そのオルゴールは終わらない
いつまでもいついつまでも
幕の下りたステージで

影から目を背け　扉を開ける時
「まだ終われないよ」と波紋が呼び戻す
記憶に蓋をしたら　リセットできるの？

ふわふわり　ふわふわり
天使が舞ってる
ふわふわり　ふわふわり

(A)錆びついてた錠前(かぎ)を
たやすくこじ開けて
硝子(ガラス)の靴と風簫(はこ)を手に

ふと君に逢いたくなって
君が好きだった 歌ばかり
口ずさむ 春の道

今日という日が終わるよ
なんて、
昨日も同じこと言った

もしも世界が箱の中なら
貴方小さな螺子になって
どこまで転がっていくの

世界はまわる　くるくるまわる　とまる事なくゆっくりまわる
地球はまわる　くるくるまわる　一年かけてゆっくりまわる
ぼくもまわる　くるくるまわる　世界の終わりまでただただまわる

最初はずっとずっと　甘いと思ってた
未来はとても　楽しく明るくて・・・
わたしの願いもすぐに叶うものだって

Sabi
トンタン トンタン 靴鳴らし
煉瓦を積み上げ 空を見る

オルゴール　　　（fast:鏡音リン）
ねぇ聴こえてる？ねぇ響いてる？
私のオトが・・・

「オルゴールは唄う
誰一人居ない部屋で
オルゴールは唄う

いと
作詞 黒須朔夜
(1a)

「 オルゴール 」
イントロ
素敵な 音色が

リンかミクか悩むところだなー…
チクタク　音が鳴るの
古くて大きな柱時計

感じていた
もうずっと前から
あたしの隣で

静かな空に
震えて光る
小さな星が

今日もまた 箱が開く
貴方が望めば 私は唄う

膝抱いて 声を聴いている
深い闇の中 誰の心にも
いつかは

なぜだろう　なかなか　寝付けなくて
気晴らしに　足を進めた　コンビニ
夜の道　いつもの明るさと違う

静かな空に
震えて光る
小さな星が

夜空に流れる天の川に
今年も同じ願い事
織姫 彦星 きっと逢える

あなたの瞳　黒い月
涙の色は銀色なのね
あなたが零す涙でワタシの水面　弧を描くの

＜Vita＞
Ｓ）草木は枯れ逝き永久の愛を
　　誓いは果て行き無いものとす

☆
強く握りしめた 心のスピカ
誰も知らない夢を見てた