タグ:アドレサンス
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「…」
私は、偶然聞いてしまった。
今日は家で盛大なパーティーが開かれた。それはパーティー好きの父と母が主催で行われていて、色々な人が来ていた。
豪華なドレスを着た大人たちや、普段の倍はある料理、いつもより光って見える大理石の床。全てが私にはまぶしく見えた。
今はもうパーティーは終了して、それぞれ帰...アドレサンス<自己解釈> *1(リン視点)
haruna
「レン……?」
リンの僕の存在を確かめるような声が、遠くから聞こえた気がした。
トクン、トクン。
多分、僕もリンも鼓動がシンクロしているハズだ。
僕とリンの顔は間近に迫る。
リンの女の子らしくなった顔が間近に有るのが、もっと心拍数を上げた。
僕は、リンを押し倒している。
それは紛れもない事実……僕の...アドレサンス<自己解釈> *5(レン視点)
haruna
「レン……?」
心臓の音が大きすぎて、自分の声さえ遠くから聞こえる。
レンの顔が間近に有るのが、もっと心拍数を上げた。
私は、レンに押し倒されている。
それは紛れもない事実……私の心拍数を上げるのに十分な理由。
「……リン」
数秒経って、リンがゆっくりと唇を動かした。
自分と同じ、青い瞳で見詰め合う...アドレサンス<自己解釈> *5(リン視点)
haruna
* *
「……」
私はアレ以来、レンの顔を見るのが恥ずかしくなった。それはレンも同じ様で、少し視線が合っただけでもパッと外してしまう。……頬を紅くして。
…………そのはずだったよね?
「ひゃう……」
現状報告。今、レンが抱きついています。しかも、なんか服を脱がそうとしています。危険です。
「れ、レン...アドレサンス <※妄想注意>
haruna
オレとリンは生まれてからずっと一緒に過ごしてきた。
でもオレらの14の誕生日にメイコ姉が、
「ねぇ、まだあんた達まだ一緒のベッドで寝てんの?仲良いわねー。
でももう14歳になったんだし、そろそろ別々に寝たら?
部屋も余ってるんだしさ。」
・・・いやまぁこの歳になってまで一緒のベッドで寝てるっていうの...『アドレサンス』 妄想小説
麗來
すみません、ギャグです。
~~~~~~~
私は、常々思うのです。
―――レンって、男じゃない!
<ぶつけろ枕!>
「信じらんない!信じらんない!」
「ちょ、リン、落ち着いて!」
「落ち着ける訳ないでしょこのヘタレ!」
「へた・・・!?僕が気にしてるの知ってるだろ!?」
「知るかぁ―――ッ!」...ぶつけろ枕!(私的アドレサンス)
翔破
リンの様子がおかしい。落ち込んでいるのか、ずっと暗い顔をしている。
思えば昨日の夜から変ではあった。どこか上の空で、朝起きた時には泣いていた跡もあった。
どうしたのか聞いてみようかとも思ったけど、触れられたくないっていう気持ちが伝わって来たんじゃ手の出し様がない。
どうしたんだろう。
考えつく理由は...私的アドレサンス(後)
翔破
・いろいろ捏造されています
・アドレ(ギャグ)の親世代設定です
・当然そういう繋がりになります
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語られずに済んだ後日談なんて、知らずにいた方がいい時もある。
あなたもやがてそれを知るでしょう。
<一人で遊んでろ!>
「・・・ふう」
私は重い桶を置いて溜息をつい...こんなサンドリヨンは嫌だ(後)
翔破
「リン、レン、自分の部屋が欲しくないか?」
始まりは父さんの一言だった。
「え―?なんで?」
私は口を尖らせた。だって別に不便があるわけじゃないし、今までもずっと同じ部屋だったし。なんでわざわざ分けなくちゃいけないのかな。
お父さんは暢気な顔で指を立てて見せた。
・・・あんまり可愛くない。いつも以上...私的アドレサンス(前)
翔破
カチャ。
少年が静かに朝食を終えた。
少年は金髪に光が当たると透き通った青に見える瞳を持った美青年。
朝食は普通の家庭では目に出来ないような高価な皿に盛られている。
その皿がこの家は富豪の家であることを語っている。
「じゃあ、リン。僕は先に部屋にいってるから」
リンと呼ばれた少女もまた、少年と同じよ...12時の針と二人の距離 1【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
※卑猥な表現があります。ご注意ください。
*Rin side
1時5分。長針と短針が再び重なり合う。
それと合わせるかのように、私たちもひとつになる。
時を止めて欲しかった。
このまま二人でひとつになっていたかった。
刻む鼓動一つ一つをシンクロさせて。
「リン?」
「レンっ・・・」
何度もお互いの名...12時の針と二人の距離 9【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
※卑猥な表現がありますのでご注意ください。
*Len side
かろうじて残る理性で僕はリンに言った。
「明かり、消すから」
リンは首を縦に振った。
「お化けなんか怖くないから」
幼い言い訳はもう終わり。
双子としてずれているのなら。
今度は〝リン〟と〝レン〟で繋がればいい。
時計の長針と短針みたい...12時の針と二人の距離 8【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
