砕け散る　硝子人形
転がった　その碧の瞳
貴方が　好きだった　この色を

ねぇ
お父様
この世界は,とても美しいですね

五本の指踊り　ワタシも亦踊る
五本の糸縛り　ワタシは笑うだけ
埃まみれの古い倉庫　ただ独り闇に溺れて

A1
不思議な森の小さなサーカス
お菓子でできた道具

真夜中の午前2時
ふらりふらりと動き出す
いつも一緒にお遊びした

闇にたゆたう　ガラスの瞳
白磁の手足　空っぽの胸
沈まぬ月の　照らす丘に

まだほんの少しだけ魔法が生きていた時代
ある人形師の老人は
ほんの少しの魔法と土から

（Aメロ）
寂しさ埋める詰め物
見つけたあなたの目は輝いてた

　目を覚ました新入りカイトが違和感に気付いたのは起き上がった時である。妙に体が重くてだるい。まるで自分の物ではないかのようだと感じた。
　ベッドから降りて立ち上がると違和感は明確に現れた。
「あれ？どうして…？！」

※sioisさんのイラストに惚れこんで、昔っぽく作詞させていただいたものです。
夜毎(よごと)　夜毎　飲めや歌え
今宵こそが最高の夜

Ａ
パカパカと歩く馬は
トコトコとどこに行くの？

1A
人気(にんき)の　人魚の人形
お一つ如何(いかが)？

(Aメロ)
もしも私が空往く鳥なら　すぐ　貴方の元へと　飛んでいくのに
もしも私が落ちる雨なら　今　貴方の変わりに　頬を伝う雫になる

Dolls~pray~：GUMI style
　
Word＆Song＆Music　BY　JORSTER＝PAULPAUL

A
私　ずっと人形だった
人になれない偽りだった

【サビ1】
Magical Doll 回りだす
Magical Doll クルクル

(サビ1)
機械仕掛けのお譲ちゃん
回れ回れお人形

何事もなく降り注ぎ
私の心溶かしてく
わかったような顔をして

鉄の色に 染まっていく
躯を 拭って 離して
全て 詰めて 塞いだら

昔々の箱庭語り
貴方の求めた飴細工
全部綺麗なまま閉じ込めて

さあ唄いなさい
壊れた鍵穴から
零れるメロディー

(A1-1)すれ違う人々　変わらない日常
(A1-2)誰もワタシを見ず　誰も声を聴かず
(B1-1)助けて　それさえ届かない　暗闇　彷徨い歩くの

わたしのいとしい人
おねがい　どうか　わらっていて
ねむるのですか

ある国に少年がいた 彼は人形使い
彼の想い人 可愛い人形
人形は国の宝 少年も人形を愛し

ある日小さな町で人形劇をしていた
美しい目をした彼が語り聞かせる
彼は私のネジを巻いて微笑みかけてくる

可憐な声と美貌
王女様を妬んだ魔法使い
怒りと憎しみ込め

わたしは人形
できそこないの、あわれな人形
でもあなたのため

きみはいつもぼくのてを
にぎっていないとねむれなかったよね
おぼえてる？

月曜日は大雨
足の動きが止まった
火曜日は大雨

僕が この世に生まれて
いま どれだけ 月日越えた
何も 考えることも

＊貴方は可愛いお人形
私の大事なお人形
だから今日も着せ替え目玉の色はオッドアイ

白いレースの上　並べられた私たち
綺麗なドレスの姉さん達　差し出されたのに　あなたは私を選んでくれた
初めまして　小さな主　あなたに選ばれてとても幸せ

「貴方のために」
私にできることは歌うだけ
貴方のために歌うだけ

視力を無くした私に父が
与えてくれたからくり人形
「お前の望む通りのウタを

冷たい眼をした　歌う玩具
荒れ果てた街で　一人歌う
感情を知らない　歌う玩具

暗い部屋の隅のさらに暗い棚。
日の光がわずかに当たるガラスの中
ここでおとなしく座ってるのはあきてしまったの

この声はだれのもの
このこころはあなたの
ああ、もうなまえもつむげないこの声

うーん…。一応、外には出てきてみたけど…。
今から本屋には行くとして、次は考えていないな。
花村さん、一度うちに来ると結構長い間いるからな…。

私は唄うためだけに
神-ひと-がお造りになった
機械で御座います。

”どうして泣いているの”
少年は傘をさして立っている。目の前にいる青年は雨に打たれたまましゃがみこんでいる。
…どうやら、泣いているようだ。