タグ一覧 > タグ『悪ノ娘_SS』の作品

  • 秘密の城館 天使鈴さん 閲覧数:941
    2018/08/26
    22:16

    「今日はリリアンヌの気分じゃないの」
    王宮から2キロほど離れた場所(と言っても王宮の庭園内だが)に僕とリリアンヌはいた。
    “プティ・シャトー” ⋯⋯、先代女王アンネが遺した小さな城館。

  • イレギュラーはアカシックレコードの夢を見るか? たるみやさん 閲覧数:855
    2018/09/13
    15:11

    ◇◇◇
    これは夢だ。
    早々に彼がそう確信した理由は他でもない。宮殿の廊下に、本来ならばいるはずもないものがいたからだ。

  • 悪ノ娘 黄のアンコールあるいはビス 万華さん 閲覧数:706
    2018/09/18
    22:49

    話をしよう。
    その共同墓地は格好の遊び場だった。旧王都という街中では子供たちの遊び場は少なく、近場で人気のなく木々に覆われたそこは最適だった。
    私が「彼女」に気付いたのは、ある日のこと。

  • 悪ノ娘の処刑人 センリさん 閲覧数:654
    2018/09/23
    16:25

    プロローグ
    興味深い事実は多くあるが実際に公表することのできる話はほんの一部だ。
    その一部の中には真実を語っているとは言い難いものある。果たしてどのような形になるのか…私にも分からない。

  • 君のワガママ 持平勇賢(りゅうせいとうP)さん 閲覧数:395
    2018/08/18
    18:25

    「『イモケンピ』が食べたいのじゃ!」
     そう、リリアンヌ王女が言い出してから1時間。僕、『アレン=アヴァドニア』は途方にくれていた。
     午後3時、おやつの時間には、使用人の誰かがリリアンヌ王女におやつを作る決まりになっている。今日は僕の番だ。リリアンヌ王女はブリオッシュが大好きだから、先日ミカエラが送ってきたトラウベンを使ったブリオッシュを作るつもりでいた。

  • 逆さの塔に名を刻む たるみやさん 閲覧数:364
    2018/09/01
    23:59

    時計塔の針の音が響いている。規則正しく鼓膜を穿つそれは、まるで心臓の鼓動のようだ。
    マーロン王国ブラッドプール地方北部、キャッスル・オブ・ヘッジホッグ。その中心にある巨大な時計塔の針音は、その風体にふさわしい程大きく、城をぐるりと囲うように建てられた城壁の上にまで届いている。
    針の音に合わせるように、城壁の上を歩く人影があった。

  • 馬車と君には敵わない カンランさん 閲覧数:322
    2018/08/26
    10:36

    「はあ…気持ち悪い…。」
     胃の中のものがぐるぐるとかき回され、昇ってくるような途方もない不快感に襲われる。理由は考えるまでもない。ここに来るまでに乗ってきた馬車のせいだ。ルシフェニアから、ここ、エルフェゴートまでの道はそこまで綺麗に整備されてるわけじゃない。道はでこぼこだらけだし、そこらに小石が転がっている。自分の足で歩くときは気にも留めないものだが、馬車に乗ると恨めしくってしょうがない。ちょっとのでこぼこや小石だけで馬車はガタガタと不規則に揺れて、僕の耳の奥を、胃の中をぐわんぐわんと揺さぶるんだから。
    「ちょっと~!さっさとしてよアレン!」

  • とある画家の肖像 たるみやさん 閲覧数:282
    2018/09/19
    14:43

    ◇◇◇
    年をとった。
    肖像画を描けなくなったのはいつからだろうか。

  • 王女と召使と思春期 ナユさん 閲覧数:261
    2018/08/21
    23:59

    「アレン、お主はキスをしたことがあるか?」
    3時のおやつの時間に流れていた穏やかな雰囲気は、リリアンヌの一言で霧散した。
    「ど、どうしてそのようなことをお聞きになられるのですか?」

