「パパに似てたの」
バカな口実たったひとつで
別れきりだす

A
蒼い 蒼い 空の下で
恥ずかしそうに 手を振り合って

Ａ１
川面にきらり　降り注ぐ月明り
出店　提灯　花飾り

['08年8月：夏祭り]
帰郷　（lyric by mak.kanz@wa）
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Ａ１
祭囃子に
浮かれては

遠くで聞こえる蜩夕暮れを告げていた
今夜は指折り数えてた夏祭り
涼しい風と虫の声僕を待ってた君

「今日もまだ暑いですね・・・」
スタジオからの帰り道、閑静な夕方の住宅街を自宅のアパートまで歩きながら、ゆかりはつぶやいた。
季節は８月の初頭。夏真っ盛りなのだから当然なのだが、暑さに弱いゆかりには関東の夏は堪える。

['08年8月：夏祭り/盆踊り]
*夜に咲くなら*　<longan>
輝く花の咲く夜のこと

今年も夏が来るよ　氷　浴衣　りんご飴　花火
始まる祭囃子　町は踊りざわめきだす
夏祭りの主役は　あの娘？この娘？お目当てはどの娘？

['08年8月：夏祭り] 祭囃子が響く夜 (火渡紅弥)
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やぁまた逢ったね　私の浴衣

　　　　　打ち上げ花火
夏の夜空に　咲かせるは
君に伝える　この想い

後ろの正面だぁれ?
五月雨の 夢醒めぬ日に
灯した熱は 空蝉 侘し

<A>
ゆらり揺らめく蜃気楼（しんきろう）
誘（いざな）われるは宵祭り

あのねここね昔からよく来る場所で
ひとりごとね
聞き流してくれていいんだけど

遠き星に　願いを掛けて
ひらいた花弁　人目もふれず
ゆらりゆらり　揺れるこの葉に

ひらり　きらりと舞う
夏の光(イルミネーション)
今日の〔この〕場所〔でね〕

「グミちゃん!!」
「何？」
「いやぁさぁ、明日夏祭りじゃん？」

　Ａ）わたがし　焼きそば　りんごあめ
　　　いか焼き　たこ焼き　あめ細工
　　　両手いっぱい　かかえたら

A1
今　どこから鳴るのか
笛の音に歌い踊れば

A1（0:18〜）
ソラ
⚫︎⚫︎

あやかし、妖怪目を覚ます
賑やかな声に導かれ
祭りや祭りや出ておいで

浴衣着せて貰って
ワクワクして夕方を待ったよ
　

夏の風が吹く
緑の木々を揺らして
白い半袖お気に入りのピン

夏の終わり　　今年最後の夏祭り
祭り囃子を聴きながら　　二人で露店を見て歩く
少し肌寒いけど　　思い切って浴衣を着て来た

赤と黒の金魚が
広い星空の中踊る　ゆらゆら
はぐれないよう握る

カランコロン　下駄が鳴る
カランコロン　道を行く
紅色の鳥居

大好きな君と夏祭りの約束
君に浴衣を見せる初めての日になった
浴衣選びに迷う日々

夏のブーケ
待ち焦がれていた勝負の夏の日に
浴衣で行ったら　特上の「可愛いじゃん」

10年ぶりの　故郷（ふるさと）の土
懐かしく響く　人の声
にぎわいの音　澄み渡る風

ねえマスター
花火大会ってなんですか？
花火の大きいのを

【Ａ】すみれ色をまとう君　左手には風車
　　　紺の袖を払いつつ　隣に並ぶ僕
　　　赤い金魚差し出せば　笑う君に目が留まる

胸の中で爆(は)ぜる花火
花火両手に持ってはしゃいで海岸走り回る
でも僕達はちょっと大人になったから

少し重ための下駄をカラコロ
あがったばかりの雨に濡れた土
心もとない首すじの上

二人肩並べ歩いた　河原道、宵祭り　浴衣姿の人混み　掻き分ける制服姿
手を繋ぐの恥ずかしくて　ポケットに入れたままの右手
はぐれそうになった時に思わず差し出していた

夏の暑い夜だこと　君と二人の夏祭り
金魚すくいでのかわいらしい姿にみとれていた　けど君は消えていく
あの花火のように

　　送り三日月
A）
花火　光染めて　君を照らし

金魚入りの袋に　君との思い出だって入る気がして。
そっと入れてみたりはしたんだ。でも
入れられなかったんだ。名残惜しくて、さ。

雨風吹いた川辺の奥で燃える 夏の日の花弁
いくつの時を辿る道は あの日はしゃいだ通り道
そっと吹けば すぐに零れ落ちそうで

ねえ、感謝しているの
あの頃がなければ今のアタシじゃないでしょう
幼すぎた淡い思い出

兄に手を引かれ
人混み流れる夏祭り
こっちおいでよと