素晴らしきかな
この日々よ
目覚めの

色とりどり 飾られた
誰もが似る スタイルで
輝きさえ鈍くなる

あの人を見る
横顔に
呆れるくらいに

胸にそよぐ
想い出が
舞い落ちて

言葉も力も
姿も心も
特別なものなんて

その笑顔にありがとう
君といると元気がでる
明日の種 育てよう

あなたのこと想う人が
銀河に願いをかけてる
いつでも想い出せるから

薄ら寒い
風が撫でる
秋の夜長を

雨上がりの
虹を指して
笑う君を

始まりもしないで
上がる 舞台の幕
待ちきれずに 一人

あなたに出会えて
どんな日々も報われる
拭えぬ涙も

今朝見た
よくあるニュース
よく似た日々を

何一つも
去りゆく街で
目を腫らして

溢れる この涙
歌いながら
遥か馳せる宙(そら)を

秋うらら
肩を並べて歩く
さわやかな

水色の空
どこまでも 空
野原を越えて

ハロウィン 人間に
仮装して
肩乗る コウモリは

小さな街角に
咲いた花
雨でも 風の日も

誰かに決められて
流行りも変わる
私を見つけたい

夜明けの街を
光が走る
迷える時代を

線路沿いを歩いてきた
辿り着けると
負けずにきたけど

終わりなき日々は
何処までも続く
いつか見上げる空は

胸にささる この痛みは
風が運んできたのかな
ドアを開けている証拠さ

【intro】
赤い糸 断線中 もうずっと
好きだけど大嫌い

破り捨てたページに
白い雲が流れる
消えない一日

風が青くみなぎる
海が見える教室
ごめんね 力なくて

生まれ変わるのは
命ある 宿命(さだめ)
川面流る 葉が

この胸を 限りなく
開いて
迷いなく 飛んでゆけ

白い夏雲
突き抜け
青い空の胸

夏の夕立雲が
雨で流れて溶けた
空はパレットみたいに

少し早めに
家を出て
ラッシュアワーを

砕けた青空に
鈍色のビルが建つ
見上げる 鳥たちは

さよならの
丘に立ち
もう一度

頭を垂れて
稲穂が揺れる
そよぐ夕風

夕立過ぎて
雨が香る
木々や花が

淀む街の光
心 錆びついてく
途切れた メロディー

夏のはじめ現れた
えくぼ かわいい女の子
首から虫かごさげた僕

夜の海を 月が泳ぐ
波の音色
静寂も華やぐわ

朝のカフェで
頬杖つく
ベージュ色の

コンビニを出てすぐの
何気ない 曲がり角
見知らぬ街みたいな