あーガラス越しにおでんが冷めてゆく
あーカラスが来ておでんを眺めてる
あんなに熱かった私たち

明日ここに僕は
居ないかもしれない
だから伝えようか

もっといいねが欲しいの
（やだねは要らない）
もっとイイネが欲しいの

三角形も四角形も
みんな丸かったらいいのに
自転車だってバスだって

あやすような
優しい鼻歌
愛しさを目と

掌の上の舞台
一人踊り眠る
観客の姿など

さよならまたね
何度したんだろ
運命なんて結局

もしも地球が止まったら
君の涙を止められる
もしも地球が止まったら

■No.290
　　　大正花乙女
編み上げブーツ 軽く鳴らして

♡あのビルの屋上
高く誰より何処より
空の月を抱けるとこなら

嘘は嫌いと言ったのに
『そばにいる』約束
まもらないなら何故

ウミにうつるツキが
ゆらりゆれてる
ヒトミにうつるキミは

月がゆらゆらり
砂はさらさらと
海にはらはらり

ほら目を閉じた方が素敵でしょ
薔薇飾りの銃　乾いた音を立てて
ねえ物足りないとか言わせない

いいこいいこと撫でて
たまの散歩付き合って
カミナリは怖いから

君と僕は離れ離れになって
それぞれの道へと歩き出す
思い出と記憶を抱えて

いつからだろう
囁きに似た優しい
願いを抱きしめてる

残酷な嘘並べて
涙で飾り立てて
まるで舞うように

何処にも行かないよって
不確定な言葉鵜呑んで
何処にも行かないでなんて

音が響く無機質な部屋
捲る(めくる)ページ　胸を焦がす
指でなぞる写真の笑顔

名も無き星 謳う背中
眺め悴んだ指先握る
描かれた歴史の欠片に寄り添い　

風に揺れる長い髪に
贈った白い花飾り
白い肌を赤く染めて

Aメロ
想像を絶するような冒険をしよう
君の驚く顔が見たいから

歩いてきた道は
間違えた訳じゃない
それでも　ずっとずっと

Joker
A
夜更けの部屋から

「大好き」って今
すぐ、耳元唱えて
呪いみたいに縛って

きっとこの世は残酷で
あたしのことなど気にせずに
そっとあの世に実を置いて

酸素の泡が弾けた
キラキ乱反射して
手を伸ばせば輝き

【小さな片思い】
Ａ
好きだと　気付く

どうせ僕らは大人になってしまえば
都合よく忘れちゃうように出来ているんだ
悔しくて泣いたあの日　覚えた痛みも

朝目覚めて思い知る
君がいない今日の始まり
世界はとうに君を忘れて

「S」
見つめないで　迷わせないで
瞳　すべて　奪われそうで

才能なんて一つもない
努力はいつも続かない
特技だって別にこれといってない

(1A)
刻を共にすは　夕暮れ
椿赤し　風　戯れ

海を一人眺め
何でか抱え込んだ
「虚しい」波が

DREAM FLOWER
A
崖の上みたいな足場に

広い広い部屋もただ
狭い狭い檻の様
果たしてそこに

【A】
月夜を綺麗に飾れど
耀くのは失意の色彩

今日もヒカリに乗って飛び交う言葉
人ゴミに触れては壊れていく心
自足歩行も困難で 這いずり回って逃げ場探す

春嵐デソレイション
A
雨音だけが響いて