タグ一覧 > タグ『地下アイドル』の作品

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章① smt-tさん 閲覧数:69
    2018/06/04
    20:39

    第一章
    『ウェイトレス・リリス』
    「串原くん。今日の帰り、時間ある?」

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章⑦ smt-tさん 閲覧数:61
    2018/07/07
    08:47

    八月二十七日(日)、僕は声優でアイドル歌手もやっている『本田ヨシコ』(通称ポンちゃん)のライブチケットが当たって見に行くこととなった。
    ポンちゃんは、僕が十代の頃から好きでCDもデビューシングルから何枚も持っている。ライブチケットはベストアルバムの応募者全員に当たるもので、僕自身ライブに行くことがはじめてであった。
    ライブ会場は幕張にあって、電車で一時間ちょっとなので、それほど遠くは感じなかった。

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章⑧ smt-tさん 閲覧数:60
    2019/07/08
    17:41

    九月のある日、僕はテレビを見ていると気になる情報番組がやっていた。
    『昭和風シンガーソングライター・市村ハルカ(いちむらはるか)』
    彼女は、自分で作詞作曲をして衣装も手作り、芸能事務所にも入らず自らライブの手配などをしているようだ。

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章② smt-tさん 閲覧数:55
    2018/06/05
    00:04

    ここでファミリーレストラン『はちみつの瓶』について話しておこう。
    通称『ハチミツ』のウェイトレスは皆『ネーム』というものを使っている。
    全員がその名札着けていて、お客との関係性を親しみ安くしているのが、そこの店長の考えらしい。

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章④ smt-tさん 閲覧数:54
    2018/06/06
    12:38

    リリスちゃんは奥から順に近いお客ひとりひとりに挨拶して廻った。
    「今日はわざわざ、私の誕生日を祝って頂くために来てくださって、ホントにありがとうございます…」
    馴染みの客に話している声が聞こえた。リリスちゃんは本当に礼儀正しく、お礼を言いながら廻っていた。

  • 【小説】地下アイドルを推しています。 smt-tさん 閲覧数:51
    2018/06/04
    14:19

    序章
    僕には何の取り柄もありません。
    誰かを好きになったり『恋』をしたり『結婚』なんて夢のまた夢といったところでしょうか。

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章⑨ smt-tさん 閲覧数:49
    2019/07/20
    18:08

    十月、僕は仕事を終えてファミレス『ハチミツ』に向かった。この月のイベントといえば『オクトーバーフェスト』というモノがある。ドイツの祭りを元にしたイベントでドイツビールやドイツの料理を特別に提供している。たった一週間のイベントなのだが、その期間ウェイトレスの女の子たちは『ディアンドル』というドイツの民族衣装を着て接客をするサービスがある。その衣装はフリルの付いたドレスで少し胸元が広く開いているのが特徴だった。いろんな色があって女の子たち、それぞれ違った色のドレスを着ている。やはり女の子のよって胸の大きさが異なるので少し大胆に見える子もいるから目のやり場に困る。僕は無意識にリリスちゃんを探していた。自分でも解ってないうちにリリスちゃんのことが気になっていたようだ。だけど、今日はシフトに入ってないのかも知れない、姿が見当たらない。扉を入ると一人のウェイトレスが案内をしてくれる。まだ見たことのない女の子だった。ネームプレートを見ると『ユウカ』と書いてある。ユウカちゃんは少しかすれた声でショートカットのボーイッシュで元気な女の子だ。
    「いらっしゃいませ、お一人様ですか?お席にご案内しますね」
    僕は窓際のテーブル席に座った。

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章⑥ smt-tさん 閲覧数:45
    2018/06/09
    02:08

    気がつけば、夜0時を過ぎていて僕は家に帰宅したあと、早速『ハチミツ』のホームページを開いてみた。
    リリスちゃんのブログが更新されていた。生誕祭は二十三時に終わって閉店直後に書いたのだろうと予想ができる。僕は今日のことをコメントに書きたくなってコメント欄を開いた。
    『リリスちゃん、誕生日おめでとうございます。バースデー衣装も可愛かったです。自分としてもイベントは初めてだったので、どうなるか解らなかったけど長く居たおかげでセレモニーまで見れて良かった。写メのメッセージは、また今度取りに行きます。』

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章⑤ smt-tさん 閲覧数:44
    2018/06/07
    15:18

    この店の『写メ撮影サービス』はそれだけではない。スマートフォンから印刷してカードサイズの写真にしてくれる。それをウェイトレスが一度預かって、それぞれに『メッセージ』を書いて返却するというのだ。どんなメッセージを書いてくれるのだろう、できた時にまた取りに来ようと思う。
    そうこうしてるうちに時間は過ぎ、二十時になっていた。外で並んでる客が次々に入ってくる。満席のため立ったままセレモニーを見ることになるらしい。
    そして、いよいよリリスちゃんのセレモニーが始まった。

  • 【小説】地下アイドルを推しています。第一章③ smt-tさん 閲覧数:43
    2018/06/06
    10:54

    僕はうちについた後、携帯電話で『ハチミツ』のホームページを見た。リリスの言葉が嬉しかったのだろう、ホームページでリリスのブログをチェックした。そこに書かれているのは『友達とご飯に行ったこと』や『お店でこんなことがありました』や『お店の宣伝』だった。
    僕は今日のことを書きたくなって、コメント欄に…
    『リリスちゃん、今日はありがとう。もっとお話したかったって言ってもらえて嬉しかった。また今度、お店に行くね。』

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