方…信介はというと、人を斬ってしまった以来…1週間過ぎた今も悩み苦しんでいた…と言うより自責の念に苦しめられていたと言う方が正解かも知れない。「…最近あんな調子で、外を眺めてはため息をつく事が多いと思わない…?何があったんだろう…?最後の大会も近いのに…。」「練習には顔を出し...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode1-6
放課後…屋上に信崇と春之助の姿があった。「それじゃ~訳を聞かせてくれるか?」春之助が話し掛ける。「…私は養子である事は知っていますよね。その前はSBCS施設の一員に過ぎなかった…。それが小学校に上がる直前に、いきなり養子の話が持ち上がり…あっという間に息子になってた。…普通は、...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode1-5
学校から帰った信介が、部屋のベッドに寝転ぶ…。『はぁ~っ…。何だかんだで、いろんな事があった1日だったなぁ…。しかし…沖田信崇って奴、気色悪いほど俺に似てたなぁ…。甲斐南の3年って言ってたなぁ。一体、何者なんだろう…?』「お~い、信介!飯だぞ~!」咲来の呼ぶ声…。「分かった~!...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode1-4
『…マジかよ。これほど似てるって…もはや、クローンの領域じゃん。流石に…気味悪いな…。』『私が…もう1人居る…。こ、こんな事は有り得ないだろ…?ここまで、似ているなんて…マジでクローンレベルの話じゃん。』同じ様な事を考える2人…。暫く何も判断出来ない時間が流れる…。それを眺めて...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode1-3
…ゲームの世界から戻って1週間。…信介は人を殺めた事を、まだ引きずっていた。外をぼんやり眺めては…深いため息をつく、を繰り返していた。「…何があったんだろう?あの信ちゃんがあそこまで落ち込むなんて…。」「練習にも出て来て無いし…あの調子のままでは、最後の大会も出られるか、どうか...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode1-2
「…お車の用意が整いました。どうぞ、お乗り下さい。」半兵衛の丁寧な案内で、車に乗り込む濃巳と信崇。「それでは、お嬢様…。どちらまで参りましょうか?」「そ、そんな!…お嬢様、なんて…。申し遅れました…。私は及川濃巳と言います。この度は、お世話に…」「はい!…堅苦しい挨拶は、抜きに...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode1-1
信崇には…増田半兵衛(ますだはんべい)と言う、執事(しつじ)が身の周りの世話をしている。高校入学当時は、半兵衛の送り迎えで車を使っていたが、周りの声が…『大企業の息子だもんねぇ~。』『理事長の息子だろ…いいよなぁ~車で送り迎えが出来て…楽だろうな~。』と噂される様になってからは...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode1-0
32年前の沖田信崇は…甲斐南(かいなん)高校3年生。甘利塾(あまりじゅく)と言われる剣道道場に通っている。甲斐南高校は父、沖田秀秋(おきたひであき)の母校で理事長を務めている。この父親が…沖田化学工業と言われる、地域で有名な大企業を創設し、孤児支援施設「SBCS(通称=サバス)...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-8
「おいっ!起きろ、信介!飯だぞ!…ったく、起きろ~っ!」信介の尻に蹴りが入った!「いっ~てぇ~っ!」飛び起きる信介。「もぅ~っ!咲来(さくら)姉ちゃんの蹴り…痛いんだって!」ブ~垂れた顔の信介が怒る相手は…妙さんの末娘の咲来。大学で気象学を学び、Uターン就職で森林組合に入り、気...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-7
この時代の移動手段は…当然の事ながら、馬である。当然の事ながら…今どきの高校生は乗った事すら無い…。目の前には…用意された馬たちが居並ぶ。『ヤバいヤバい!…俺は、馬なんて乗った事無いよぉ~!あぁ~…当主としての威厳の危機だ…。』「殿の馬はこちらになります。」信繁の指先には…白い...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-6
天守とは言うものの…造りは質素で取り敢えず建てた感じの所に、信介を案内した信繁。『…はぁ~。こんな天守でも…眺めはいいもんだな。思いもかけずに…この刀のお陰で鎧を着けて一人前に歩ける様になれて…まぁ、当主としての威厳(いげん)も保(たも)たれた訳だが…。せっかく、こんなゲームの...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-5
「殿っ!敵の軍勢がこの城に向かって進行中でございます。如何致しますか…?」明智光秀が報告に挙がる…。『…以外に敵が気付くのが早かったな…。さてと…どうしたものかな…?城を構える本領と、開拓出来て無い村落が3つと開発途中の支城が2つ…。今の国力、兵力では心許(こころもと)ない…。...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-4
この先の事を考えて、呆然(ぼうぜん)としている信介の姿を…自分自身の不甲斐なさに落ち込んでいると、勘違いした濃殿は…「お腹、減りましたね!…何か作って来ますね。少しお待ち下さい…。」「…あの、言上をした武将のお名前を知っていますか?…命を掛けるほど人が、ちょっと気になって。」「...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-3
「もぅ~っ!殿!…いい加減、起きて下され!周りの者に示しがつきませぬぞ!…まったく。」体を激しく揺さ振って、起こすのに必死なようだ…。「…うんん~っ!…あれっ?…寝ちゃってたか。…早く、飯食わないと…腹減った。」「やっと起きたと思ったら、今度は寝言ですか!」信介が眼を擦りながら...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-2
…風が心地良く感じる夕暮れになると、部活を終えた生徒達が、ぞろぞろと坂道を下って来る。「お疲れ~!またな~!」「おぅっ!お疲れ~!また明日なぁ…!」剣道部員たちに別れを告げて…およそ15分の道則を歩いて帰るのが、信介の日課である。まぁ、家から近い事も…受験をする理由の1つだった...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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episode0-0
…2055年、日本に初めて、国連支部が設立して12年…。東京に建てられた優美な国連支部の建物とは対照的に…西の都…ここ大阪城の地下に…秘密裏に造られた国連施設がある。地下に向かう長いエレベーターの扉が開くと…壁一面の世界地図のモニターが眼に飛び込んで来る。そこに蠢(うごめ)く、...歴史を変える、平和への戦い
赤い彗星
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ミク:まず...。
私だけをみて。
私から目を離さないで。
私から目を離さないで。
わかった?
ミクネ:本当にわかってる。
ミク:次は...。
私の声だけを聞いてほしい。
私の声が...Hatsune Miku Stories Part 2
Mikune
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ミクネ:ねえ、ミク。
最初にミクさんと一緒に曲を投稿してから、ずいぶん時間が経ちました。
その後、また次々と投稿しました。
どうですか?
特別なものはないでしょう?
...Hatsune Miku Stories
Mikune
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第四章
早朝、4時頃まで起きていた私なのだが、やはり眠る事は出来なかった。
私の頭の中は色々と動いている様にも感じる。
今日は何をしよう、私が「楽しい」と思える事をしよう、そんな事を考えながらベッドから起き上がる。
洗顔を済ませ、私は「今日」という1日を楽しめる様に...月は嗤い、雨は鳴く
sioto522