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【悪ノ】哀れな双子 1章 紺スープさん
閲覧数:899
2008/10/31
17:47一章
「新しい召使が来ました。」
リンは14という若さで、王座に就いていた。王も王妃も続けざまで命を落とし、王座がリンに転がり込んできた。
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【悪ノ】哀れな双子 終章 紺スープさん
閲覧数:842
2008/11/17
20:23終章
願い事を考えて、この海を見つけるまで時間がかかりすぎて、夜になってしまっていた。 小瓶には、メッセージとペンダント二つが入っていた。
リンはその小瓶を海に投げると、目を閉じて祈るように手を握った。
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【悪ノ】哀れな双子 3章 紺スープさん
閲覧数:682
2008/11/06
20:32三章
ある日突然、怒れ狂った国民たちの手で、城は攻められた。
休み暇もなく疲れ切った兵士は、彼らも敵ではなかった。
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【悪ノ】哀れな双子 2章 前編 紺スープさん
閲覧数:667
2008/11/03
18:55二章 前編
レンは見慣れない街の中を歩いていた。隣の国、緑の国はとても豊かで綺麗な国だった。 レンは、きょろきょろと周りを見回しながら歩いていると、一つの看板が目に入った。 金属でできている、茶色のおしゃれな看板だった。そこには「Melt」と書かれていた。 レンはすぐさまその看板の店へと、入っていった。
モダンな造りの店内は、甘い香りで包まれていた。ショーウインドーのカウンターには、優しい緑色の髪をツインテールにしている少女が、笑顔をふりまいている。
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【悪ノ】哀れな双子 4章 紺スープさん
閲覧数:642
2008/11/11
21:43四章
朝日がまぶしすぎて、リンは今まで以上の早起きをした。
リンはまだ起きたばかりで、あまり頭が回転しない。それでも、必死にもう一人いた誰かを、記憶の中で捜していた。もう誰かはわかっているのと同じだけど、本当に思い出したかった。
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【悪ノ】哀れな双子 2章 後編 紺スープさん
閲覧数:625
2008/11/05
18:05二章 後編
次の日、リンの朝食が終わったと、馬に乗って緑の国へと向かった。
いつもなら、楽しみでわくわくするのに、今日はなぜかもやもやしていて、気が進まない。
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悪逆非道国ノ物語 ~プロローグ~ ミエルさん
閲覧数:615
2009/02/09
10:30昔々あるところに国がありました。
その国はとても豊かでした。
ある日王家に、子供が生まれました。
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むかしむかしの物語 王女と召使 第19話 matatab1さん
閲覧数:551
2010/10/31
18:44祭りの先
王都のとある店兼住居。ネルの家の勝手口に立つカイトは目の前のドアをノックした。大臣が王位式典を行うと報告をした後、ネルの両親は店を閉店状態にして、他の客が来ないように計らってくれたのだ。
店の中から足音が聞こえて、こちらに近づいて来る。ドアを開けて顔を覗かせたのはネルである。
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【悪ノ】哀れな双子 序章 紺スープさん
閲覧数:514
2008/10/28
19:53序章
波の音。潮の匂(にお)い。足から伝う冷たさ。頬(ほお)に伝う温もり。
月明かりの中、一人の少女が夜の海に足をくるぶしまで浸していた。顔を隠すかのようにフードを深くかぶっていた。包むように手で小瓶を持っていた。
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召使のはなし【悪ノ】 arabesukuさん
閲覧数:409
2009/06/28
17:05僕の名前はレン。
この国の王女付の召使をしている。
今年で十四になる。
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北風と合わせ鏡(その1) 紅(こう)さん
閲覧数:395
2008/07/09
18:16昔々、まだ魔法使いが精霊達とお話が出来た頃の物語。
ブリオッシュ大陸に、ブリオッシュ山という火山がありました。その大きな火山からは、大量の火山灰が降りそそぎ、大陸中に影響を与えていた。ブリオッシュ山から離れた処に住んでいる長(おさ)や家臣達も降り注ぐ火山灰に困り果てていました。火山灰は、農作物に多大な損害を与えていたのでした。
このブリオッシュ大陸では、風が吹きませんでした。みんなは、この地の特異な地形によるものだろうと思っていまた。
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ミドリノクニ【悪ノ】 arabesukuさん
閲覧数:389
2009/06/28
17:11――これが報いだというのなら、
私は喜んでこの身を捧げよう。
あの人を失った時から、私に残ったのは"歌うこと"だけ。
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名もなき歌い手の唄【悪ノ】 arabesukuさん
閲覧数:369
2009/06/28
17:00「さあ、お立ち会いお立ち会い!」
町角で、つぎだらけの服を着た少年が客寄せをしている。
「本日披露いたしますのは、今は昔、断頭台に消えたお姫様の哀れな哀れな悲劇でござあい!
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少女 be happy ヒーリングPさん
閲覧数:309
2008/03/10
11:18少女 be happy
其のたどたどしい指がなぞる
宙に描く文字
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【悪ノレンリン】その花の名前は 苺田@出戻りなうさん
閲覧数:296
2011/12/29
21:01いつも、守られてばかりだった。
気弱で内向的だった俺とは違い、活発で何かと感情的な双子の姉に。
俺の代わりに薄汚い大人の世界に飛び込み、その白い手を悪で染めていく姉を見てやっと気付いた。
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悪ノ物語 07 君僕さん
閲覧数:270
2009/06/02
02:43黒い布で顔を隠し、暗闇の中で生きる。それが今の生活。
若い頃は他国で暗殺部隊に入っていた。しかし暗殺を繰り返すのが嫌になり、部隊を抜けて、この国へ旅人としてやってきた。様々な知識がある私を、前国王陛下は王女であるリンの家庭教師へと迎え入れてくれた。それなのに、前国王陛下と前女王陛下は亡くなり、リンはショックで部屋に閉じこもってしまった。そして、あの大臣がやってきた。言葉巧みにリンに取り入り、大臣となり、そしてリンから思考力を奪っていった。もはや感情までなくなってしまったリンは、ただの人形のようだった。
考えるのを中断して、ターゲットを確認する。
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悪ノ MEIKO 前編 音咲 ルナさん
閲覧数:203
2010/10/27
06:15私は、彼女と同じことをしてしまった。
私が最も恨んだ「悪ノ娘」の。
私の国はひどい有様だった。
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イラスト音楽募集【悪ノ】シリーズパロ王視点 かめコさん
閲覧数:138
2008/09/20
12:44悪の王
むかしむかし あるところに
悪逆非道の王国の