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めったに怒らない養父母は、20時ギリギリに帰ってきた俺達に、喝を入れた。
それから、何処に行っていたのかを聞かれ、正直に答えると、何故地理も分からない遠方まで出かけたのかを聞かれた。
「ちょっとした旅気分を味わいたくて」と答えたら、養父は「そのために父さんの財布から金を抜いたのか?」と聞いてきた...Home Planet/第四話
LuNaRhyThm
リンの頬の輪郭が、ようやくまともになってきた頃、養母は眠ったきりのリンの髪を梳いて、「さぁ、綺麗になったわよ」と声をかけた。
だけど、俺は養母がリンに関わるのを断った。たぶん、リンにとっては養父母の「迷惑」になるのは嫌だろうから。
俺は、会社が終わってから病院に直行し、病院で寝泊まりして、姉の...Home Planet/第五話
LuNaRhyThm
道中に在ったコンビニのイートインコーナーで昼食を摂ってる間、俺はついでに買った地図で観光できる場所を探して居た。
リンも、すっかり諦めたらしく、正面の席で大人しくパンを食っている。誰に習ったわけでもないのに、一口ずつパンを千切って口に運んでいる。大した「お嬢さん」だ。
「何じろじろ見てるのよ」と...Home Planet/第三話
LuNaRhyThm
~あらすじ~
21世紀初頭、世界に衝撃が走った。感情を持つロボットが開発されたというのだ。
そのロボットたちのことを、人は「アンドロイド」と呼んだ。感情を持つロボットなんてのは空想科学、ファンタジーの世界。このアンドロイドたちの誕生は、生物機械工学の世界の常識と不可能を超越し、革命を起こした。
...「VOCALOID HEARTS」~前書き~
オレアリア
私たちの街に積もった雪も溶けはじめ、ようやく春の訪れが感じられるようになってきた。長かった冬も、いよいよ終わりを告げる。そんな時期に私たちがやってきたのは、まだ雪が降りしきる北の大地・北海道。一緒についてきたモモが観光気分になってしまっているけど、今回の目的はそうじゃない。リンちゃんの里帰りも含め...
「VOCALOID HEARTS」~第19話・巡音を訪ねて遥々と~
オレアリア
「あっつ!!」
何がって? 気温? それとも日光?
いやいや、桃音モモが目玉焼きを焦げさせたか、スクランブルエッグに変えてしまった合図である。しかし、一体どうやったらそうなるんだろうか。
ともかく、そんな出来事が東京の路地の一角に居を構える「MART」というところで起こった。
通称「アンドロイ...「VOCALOID HEARTS」~第1話・目覚めの朝食~
オレアリア
3月11日、午前4時半。
アイドルスターのグミは、しばらくぶりに仕事の休みが取れたため、かつての恩人・カイトの勧めでMARTの本部に泊まっていくこととなった。
だがその夜、悪夢にうなされて眠りから覚めてしまった。グミはルナの言葉で再び眠りにつこうとしたが、それでもなかなか寝れない。
とりあえず喉の渇...「VOCALOID HEARTS」~第10話・夜明けの決意~
オレアリア
とある日の午前10時…
MARTの主要メンバーであるいつもの6人が、とあるツインドリルの人物に呼び出されました。
その前日に届いた手紙にはこう書かれてあったのです。「何気ない日常を、笑いの絶えない時間に変える企画!MARTのメンバーの皆さん、嫌でもご参加下さいねっ!」と。
疑いを感じる事も無く東京駅...「VOCALOID HEARTS」~番外編・絶対に笑ってはいけないMART観光旅行~
オレアリア
流れ星を見つけたよ でもムリだね3回とか
願い事は そんな短く言えないから
もしも君に会えたなら たまに思い描くけれど
君の前じゃ 1回だって言えないのさ
どきどきする ふわふわする
これはそう つまり
恋に恋してるとかじゃないんだってば
Read me! ねえ気付いて
私の心の中の言葉に
Read...README!
