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137件
砕け散る 硝子人形
転がった その碧の瞳
貴方が 好きだった この色を
私に 纏わせて
狂いだす 運命さえ
受容して 快楽に変えるの
月夜の この部屋に 訪れる
音色は 鎮魂歌
撫でている その手に
この薔薇の棘を 突き刺し...last doll
dolltan0v0
眠っている ただ眠っている
呼ばれる日を 待っている
瞼の裏 星が瞬いて
その光に 手を伸ばす
明るくなる 光の中
泳いで 泳いで
笑顔になる ”孤独(ひとり)じゃない”
それだけでいいよ
温かな手 優しい声
嬉しくて 泣いた...ナルキッソス
唐歌
一応カイレンなので注意。そういう雰囲気は特にそんなにはない……と思いたいw
修正入れました。
色々気に食わない部分があったので(リンはどうしたって思ったんさ……)、その辺りを。
ちなみにカイトの一人称は「俺」でいいんですよね?;;
----------------------------------...【小説】ドナドナ
唐歌
世界の全てが そこにあった頃
創めて廻った 理由も時間も
知らないままでも 世界は廻った
白銀の光放つ
群衆の一部になる
そうやって気付いていく
生きていく 居場所を知る
世界は詠った 温かい詩を
揺り籠の中で 仔をあやすように
私の鼓動も 世界の一つの 小さな音楽...廻遊魚
唐歌
(Welcome to this wonderful Time!!)
(このステキな時代へようこそ!!)
HEY! ラライラライライ ライララライライ
ラライラライ 世界の破滅!
ある日 世界に不思議な光が注ぎ
人は皆 人の形を失ったのさ
ある者は岩のように硬い肉体を持ち
ある者は水のように形なきも...滅亡の歌
nefty
人里離れた辺境の 森深くそびえ立つ館
さらわれ来たるのは 十にも満たぬ娘子や
子を産めぬ養父母が 家系絶やす訳もいかず
愛情などは知らないが 金に物言わせ連れてきた
血塗られた伝統を 引き継ぐために連れてきた
地下牢からは悲鳴は絶えず 静寂とは程とおい
さあ あなたの部屋よ
鬼の仮面 醜く歪む...鬼ノ娘
刹月霞
悪戯な笑顔 楽しそうに君
「もし明日(あす)世界が終わるとしたなら?」
僕の顔のぞく 気まぐれな瞳
どんな答えを お望みなのかな
「君と一緒なら怖くないよ」とか
「どこまでも二人 一緒に逃げよ」とか?
でも僕は軽く「別に」と答える
君は不満げに唇尖らすだろうけどね
だって 君がいるだけで世界は続く...週末はワールドエンド
のじ
どこまでも平和な世界
ある日彼は魔王となる
無常の鐘友の裏切り
全ての心闇に閉ざし
包み込む愛しい光
けれどそれは仮初で
友情は散り傷も癒えずに
優しい歌はもう届かない
誰よりも愛していた
何よりも思っていた...とある魔王の物語
鳥野ささみ
女の子はみんなに言いました。
『ボク、マイクが欲しいの』
青い男の子がアイスを持ってきました。
『おかしじゃありませんから』
赤い女の子がボトルを持ってきました。
『ボイスが送れないよ』
黄色の双子達がテレビを持ってきました。
『キチンととれるものです』
だって今日は コンサートだから!
...みくみくえほん【ごめんなさい、練習作品です】
正好
(3.141592 65358979 32384626 43383279)
(50288419 71693993 75105820 97494459)
(23078164 06286208 99862803 48253421)
(17067982 14808651 32823066 47093844...円周率の墓碑
nefty
黒の樹海の奥深くに 大昔からいる人喰いの怪物
美女の姿をしているが うっかり近づけば命は無い
長い無数の腕を隠し持ち 獲物を捕らえて抱きしめる
そしてじっくり時間をかけて 締め付け 息を止めるんだ
泣き叫ぶ哀れな者も 死を恐れぬ勇者も
数え切れない人々を 今まで食べて来た
そりゃ彼女にしてみても 人...人喰いスキュラ
nefty
天界の 果てより
堕ちてきた 少年
金の髪 翠[すい]の目
異形の姿 恐れた人は
古き神社に 彼を閉じ込め
『近づく者は 祟りを受ける』
会いに来るのは 卑しき少女
食べ物を手に 彼に差し出す
忌み嫌われた 少年は
少女の秘めた 美に気づく...霹靂神 [はたたがみ]
唐歌
小さな村に住む男
名も無き羊飼いの男
家族は大きなお屋敷の主(あるじ)の大事な羊達
丘に登って 羊を放し 同じ夢を見ている
見上げる空はいつも高くて
飛ぶ鳥達が羨ましい
羊飼いの男は願う
いつかは村を出てみたい けど
主の言葉 耳に残る