  • 星と歯車とオモイデ わらすぼさん 閲覧数:253
    2018/08/18
    03:20

    僕は、知識量には自信がある。
    当然といえば当然だ。8年前の「あの事件」まで、僕はこの国の王となるべく育てられたのだから。
    さすがに王宮の大人たち──特に、数百年も生きてる某魔導師には敵わないけれど、同年代の中では知識がある方だと思う。

  • 化ケ物ノ襲来 亮也さん 閲覧数:247
    2018/08/22
    17:13

    「エルフェゴートへ?」
    「そう、少し用事をね。お願いするわ」
    「分かった」

  • 回想、そして後悔 macaronさん 閲覧数:234
    2018/08/20
    00:51

    「リリアンヌ様?どこへ行かれたのですか?」
    僕は先程突然リリアンヌに呼び出された。そのためリリアンヌの部屋へ向かったが、そこには彼女はいなかった。
    待っていれば来るだろうと思っていたが、数十分経ってもリリアンヌが部屋に来る気配はなかったため、今僕は城中を捜し回っている。

  • アノ日ノ記憶 亮也さん 閲覧数:225
    2018/08/19
    23:38

    アレン 〜ルシフェニア王宮内「リリアンヌの部屋」にて〜
    「いよいよ明日じゃ!準備ができていくのを見ておると、胸が踊るのう‼︎」
    満面の笑みのリリアンヌ。いつになく、上機嫌だ。それも当然。明日は、リリアンヌの誕生日。彼女を祝って、盛大な舞踏会が行われるのだから。

  • ネコの屍 たるみやさん 閲覧数:221
    2018/09/19
    14:49

    好奇心は猫をも殺すなんてよく言うが、幼い頃の私の好奇心は、猫の死体に打ち壊された。
    なんのことはない、町外れに人だかりが出来ていたから近付いただけだ。
    私と同じくらいの年頃の女の子や男の子が輪になって何かを見ており、私も気になって覗き込んだ。

  • Lucifenia's taiRoL!? 織奈さん 閲覧数:212
    2018/08/20
    20:59

    「カイル兄様が遊びに来るぞ!」
     まさに喜色満面といった笑みを浮かべるリリアンヌ。
    「よかったですね、リリアンヌ様」

  • 愛を誓う ナユさん 閲覧数:205
    2018/08/26
    23:28

    グーミリアにより高度で範囲が広い魔法を教えるために私たちは彼女の故郷、エルドの森に来ていた。
    王宮で魔法を失敗して城を壊そうものなら王女は激怒し、私たちは最悪ギロチンにかけられるだろうが、ここなら失敗してもまあ、ある程度なんとかなる。
    グーミリアは感情をあまり表には出さないが嬉しそうに森の奥へ進んでいく。もしかするとホームシック気味だったのかもしれない。数百年暮らしてきた地から離れたのだ。彼女だってホームシックになるだろう。

  • 悪ノ娘 レツとか七九十葉好とかさん 閲覧数:191
    2018/08/19
    20:50

    「あら、おやつの時間だわ」
    昔昔、悪逆非道の王国の頂点に君臨していた十四歳の王女、リリアンヌがいた。後に『悪の娘』と語り継がれたその美しく可憐な王女には、支えとなった少年がいた。その少年の名はアレン。リリアンヌの召使いであり、双子の兄弟でもあった。王女は彼をそれはとてもとても信頼し、信頼したからこそ、身勝手な命令まで下した。だが、彼の方もどんな命令でも従い、リリアンヌを愛し、信頼した。甘くて美味しいおやつを作ったりすれば、血だらけになって人を殺したりもする。さらにひどい時なんて、涙を流しながら従った。彼女がそれに気がついていたかは今となっては分からない。ただ、一つだけ分かる事があるとするならば、二人は強い絆で結ばれていたのだ。その絆がどんな色だろうとも、リリアンヌにとって、アレンがつくってくれたそんな時間こそが幸せそのものなのだ。だから、リリアンヌはそんな時間がずっと続けばいいとさえ思ったかもしれない。そう、彼らの幸せな時間はずっと続いた。
    なんてことはない。