麦風ラタン
モモ「アッー!?」
カイト「な…何だ?」
モモ「キャーッ!!イ…イヤッー!!」
カイト「モモ、何があった!?」
モモ「¨G¨が出たんですよ¨G¨が!!」
カイト「…G?一体何なんだそれは?」
ルナ「¨ゴリラ¨の事ではなくて?」
カイト「ここ動物園じゃねーぞ!?」
メイコ「¨ジャイアン¨の事じゃないか...「VOCALOID HEARTS」~第12話・イエローカード
オレアリア
MARTの大きな音楽室。たくさんの楽器とドラムセットが並べられている近くのテーブルの上に手書きの楽譜があり、題名にはこう書かれていた。
¨黄昏色の楽器¨
夕日に映える 金色の空
私の姿は ただ黄昏る
あの太陽に 響く音色は
どことなく 寂しい気がした
夕暮れ知らせる 教会の鐘
さよならを告げ 帰路...「VOCALOID HEARTS」~第2話・黄昏色の楽器~
オレアリア
3月9日の夜7時。まだ冬の寒さが若干残っているこの季節に、その少女はやってきた。やがて、この少女の存在がMARTを、そしてレンを大きく変えていくことになろうとは、まだ誰も知る由はなかった。
「よし、何とか予定の時間までに間に合ったな。薄々モモが料理をヘマして、間に合わなくなるんじゃないかって心配し...「VOCALOID HEARTS」~第3話・黄の少女~
オレアリア
「ユフお姉さん、またいつでも来て下さいね!」
「ユフちゃん、頑張ってね。私、これからもずっと応援してるから!」
「またいつでも来てね。今度はユフちゃんの大好きな、白雪プリン作りましょ!」
「ユフ、お前のことだから、仕事も何でも我慢して心の中に溜め込んでしまうだろう。疲れた時はいつでも帰ってこい。ここ...「VOCALOID HEARTS」~第7話・アイドルは突然に~
オレアリア
モモ「ふ…ふぇくしょいっ!!」
TVキャスター¨…続いて花粉情報です。今月から日本各地で大規模な花粉の飛散が予想されそうです。お出かけの際にはマスクを着用されると良いでしょう。¨
モモ「だ…誰かティッシュ下さ~い!!」
カイト「…うおっ!?何だその鼻水は!?」
いろは「モモさん、ティッシュだにゃ!」...「VOCALOID HEARTS」~第20話・花粉襲来前線~
オレアリア
「…何ですって?今後の予定をしばらくキャンセルする!?」
「もう私、こんな休む暇もない仕事は限界です。今だって3日間の間に仮眠しか取れてないんですよ? 少しだけでいいんです、どうか羽をのばす時間を…」
「ダメよ!アイドルスターになったこの時期のアナタはどんどんアピールして、もっと自分を売り込んで、更...「VOCALOID HEARTS」~第8話・夢見る歌姫~
オレアリア
僕は鏡音レン。
ここ暫くの間、毎日が驚く事の連続で何だか気持ちが落ち着かない。
今日もルナさんから告白されて…と言っても勿論¨愛の告白¨じゃないからね!
その後、僕は数年前にMARTへやってきたルナさんに初めて出会った時の事を思い出した。
…今でも覚えてるよ。
メイコ「…嫌よ!!」
カイト「めーちゃ...「VOCALOID HEARTS」~第21話・革命の胎動~
オレアリア
大きなカバン担いでゆこう
真っ白い地図は何でも欲しがるの
オーロラのような稀有な奇跡は
誰の心にも息衝いている
くるり逆立ちしてみた世界には
青く透き通る青春がいっぱいだ
今度友達でも誘ってピクニック
一日だけでは終わらない好奇心だよ
朝が来て 昼を過ぎて 夕陽に溶け込み
潜んだ闇を蹴飛ばして ダイ...DREAMER
ナグモグラ
モモの家を出、駅に入り、いくつか電車を乗り継いだ。
その金ヅルにメールを送った。すると、
「駅前の茶色の壁の喫茶店に・・・」
ときた。私の記憶が正しければ、その店はそこそこ値の張る喫茶店だったはず・・・
戸惑いながらも店内に入ると、席と席を仕切る壁の間から手が覗いていた。
その場所に行ってみると、
...巡り廻るナイフの物語 第1章「不良少女」 第5話
苺ころね
繋ぐ
晴れた午後に 僕は 空をつくる
そんな どこにもある世界
星が瞬く
分かりたいのに 触れてるの 溶けない感覚
伝えるには ささくれて
差し出せない 気持ち
繋ぐ
ハロのリズム 君と 空をつくる
あめの角を 探し 迷う...【応募採用】 空色のレシピ 【曲つきました!】
2430a
今はまだ 呟くような音
君に触れて 小さく響く
空を飛んだ カナリアのようには
上手く飛べない こんな声だけれど
繋ぐこの掌から 伝わった温もりが
歌声を包み込んで 強い音に変えるから
「泣かないで」と 君が言ってくれた日を
思い出しながら歌う
今 言葉がいつかのわたしにも
届くな...カナリアのうた(/採用)
まいむ_
すっかり夜色に染まった熱帯都市の空 神風に吹かれ揺られ 今来タリ
侍達は世紀の大一番を目前にして 昂る自信 好奇心 と 決心 武者震ヒ
炯眼が今睨むは蒼く染まった闘技場 ラルキンに応援歌(アンセム)が響く
さあクラップを鳴らせ、大声轟かせ 主役様の御登場だ
数多の試練を越えて漸く摑むんだ あの舞台
...インディゴザムライ 歌詞
ジャンファー(線分AB上を秒速1㎝で動く点P)
「ね~え、今日はどこいく~う?」
語尾がだらしなく延ばされた言葉が私に覆いかぶさる。
「・・・今日はですね・・・」
私は適当に今日の予定を説明した。しかし、ホントこいつはなんでこの服なんだろう?
