"今日桜が咲いたんだよそれはそれは綺麗なのよ"
君から届いたメールはどれも僕の宝物で
些細な出来事でさえも愛しく感じられるんだ

[A1]
翼のその先まで　黒く染め上げられたのは
もうずっと途方もない　昔についたひとつの嘘

Ａ：
キリング・ライ　キーリング・ライ　（killing lie keeling lie）
キリンぐらいの　キリング・ライ　（killing lie）

虚空ワールド
作者・キド
[a]

雨のち晴れ　それは嘘だ
どうせ　いつかまた降るだろう
涙ひとつ　零す度に

「ミク！！！！」
「KAITO兄さん…」
唯一の助けに縋るミク。「どうしてここが…？」

まるで軽薄　擦り切れそうな“本当”しか見つけられない
蹴り崩す塔から　飛び散ったは気休め
囲う街　築くは　解れ糸で縫い合わせた言葉の、

A
騒々しい灯りを持って
君を捜しに来たんだよ

A
鎖骨まで伸びた長い君の髪が
あまりに綺麗で今日こそ褒めようとして

ここは、インターネットシティ…。
　　＊　　＊　　＊
「…ただいま」

もの欲しそうな瞳（め）と　冷たい頬をすり寄せ
甘い声　どっちの舌でささやいてるの？
la la la Lie-Lie, la Lie-Lie　メールの絵文字が

1A
御終焉ですか？　その程度ですか？
御大層な のは口だけですか？

Ah...
Uh...
Ah...

Nothing
吐いてしまいなよ　簡単に言うけど
喉に閊えるのはそんなに小さくないんだ

（サビ）わかりたくもない
だって辛くなるだけだから
終わってもいいことよ

世界は狭くて　吐き気がしそう
私もあなたも　みんなが観てる
嘘かホントか　曖昧なファクト

今日はどんな嘘をつくのだろうか。
あれもこれも傷付けて。
僕は嘘しかつけなくて。

[A]
何でもないよう 隠して(8 4)
すべて嘘吐き 偽る(7 4)

空は灰色の雲に隠されて
太陽の光は届かない
冷たい手は僕への思い

冷たいアスファルトが
寂しくて
街の中1人になった気がした

偽物の言葉を笑みを浮かべながら
吐き続ける君たちは
清々しいくらいに

Aメロ
薄明かりの中で紡いだ
褪せに曇る初めての恋

A
らららーらららー
眠りましょう

［A］
叩いた背中で火傷した
私は何も持ってないの

【Aメロ1-1】
偽りの『アイ』で
正しく欺く

毎日、毎朝いつも私達は立つ
本当の私達と向き合い
偽りの私達を見つめる

好きなんかじゃない
好きなんか知らない
もうなんとも思ってない

【A】
突如鳴り響く 着信コール
気乗りのしない お誘い

『嘘偽りが好き』
9割の嘘に1割だけの真実
混ざりあって何が真実なのかわからない

PM9:00（ゴゴクジ）いつものネカフェ
黒い車に乗り込む女
運転席（ナカ）の男が優しく微笑む

流れるように
僕は日々を過ごす
誰かと　歩いたり

Aメロ
部屋の片隅 僕を並べた
嘘じゃない言葉を核にして

「嘘鬱」
嘘にまみれた　私の心を　貴方が　救って
悲しみの果てに　みつけた　唯一のこたえ

黒い爪
隠す口元はあなたの癖そのもの
心を覗き見たって

「嘘は泥棒の始まりだ」
小さいことからそう、母さんに教えられてきたけど。
今になって思うよ。

見せてアゲル 本気の私を…ネ☆
偽りだと言われ続けた
その苦しさ貴方に分かる？

嘘を吐いたっていいと笑えるのは大人に近付いた証拠
小さい頃も吐いてはいたけど、ただ上手く騙せなかっただけ
今度はもっと上手く君を騙して、綺麗な涙を見たい

(Aメロ)
朝起きて 携帯をみて
君はいないと実感して

頭上に広がる暗い空は
欲望の舞台（ステージ）を飾る天幕
かりそめの燐光で　人形達を照らし

日の出と同時にカーテンを閉めて
ヘッドホン装着、ロック完了。
あと３０分もすれば、今日もまた始まる