  • 茜空ノ修道女 Stellaさん 閲覧数:186
    2018/08/24
    21:19

    「……やっぱり、ここにいたのね、リン」
     視線の先には、リンと呼ばれた修道女が立っていた。夕闇に映える金の髪がまぶしい。砂にしゃがみ込んだリンは、服が濡れることを厭わず、ぼーっと水平線の彼方を見つめている。
     夕の赤に輝いた、一筋の頬の輝き。

  • 黄昏ト鐘ノ音 仔羊さん 閲覧数:176
    2018/09/28
    00:00

     「うわ、もうおやつの時間」
    ガラン、ガランと手持ち鐘を振りながら、当直の修道女が施設内を歩き回る。
     エルド修道院にも鐘楼は有るけれど、革命前の物資不足で鐘が取り外されてから、こうして時間を知らせに自分達で施設内をまわる様になったらしい。

  • 夢の中でなら 雪夢さん 閲覧数:174
    2018/08/30
    01:30

     遠くから私を呼ぶ声が近付いてくる。
     すごい勢いで。
     一瞬誰か分からなかったが、「カイル兄様~!!」とドレスの重さを感じさせないくらいの速さでやってきたのはリリアンヌだった。よくあのドレスで走っていて転ばないものだなと感心しつつ、王女がそんなことをしてはいけないよと窘める。その言葉を受けしゅんとしている彼女をみてなんだか懐かしいような感覚を覚えた。それはリリアンヌの姿が子供の頃の姿だったからだろう。初めて出会った頃の彼女はこんなにも小さかったのか。そしてこのリリアンヌの姿を見てやっと理解する。これは夢だ。最近まともに寝ていなかったから政務中にうたた寝でもしてしまったのか。もしそうならちゃんと休んで下さいと怒られてしまうな。そんなことを考えているとリリアンヌがあ、と声を出す。

  • 工作員の試練 むぎちゃさん 閲覧数:173
    2018/08/26
    15:49

     私の名前はネイ=フタピエ。『悪ノ娘』リリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュに仕えるメイド……というのは仮の姿。
     その正体はリリアンヌに悪魔を取り憑かせ、悪政による内部崩壊を引き起こすために送り込まれた工作員であり、知られざるマーロン国第十三王女である。
     無事王女付きのメイドとして王宮の中枢に潜り込み順調に計画を実行していたが、今私の胃はキリキリと痛み心臓は早鐘を打っている。

  • Master Of The Lucifenia 悪ノてるてるさん 閲覧数:173
    2018/08/19
    00:28

    私はいつでも間違いだらけだった。この一生の中で。
    償いはきっと、いつまでも終わらない。
    君に会いにも行けない。

  • とある修道女と魔道師 いんくさん 閲覧数:172
    2018/09/02
    15:01

    ギィ、と扉の開く音。
    「お久しぶりね」と笑う魔道師は、最後に会ったあの日から何一つ変わっていなかった。
    私が母に連れられ、彼女に初めて会ったとき、彼女は自らを「悠久の魔道師」と名乗った。悠久の時を生きる、不老の魔道師だと。

  • 夢と欲望と現実 ナユさん 閲覧数:168
    2018/09/28
    16:40

    ある晴れた日の昼下がり。
    私はグーミリアに修行をつけていた。彼女はまるで乾いたスポンジが急速にたくさんの水を含むように魔法を覚えるのが早くて助かる。しかも折り紙つきの真面目さでコツコツと丁寧に基礎から固めていく。この調子なら近い将来に二人でクロックワーカーの秘術を使い、ルシフェニアの崩壊を防げるかもしれない。
    「グーミリア、そろそろ休憩にしましょう」

  • 夕焼けとはんぶんこ カンランさん 閲覧数:164
    2018/08/30
    08:12

     リリアンヌは気まぐれだ。だから使用人たちは往々にして彼女に翻弄されることになる。今、僕もまた彼女の気まぐれに振り回されていた。
    「剣術でわらわが負けたことは一度もない。アレン、いくらお主でもわらわには敵わぬじゃろう。」
     僕はただニッコリと愛想笑いを浮かべて静かに頷く。誰も君相手に本気出せるわけないだろ、と心の中で密かに毒づきながら。

