──それなら僕はピエロになる。
感情を表に出すと
皆は見下した目で

「こんにちは
ピエロさん」
淡ぃ水色のワンピースに白ぃエプロンを身に纏うのゎ

（イントロ）
あるところにピエロがいました
さあ見世物の始まりです

「どうしたの？」
目の前の少女は答えない
「何か嫌なことがあったの？」

サーカス見に来た皆さんに　笑顔と風船配ります。
サーカス一の人気者　私（わたくし）ピエロと申します。
原色コスメでメイクして　真っ赤なお鼻を飾ります。

A1
深い森の小さなサーカス
君はそこの支配人

悲しいときは腹かかえて笑い
笑えるときは大泣きしている
そう僕は人気者「さかさまのロエピ」

【A】
真っ青なピエロが手を伸ばした
真っ黒な道化師 はにかんだ

[A]
蝉が泣き叫ぶ朝　夢から醒めたんだ　
何も変わらない日常を過ごす

集団生活という閉ざされた檻の中
いつだって異常なのは ボクの方
山羊が狼に見える 呪われた瞳では

1:
目隠しピエロが
殺セと盛り啼く

演じた喜劇の数は
僕を包む
悲劇の七と二分の一で

僕を ちゃんと 見てほしいよ
そして 笑って 欲しいんだよ
それが 無理だと 言うのなら

名前のない星が
空の切れ間から墜ちる夜
君はどこかの月の影

おどけたピエロ 今日も見世物
分厚い皮で 客を集める
皆に愛される「ニンキモノ」

Ａ　にじむあかはそこにしまうわ
　　けせないからかくすのよ
　　きみもね、いつかはやるでしょうね

「キミと僕と道化師-ピエロ-と」
【1-A】
　退屈な日常　（8）

広がる人口の視力ゼロ
足元は不安定
道化師ピエロはこう言った

あなたはわたしの何を知る？何を見る？
どこをどうみても何も変わりないけど
中身はどうなってるかわかんない。

バタバタ騒がしい人ごみ分け
「お祭りが始まる　始まる」
パレード見に　走る子ども

「ホップステップ
クルクルターン♪」
アリスが踊る

（S)
道化師の白い肌は
悲しみを隠す為に

【Pierrot　一枚の写真】
フル「あのさぁ、今日サクのフォルダを片付けてたんだけど、懐かしいもの見つけたんだ」
ヤタ「何だ？」

首を傾げて　呟いた　「Youの Youの　心は何処に在るンだい」
一人男は　呟いた　「有能　有能　そんなの必要ない」
手を叩いて　大笑い　「I know I know　お任せあれ」

いつも独りの嘘つきピエロ
嘘をつくのがお仕事だから
自分を傷つけてでも

目障りな景色
昨日イカレたピエロは恋に落ちたらしい
耳障りな残響

Aメロ
お願い　涙流さないで
お願い　笑った顔見せて

＜Aメロ＞
「愛があればいい」とか
冗談抜きで

　
あれから季節は一巡り
君のキャンパスには

心を殺して
笑顔の仮面を貼り付けた。
ピエロの用にニコニコと笑う。

観客の拍手と共に
踊り子 ピエロは踊り出す
リズムに合わせて

笑うしか能の無いお粗末ピエロですがどうぞ宜しく
あたしには皆を笑わせられない
だってこんな世界なんだもの！

「キミのイキをコロス」
A
暗い街に出歩くピエロ

ひょろり偽物魔法使い
迷いこんだそこは迷路
右の壁は本物？

薄暗い空の下
空っぽの街の中
遠くから聞こえてくる

空っぽの伯爵様
サーカスピエロに見初められ
空っぽの伯爵様

赤い月 赤い月今宵の
夜は鮮明に―――。
まるで罪深き我らを

愛想ふるまうなんてくだらない
だって　正直言うとね
興の味がしないんだもの

＜クラウンピエロ＞
Ａ）むかしむかしの　ある小さな王国に
　　楽しい　ことが　大好きな王様がいた

私は " ピエロ " なの ?
どうして ? 何でそうなるの ?
私には " 理解出来ない " 事があるの