羊がいる限り 他所(よそ)へは行けぬ...羊飼いと娘
知野あうと
天から降り注ぐ青 透けては輝く水面
歌うは銀の調べ 旋律泡と散り逝く
望むは蒼穹の蒼 此処には深遠の藍(あお)
痛みは銀の指輪 現実肌に突き刺し
焼けてしまった 肺の中
満たすは空気 想い届かない
水の中 緩やかに 溶けていくエコー
響かない 手を伸ばし 掴み取れない
胸の中 穏やかに ...ソライロニンギョ
鳥野ささみ
わっちは人買
童・女 籠に入れて
わっちは人買
毎夜人を 売り買いする
さあ旦那 見ていってよ
血も涙もない奴だと
世間は云うけど
仕方ないよ 血や涙が
銭になってくれないから
嗚呼 銭が銭呼ぶ 世の倣い...人買吟誦
唐歌
1,
真夏の陽射しに誘われて~
クラゲの大群やってきた~
空飛ぶクラゲ~風まかせ~
東京 港地区~
2,
クラゲの針に刺されたら~
たちまちクラゲになっちゃうよ~
助けて喰われくわげくらげ~
クラゲクラゲクラゲ~♪...空飛ぶクラゲ
nefty
異国の風を受け止めて
今降り立つ
未知なる大地 踏みしめて
さあ駆け抜けろ
見上げた空には見知らぬ星々
我が故郷は遥か彼方
ふと夜空を仰ぎ見れば
星々の中 故郷の光を見出す
鋼の氷室に眠る友らは
もはや何も語ることなく...わが行くは星々の大海
RAYXANBER
すずしろハルさんのイラストに歌詞をつけさせて頂きましたっ(*´∇`*)
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かみひこーきに のって(73)
あなたにてがみを とどけるよ(85)
てがみのなかみは しらないよ(85)
でも、きっとステキな なかみなの。(275)
でだしは...紙飛行機。 ◇すずしろハルさんのイラストより◇ ★
ぶち。
夜露に濡れた叢に
我が身を潜めて
誰を待つ
愧赧の念に苛まれ
我が身を潜めて
誰を待つ
ああ故人よ
今一度あの頃の
面影なくとも今一度
己と話を交わしてくれまいか...月に吼える
momiji1225
お城へ戻るその途中
広場に集う国の民
美しい歌声の少女
可憐な踊り子
エメラルドの瞳はまるで
宝石のように輝き
金糸のような髪は風を
纏って流れた
ああ 何故君は神の踊り子
届かない指がもどかしいよ...神の踊り子
由稀南
西海の果て ただ君を待つ
新月の夜に 君の姿を見るために
その海に 妖しの 現るるなり
人は皆 かの灯を "不知火"と呼ぶ
その地にて 面妖な 男在りけり
目前に 広がる海へ
後悔の船 浮かべるは
不知火に 想いを馳せて
泣きながら 舞い謡う
芸人在りと 語らるる...不知火舞い
唐歌
Could thou tell where wiseman is?
Devils could not.
Whoever lives contemplating pleasant things could not.
Whoever lives without self-control could no...Have no reason
切身魚
とんだ戯曲
舞台の上で
ライトを浴びたまま
わたしはわめいた
血の滲む想いも
観衆には届かない
どうせなら
愛を囁くふりをして
偽物のわたしには
それでいい...愛しくて厭わしいあなたへ
damel
「物理屋のサヨナラ」
2005年…
僕の名前は始音 海人(しおん かいと)。
某一流大学院修士課程1年生だが、このまま博士課程を経た後に大学で研究を続けていくことが暗黙的に決まっている、まあ、いわゆる優秀な学者の卵だ。
そして、3日後には人生初、誰の手も借りずに自分一人で書いた論文を学会で発...物理屋のサヨナラ/KAITO ver.でss
nanami
最高に最悪な感情の果て 優しく消えていく思い出
涙が涸れ尽くすよりも早く 隣を駆け出した
濃度99% まだ僕は終わっちゃいない
湧き上がる熱情が 破滅へ続いていても
太陽が眩しく寝返りを打つ 夕暮れ時の待ち合わせ
君はあの日見つけた罪を 償いきれると嘯いた
公園の隅 赤く輝くアンタレス
それはそう...アンタレス
zaregototukai
君が教えてくれたあの場所
僕は君に出会ったときを忘れない
退屈な世界から連れ出された
わけもわからずついて行く僕
君はにこにこしながら
手を引いて 導いていく
夜7時の鐘が街に鳴り響くと共に
君は僕に目隠しをした
もう少しもう少しと言う君に
僕は戸惑った...星の落書き帳
月光 翼
まだ ちっちゃな子供のころ
夕焼けが嫌いだった
まだまだ遊び足りないのに
ママに連れ戻されちゃうから
まだ ちっちゃな子供のころ
ちっちゃなハサミが嫌いだった
せっかくのお誕生日に
なぜキミは こんなのくれたの?