*Rin side
翌朝。
私を待っていたのは来なくてもいい朝だった。
昨夜居たはずのレンはもう居なかった。
少し気分が悪い。
それでもレンの様子が知りたくてリビングに足を進めた。
「おはようリン」
レンはいつも通りの笑顔で普通に言った。
「おは・・・よ」
「顔色が悪いわよ、リン。どうしたの」...12時の針と二人の距離 10【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
ずっと二人だけの世界で生きていけたらよかった。
でも"俺ら"は姉弟で、さらに他人で、歳を重ねるごとに互いの心さえ違(たが)えていくのだ。
Adolescence 1-Un-
幼い頃から俺とリンは隣同士に立って、同じように育ち、同じように物事をとらえ感じてきた。
――――だって俺らは姉弟。そこに...【小説】Adolescence 1【レンリン】
奈月
*Rin side
―――ガチャン・・・
レンが扉を閉めるとき、一瞬戸惑ったのが分かった。
困ったような顔で私を見る。
「リン」
私はレンに抱きついた。
私はレンに甘えるとき、いつも抱きついていた。
パパとママは知らない。
いくつになってもずっとじゃれあってたこと。...12時の針と二人の距離 7【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
朝目覚めると、いたはずのレンの姿が無い。
昨日のことは夢だったのだろうか。驚きと不安で勢いよく身体を起こすと、鈍い痛みが身体を突き抜けた。
「痛っ……」
脱がされたはずの服は、元通り綺麗に着せられていた。シーツも布団も、まるで昨日の情事がなかったかのようだ。
自分の身体に残るレンの痕が、嘘の...【勝手に妄想】アドレサンス【12】/終
菜須
ずっと二人で一緒にいようと約束した。
鏡で写したようなもう一人の自分
いつまでも、変わらずに一緒だと思っていた。
リンとレンは双子の姉弟だ。
両親は、自分たちのことに忙しい人たちだったようで、リンはあまり構ってもらった記憶がない。それでも、リンは寂しくなかった。
それは、まるで生き写しの...【勝手に妄想】アドレサンス【1】
菜須
*Len side
―――――約束だよ
10年前のリンの声が今でも虚しくこだまする。
僕は〝あの約束〟を忘れたわけじゃない。
というより、忘れる訳がない。
リンはとても悲しそうに「そう。じゃあ私は誰と踊ろうかなぁ」と呟いた。
僕が約束を破ったのには訳がある。
ひとつは、父さんに言われたから。
そして...12時の針と二人の距離 2【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
*Rin side
望まなくとも朝は来るって言う言葉があるけど、今の私にとっては望まなくとも夜は来る、ってやつだ。
つまり、時間には逆らえない。
11時30分。いつもはとっくに寝ているはずの時間。
レンは部屋の荷物を移動させている。もうそろそろ終わるはずだけどまだ来ない。
一人では広すぎるベッドに横...12時の針と二人の距離 6【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
*Len side
翌朝、僕は目を覚ました。
リンは泣きながら寝たのだろう、涙の跡がついているし、買ってもらったばかりのはずのネグリジェもくしゃくしゃだ。
そのネグリジェも僕を貶める。リンを犯してしまおうという悪魔の囁きが毎晩のように聞こえるのだから。
もう、限界だった。
それでも離れたくなかった。...12時の針と二人の距離 5【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
*Rin side
真夜中のこと―――――
私は目が覚めてしまった。
レンが隣ですうすう寝息をたてていた。
人は寝ていると無防備で幼く見えるというけれど、やっぱりレンは少し大人びてるなぁと思った。
さっき髪を梳かしてもらった鏡台の前に立つ。
「え・・・・・・・?これ・・・私?」
鏡の前に立っているの...12時の針と二人の距離 4【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
*Len side
「......レンのばかっ」
「ごめん、リン」
リンが目に涙を溜めて訴える。
僕は約束など忘れたようなフリをして、
「もう14歳なんだし、お互い自立しないと...な?」
「レンは...そんな風に思ってたんだね...?あの約束...」
「約束?」...12時の針と二人の距離 3【アドレサンス】
楪 侑子@復活!
14歳のある日――それは、突然訪れた。
リンの下着に、血が付いていたのである。
一瞬背筋が凍りついて、一拍置いて、保健体育の授業で習った内容を思い出す。
とはいえ、知識があっても、対処できるかどうかは別だ。実際にその状況に陥ると混乱する。どうしていいかわからない。母親はいつものように家にいな...【勝手に妄想】アドレサンス【2】
菜須
*アドレサンスです
*アドレサンスです(大事な事なので二回言いました)
*ツッコミ検定小説
見知らぬ顔映る
ささやく声低く
にぎるハンマーたたきつけるの
飛び散れガラスと
<ガラス粉砕>
青く晴れた空。焼け付くような日差し。
熱を帯びた人工芝の上、二つの人影が対峙していた。...ガラス粉砕
翔破