  • 墓守の修道女 たるみやさん 閲覧数:163
    2018/09/19
    14:58

    ◇◇◇ -Who killed them?
    この墓には誰も埋まっていない。
    それでも、人はこの墓に花を供える。

  • 悪魔の絵を描く 真宏さん 閲覧数:157
    2018/08/28
    19:56

    「やはり引き受けてくれると思ってましたわ」
    「まあ、友人の娘の頼みだ。断る理由がない」
     エルフェゴート国の小さな町の小さな喫茶店。画家である青髪の男は小さく微笑み、目の前にいる小さい小説家に問う。

  • 青の国の迷子様 アカメさん 閲覧数:155
    2018/09/28
    01:08

     黄の国で双子が生まれたとの報せを受け、招かれたお城でアルカトイルとくだらない喧嘩をして外に飛び出したのがおそらく2時間前。
     無我夢中に城下を駆け抜けエルドの森に入ったのがたぶん1時間前。
     迷ってたまるもんかと昔読んだ童話のように、森に実っていたトラウベンの実を落としながら帰りの道しるべを作っていたけれど、全部小鳥とリスに食べられていたことを理解したのが23秒前。

  • ビンテージ カンランさん 閲覧数:154
    2018/09/16
    18:45

     あれは、父さんの禁酒に付き合い始めて一週間ほど経った頃だっただろうか。私はあの日、家の壁に開いた穴の修繕をしていた。粗末な私たちの家は、ときどき修繕してやらないと住めたものじゃなかった。不満がないわけじゃなかった。でも、それ以上に誇らしさを感じていた。あの家は、民衆を第一に考える父さんの心を映し出しているようだったから。それだけじゃない。血の繋がりのない私、そしてアレンを男手一つで育ててくれた父さんの優しさと厳しさがあの家には詰まっていた。
     修繕作業をしていると、ふとした拍子にある二文字が頭の中に浮かんできた。――酒。気付いたときにはもう遅かった。頭の中でどんどんその言葉が膨れ上がって、それ以外のことなんて考えられなくなった。どうしようもない不安感とイライラ。そして勝手に震えだす右手。みるみるうちに焦燥感は膨れ上がって、体を思いっきり掻きむしりたいほどの激情に囚われた。酒が飲みたい。でも今は禁酒中。だけど飲まないと落ち着かない。いやでも自分だけ破るわけには…。
     悶々と葛藤しながら、気付いたら私は道具を放り投げて戸棚を物色していた。酒はないか、中をしらみつぶしに探していた、

  • 茶のアントラクト くろ猫さん 閲覧数:153
    2018/09/12
    18:46

    春真っ盛り。空は青く草の匂いが心地いい。
    …ここはどこだろう。迷った。春の陽気につられてふらふらと歩いているうちに、どこかの庭に迷い込んでしまったようだ。
    あ、蝶々。追いかける。

  • 悪ノ娘→総てが終わり、始まった世界 kojiisonoさん 閲覧数:145
    2018/08/26
    19:45

    「リリアンヌ!」
    呼んだ声。
    「   !」

  • envy or jealousy? ナユさん 閲覧数:144
    2018/09/01
    23:45

    今夜は月が狂おしい程に美しい。白銀の、欠けたところなどない綺麗な満月だ。そんな夜に月と同じような白髪の少女は勤めている屋敷の庭園で膝を抱えて満月を見ていた。彼女の体中に流れる血を凝固したような赤い瞳から、まるで引力によって海が満ちるように、ゆっくりと注がれ続けた水がコップの縁を超えるように、涙が溢れた。涙は彼女の頬を伝い、スカートの上に落ちていった。
    「クラリス」
    長く綺麗な萌葱色の髪を二つに結んだ少女も庭園に出てきた。クラリスと呼んだ少女の姿が遠目に見えたからだ。

