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碧よ 天地に纏い彩なす 表となれ 黒よ 深きに蔓延り森羅を悟る 裏となれ 当てどなき道 晴れぬ空 不毛を訪ねて 何千里
空は明日へ廻るよ ひとり置いてかれるよ 想いは宙に浮かぶよ 私はまだ弱いから 不動に進む時よ 私を連れてってよ
右足で踏みこんだ明日は 思った以上に深く沈みこんだ 左足でためらった昨日は 思った以上に深く跡がついてた むやみやたらに悩んでさまよった 昨日までのキミは
ぼくはきみのことが かぜ 世界はまた色を変え 飛んでゆけ ひそめられた いぶき つかまえても透きとおって ただやさしく撫でるきみは
きみは笑う 記憶のなかで やわらかく 逃げ出してきたわたしを 風がこする 思い出せない 大切なはずの 何かを
群青の中に 僕は浮いてる 高いでも低いでもない座標 僕はどこにいて どこへ向かう
どっちつかずのグレーな空には 太陽にウソつく雲があって いつもどおりじゃない
すき きらい どちらかといったら すき 花びら ひとつと ふたつと みっつ あれ また気づいたら さっきの問答
見上げてるよ 君のいた場所で 指差した東の空を 君のいる空を なぜ寂しそうなの 茜に染まって
その気になれば 家も吹っ飛ばせる僕は 頭の中じゃ 天下を獲って早十年だ 強気になれば 返り討ちに遭って言い訳だ
棘のようなカサブタ 咎めているように不完全 内側から見たら 今にも抜け出せそうな 出口を探しながら 鍵を掛けてまわる