初めてあったときのような、和服を無理やり洋風にしてあるみたいなやつだ。
私はため息をついた。
なんかため...巡り廻るナイフの物語 第1章「不良少女」 第3話
苺ころね
スリープ(ネル)とのデートを終えて帰宅したナス、いや、神威は、家に帰るとすぐに眠りについた。
しかし、ドアについてる郵便受けに手紙が入れられる音で再び現実に引き戻された。
何だ?もう夕刊は届いてるぞ。
そう思いながら、ドアの目の前に落ちた封筒を拾い上げる。
中身を見た神威は驚愕した。
そして神威は怪...巡り廻るナイフの物語 第1章「不良少女」 第4話
苺ころね
[某所 モニタールーム]
「ふう…説明って疲れるもんだぜ…」
ルコ―欲音ルコがため息をつく。
「お疲れ様…といいたいところだけどねルコ、あんた重要なこと言い忘れてるわよ。」
こう冷たく言ったのはテイ―健音テイだ。
「そうそう、せっかく皆が持ってるフォン、高度なやつなのに、何の説明もなしにどう使え...BATTLELOID「STAGE0.5」
風のファンタジー
ここは、ゆくりさんのお店、「ゆっくり」の売り場。
お茶が飲めるコーナーで、リンちゃんとレンくんが、仲よくケンカをしている。
「人の姿を写真にとって、勝手にブログに上げるなよな!」
キャンペーンの天使の姿のまま、怒るレンくんに、リンちゃんは涼しい顔で言う。
「いいじゃん。天使のテト・ドールの宣伝にもな...玩具屋カイくんの販売日誌(168) “はっちゅーね”をめぐる人たち
tamaonion
うちのHANASUのです。
重音…重音テト 亜鉛…亜鉛カズネ 桃音…桃音モモ
欲音…欲音ルコ 波音…波音リツ
重音「やったー!
亜鉛「エート、ナニカアッタンデスカ?(棒
重音「へへー、いいことー!
亜鉛「あーはいはい、タイトルで9割の人が解ってるんですから
重音「えっ、じゃあ言うお。桃音モモちゃんが...【重音・亜音etc.】モモ解禁だー\ワー!/の台本
たけのこ
【1A】
おひさまぴかぴか
すずしいかぜふいた
おはようさあさあ
おせんたくしようよ
【1S】
ねえわらってるきみは
わたしのおひさま
かがやいてて
だいすき...【曲決定】にぃづまごっこ
壱里
[G区画 海エリア]
「げほっ!ゲホッ!」
海辺で大きく咳き込む少女がいた。
その姿をミクが見たらどのような表情をするだろうか、喜びか安堵か、しかし涙を流すことは確実だろう。
完全に水を吸って萎れてしまった大きなリボンを頭に着ける少女。
それは、海に投げ出された、鏡音リンだった。
一体何が...BATTLELOID「STAGE14 解へ」ー(1)
風のファンタジー
[某所 モニタールーム]
「耐久値を大幅にオーバー!壁に亀裂あり!」
ルコが叫ぶ。
今、モニタールームはとんでもなく忙しい状況だった。
「デフォ子、修復作業は!」
「やってる!ルコ、耐久値の回復までは?」
「あと3.9!」
「くそ、まだ戦いは続いている…。おい、テイ!お前も修復作業手伝え!」
「...BATTLELOID「STAGE6.5」
風のファンタジー
"Spieglein, Spieglein an der Wand,
Wer ist die Schönste im ganzen Land?"