楽しくしていたかった
みんなで楽しくできたなら...夕暮れ
songbird
街はずれの小さな喫茶店
一番奥の窓際の席が君の指定席
待ち合わせの日は何故だか空いていた席
今でもそこだけ時間(とき)がとまっている
壁に掛かった小さな風景画
白枠の出窓から差し込む明るい日差し
洒落た造りの店にひとりの雇われマスター
今でも何も変わっていないのに
あの日もここで待ち合わせ
いつも君...そこに君がいない
知唯
オパールのお城の中庭で
レモネードの瞳をみつけた
僕は軽く解釈
向こうの朝までおどりませんか
さぁ さぁ さぁ さぁ
ぼくとワルツを
ルビーの朝がくるまで
オキサイドの夜(よ)あけるまで
軽やかにステップ踏んで
ドレスがよく似合うきみ...グリッターワルツ
shiyu
目を覚ます
暗いとこ 赤黒いした 白いえだ
歩き出す
赤いとこ 赤いとこ 白いとこ
分かっているのは一つだけ 自分(ぼく)の存在理由(生きる意味)だけ
音のないこの家だけど
黒いお皿を叩けば ほら カタカタ歌い出す
調子はずれの円舞曲(ロンド) 歌い方を知らぬ哀れな人形(ロイド)
さみしくもかなしく...三日月絵本
金太
舞われ 舞われ 舞われ
狂った遊戯盤《ルレット》のように
踊れ 踊れ 踊れ
壊れた人形《バンボラ》のように
唄え 唄え 唄え
機械の歌姫よ
お前が幾ら 美しい声でも
お前が幾ら 麗しくても
お前は所詮
0と1の集合体《機械》でしかない...アウディオ
朱鳳
風吹く緑の岡の上 大きな屋敷がありました
数多の名のある金持ち達の手から手へと渡り続けた
とても豪華なその屋敷 とても素敵なその屋敷
今の主はベリルさん 偉大で著名な映画監督
訪れる客を快く 迎え入れつつ屋敷の自慢
訪れた客も頷いて 中の景色を見渡します
カーテンも床も天井も 全てが安らぐ緑色
安ら...安らぎの邸宅
nefty
逃げも出来ず何も守れない
出来損ないな戦士の私
灰色石レンガの建物 息苦しく並んでる
木々の影に消えてしまいたく
慣れたケモノ道を進んでた
小鳥に耳を澄ましていたら 浅い息が聞こえた
赤い血流して今にも消えそうな化け物
剣振り上げた私を
全てあきらめた目で見つめた
「きっと死ぬためだけの命じゃな...背中越しの翼
シマシマザウルス
月が道を照らす
君を乗せたオンボロ自転車
僕は前だけを見てこぎ出した
「あの月まで旅をしよう」
笑って言う君
僕は何も言わず手を取った
自転車に
お菓子を詰め込んだカバンと君を乗せ...淡-あわ-
ょお
1A
髪を濡らし 急いで雨宿り
大切な絵をかばう君に惹かれて
真っ白な僕に色をつけたんだ
あの時の優しさを忘れないから
1B
君に会うこともできず
過ぎ去ってく日々に
2人(ふたり)で描いた絵を お守りとして持っておくよ
1サビ...【○】スケッチメモリー
たんとP
貝殻の関節、波色の髪の毛
海底の底より 歩き出た奇跡よ
*
やわらかな水泡は何度でも産まれいで
深海の振動はどこまでも響いてた
星は嘆いた、ひとりはさびしい
誰にも届かぬそんな嘆きは
彼の心を二つに裂いた
*
珊瑚製の手足、マントルの心臓...神の遺児、海より来たる【改変募集】
月條現矢
※切ない系、ストーリーモノの歌詞です。曲や絵が付いたら嬉しいです。※
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「夏の手紙」
手紙を書きました これが最後になるでしょう
夏のあの日 会いましょうと誘った僕は
あなた...夏の手紙
黄兎図画工作
君に恋したのは
青葉の頃
風が散らした青葉時雨
君は指でそっと払った
神様の為の子守唄
歌う君は可愛い小鳥
小さな村の籠の中で
変わらずに歌を歌うだけ
射干玉を飾る白い花
いたずらな風にさらわれて...青葉ノ時雨(あおばのしぐれ)【シリーズ:青葉と小鳥(1)】
ころもち
踊る砂塵
砂の海に船はなく
風紋を乱すのは贖罪
弔いの薔薇の傍らで
焼けた喉が歌う
地獄の業火
燃える海に笑う星
干からびた悲鳴は孤独
贖いの楽園の対角で
静寂の夜に凍え...overnight tale
鳥野ささみ
あなたがくれたこの鳥籠が
崩れてしまう日が いつか訪れるでしょうか?
あなただけの金糸雀を ずっとずっとそばに置いて
金の満月 銀の波
夜の静寂が 世界を包み
雑音混じりの歌声は風に溶ける
見上げた空で 瞬く過去の光
あなたがくれたこの鳥籠が
壊れてしまう日も きっとわたしは歌うから
歌を失くした金...月夜のカナリヤ
ごくろー