  • 駒鳥の私は愛おしいあなたに讃美歌を贈ろう orcaさん 閲覧数:141
    2018/09/27
    02:37

    ――――――――
    誰が歌うか 子守唄を歌うか
    それは私よ 白い蛇がそう言った

  • 青ノ妹 粉末緑茶さん 閲覧数:139
    2018/09/15
    23:24

     私の目の前には一人の男が座っている。見かけは質素だが生地も仕立ても一級品な服に青い髪。画材道具の入った鞄を持っていれば旅行客に見えるとでも思ったのだろうけど、護身用の長剣にはばっちりマーロン王家の紋章が入っている。……というか、忍ぶ気が全くないんじゃないかこの人。
    「好きなものを頼んでくれて構わないよ」
    「いえ、あの、……リリアンヌ様にお使いを頼まれているので、早く帰らなければいけないのですが」

  • 血塗られた白ノ一族 天の狼さん 閲覧数:137
    2018/08/25
    21:49

    美しい緑髪(りょくはつ)の少女、「ミカエラ」は森の中を散歩していた、今日は仕事が休みで、クラリスも一緒に行こうと誘おうとしたのだが、疲れでぐっすり眠っていたので、起こさずにこっそりと出かけたのだ。
    街で働き始めてもう数か月、街の空気にも少しずつ慣れてきたが、やはりミカエラは森の中の空気が好きらしく、休み以外でも、仕事に合間があると時々森に来ている、ミカエラは鼻歌を奏でながら歩いていた。
    小石を飛び越え、木と木の間を潜り抜け、岩場から流れる小さな滝の水を飲んで、ミカエラはずんずんと森の奥まで進んでいた、この森にはまだ数回しか足を踏み入れていないミカエラは、冒険心や探求心で心がいっぱいだ。

  • 悪ノ娘と魔道士ノ弟子 MaKiさん 閲覧数:135
    2018/09/02
    14:47

    ルシフェニア王国から離れた場所に位置する“千年樹の森”。修道院での仕事を終えた私は、誰にも告げずこの場所へとやって来た。
    森の中にある大きな千年樹と、以前よりも少しだけ伸びた苗木。どこも変わりない様子に、私はほっと胸を撫で下ろした。
     クラリスの話によると、この苗木の正体は、大地神エルドの後継者であり彼女の親友であった『ミカエラ』という少女・・・・いや精霊? まあそれはともかく、少女の姿をしていたミカエラは死んで苗木へと変わったらしいのだが、彼女が死んだ原因は私にあった。『悪ノ娘』と呼ばれていた時代、マーロン国王であるカイル兄様との婚約が破談となり、エルフェゴードを滅ぼす事、そして、カイル兄様の想い人だったミカエラを殺すという『緑狩り』を命令してしまった。当時の私は、傲慢で、自分勝手で、カイル兄様たちの気持ちを考えもしなかった。ミカエラだけでなく、エルフェゴードの多くの女性を私のわがままで死なせてしまった事はどれだけ謝っても許されないことだ。

  • 悪の華は双子に願う あやおとさん 閲覧数:134
    2018/08/25
    13:59

    ーこれは、勝手な大人達によって離され、立場を違え、そのせいで道を間違えた少女とその少女を守ろうとして処刑されてしまった少年の御伽噺。
    緑の娘を殺させたのは間違いだったのか…ふとそんな思考に陥る。
    しかもそれに気付いたのはアレンー双子だった召使いを失ってからだった。

  • 悪ノ娘 橙のアンプロンプチュ IRisさん 閲覧数:128
    2018/09/27
    13:20

    「つまらん!つまらん!つまらあああああああああん!!」
     ルシフェニア王宮、鏡の間。そこに一人の少女の声が響く。その叫びは誰の耳にも届くことなく消えた。
     少女の名前はリリアンヌ=ルシフェン=ドートゥリシュ。この国、ルシフェニア王国を統治する王女である。

  • 君と私のブリオッシュ ゆうとぴあさん 閲覧数:126
    2018/09/10
    04:20

    「ブリオッシュを作りたい!!」
    「……はい?」
    あまりに唐突なことだったのでつい変な声を出してしまった。ブリオッシュを作りたい?リリアンヌが?

  • リリアンヌと召使いの仕事 オータム♪さん 閲覧数:118
    2018/09/19
    13:49

    午後三時、おやつの時間。
    彼女、リリアンヌはブリオッシュを食べている。
    「う~んやっぱりブリオッシュは美味いのう~♪」

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