昔々その昔。ひとつの森で生まれた…
13番目の森の行く末を見守って
Alles klar!
本当は
脱水症状を起こすくらい
反吐を出したいけど
それは王子...白雪姫症候群_歌詞
Nanuriso
作曲 ミントP様
カーテンの隙間 差し込む月明かり
暗い天井見上げて
「このままじゃダメだ…」
呟いた言葉は 戯言にしかならず
現実に押し潰され 傷付くこと恐れ
立ちすくむような
そんな弱い自分はもう必要(いら)ない
夢へと走り出し加速する
もっと 早く 速く...【桃音モモ】EXECUTE【オリジナル】
ruke
「…見つけましたわ」
リンの声が響いてから数分後が過ぎて、ようやくモモは手がかりを、いや、二人の居場所を発見した。
「まったく、二人になって厄介になったかと思ったら、むしろ始末しやすくなりましたわね」
モモの声からは余裕が見えた。
彼女の目にははっきり見えた。コンテナがあまり積まれていない部分...BATTLELOID「STAGE14 解へ」-(2)
風のファンタジー
[5月28日(土)]
一週間分の食料が尽きそうなので、モモと二人で例のモールへと出かけた。
土曜に授業入れとかなくて本当良かった。
モ「……聞いてます?」
俺「あ、ごめん。聞いてなかった。もっかいお願い。」
しまった。ウキウキしすぎて聞いてなかった。
モ「何も言ってませんけど……上の空でしたよ...モモの木成長日記:一曲目「リンリンシグナル」1/3
おちよさん
【A】
指でなぞるLOVEの文字に
きっときっと 嘘はないでしょ!
沢山の愛してるより
もっともっと 好きを頂戴!
【B】
ハート型した私の気持ち
乱暴にしないでよ! や め て !
【S】
桃色プラスチック 今日も...桃色ぷらすちっく
ひめの
[自宅]
俺「え、ど、どうした?今はもうそんな変なこと考えたりしてないから!」
モ「あ、す、すみません。お見苦しいところを。」
止まったり泣きだしたり。まあ、不本意ながら「心」がついてきたみたいだな。
そう考えると、俺の過去が役立つこともあるんだなって思えてほっとする。
ヤレヤレ。
俺「落ち着...モモの木成長日記:三曲目「SING&SMILE」3/4
おちよさん
UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その18「三人vsタイプH(その4・死闘)」
小隊長の胸に小さな光点が現れた。
タイプHが気づいたのはその光が伸びて、自分の左胸を貫いた時だった。
「そんな、仲間ごと?」
小隊長の背後でビームサーベルを握っていたのはテトだっ...UV-WARS・テト編#018「三人vsタイプH(その4・死闘)」
仮免美紀
Ah この世界はとても冷たくて
僕は君を誘うしかできない
ここは君の夢の中
君の願いはなんでも叶う場所
だからずっとこの世界にいれば君は泣かなくてすむよ
僕は笑顔浮かべ君に言う
だけど君は信じていないね
不安なとき服を掴む癖でてるよ
ねえ信じて 僕は君を裏切らないよ
なぜなら僕は君から生まれた悪魔...さみしがりやな悪魔
真白
UV-WARS
第一部「重音テト」
第一章「耳のあるロボットの歌」
その6「リツvsサラ(?)」
テト、モモ、小隊長の三人が発生装置の穴を出ると同時に、発生装置は大きく揺れた。
その頂上から火柱が立ち上ぼり、空をおおう雲に突き刺さった。
同時に、地平線の向こうから日が昇り始めた。かすかな雲の...UV-WARS・テト編#006「リツvsサラ(?)」
仮免美紀
心はダンス 空はごきげん
あなたの街へ ステップ踏み れっつごぉ
鞄の中身は 愛とチョコレート
溶けちゃう前に ラブを プレゼント
「待って」 なんてね
知らなくて良いんだよ、って
ないしょ 言わないよ
きょとん顔 楽しみね
「えへへ 驚いた?」
言えなくて会いたいよ、って...お届けみち
ツキシキ
雨の中立ちすくむ
空を見て
思い出すあの日のこと
クスリ笑った
駆け抜けた季節の跡
またいで
ただ告げた言葉だけ
かみしめてた
出会いの時も越えて いつかは花咲くよ
飛んだ銀河 乗せて歌うから......Sing for…
舞姫立夏