菫色の秋空
　雲の行交う波間に
　風がふらり

嘘は嫌いと言ったのに
『そばにいる』約束
まもらないなら何故

あなたへと贈る花は 灯火となり
ルシラ ルシラ
細い蝋燭（てらし）の火を ゆらりゆらりと 映す鏡

イントロ：
１
A） 幽かな秋風が 乾いた髪を 揺らして

（サビ）
さよならの一言で
僕の運命を知ったんだ…

（Ａメロ）
ずっと捨てられない壁を抱え
それなりに歩いたこれまでの僕

地球には 隅っこがなくて
君をもう見付けられなくて
僕は何処(ドコ)を探せば良い？

街明かりが 僕を拒んで 夕闇へと誘う
人も知れず 迷う裏道 何処かに君がいる？
暮れる空に明星（みょうじょう） 指差して右

2015年05月13日
死へのパワー -ミク版-
究極の純愛がほら、そこにはあるだろう

（Aメロ）
​キミのボクはどんな人？
褒められちゃ違って悲しいよ

幾千もの日々を過ごし
幾千もの記憶を紡ぎ
幾千もの愛を生み出した

虚ろに揺れ動く街並み
誰もボクを置いて去っていく
足裏に伝わった振動

浮かんでは消えていく　キミのウタ
壊れないように掬っては箱の中にそっと閉じ込めた
ウタがあの日　吐血していれば

わたしから　全てを　奪っていけばいい
この体の　温もりも　あげるから
わたしはうたう　そのためのもの

遠く　遠く　夜の波間に　小舟を浮かべて
いつかは訪れるこの日に立ち会い
旅立ちの灯火を掲げた

名も言えぬ貴方へ
拝啓 お元気ですか？
そちらは…さぞかし

無色の花
キミを何色に染めようか
彼岸花

　どのくらい時間が経ったのだろう
　私がこの部屋に行き着いて、そして塞ぎ込んでしまってから
　窓を見下ろして目に映る地が今の私にはお似合いなのだろう

・・水引恋慕・・
１）
かけて絡めて引いて惹かれて

A
出逢えたことが偶然だったとしても
その先にあるストーリーが変わればいいの

好き、素直な気持ち伝えたなら
「やめてよ、恥ずかしい」って
照れ笑いした顔も好きだったよ

どれほど君に叫び続けただろう。
一生届くことがない
想いを胸にして夜空(ソラ)に

（Aメロ）​
霧雨の降る春の朝
泣いた桜の涙は誰も拾わない

水面(みなも)に移りし三日月は
紅に濡れる刃によく似て
我が手のひらに　落ちる雫は

桜通り君を置きざりにしたままで
僕はまだ忘れられない
心のどこかでは

(A)
こんな日が来るなんて
認めたくないけれど

丁度今頃だったかな？
桜が散り始める、この季節
僕は思い出すの

大人になりたくないと叫んでいるうちはまだ大人だ
割り切りが済めば線引いて子供のように振る舞うことを知る
最愛を亡くした日は幼いけれど

　
【A】キミを失いたくなくて
夜空に強く手を伸ばした

キミの手は　冷たくなって
キミの目は　瞑ったまま
開かずに

a
静かな夜は不安を仰いで浮遊する
私の心　見透かすように

咲き乱れる花は懐かしく
今は遠い君のにおいがする
揺れる花の中に　君が居る気がした

桃色
詩/曲 葉
ただ　夢を見てた　桜の木のもとで

灰色の空に消えていった
君を見上げ僕は独り
なんでもない日常を過ごす

-side A
私から最も遠い場所に君は立つ 手を伸ばせば空しくなる距離
私から最も近い場所にそれは建つ 哀惜の帽子を飾ってほしい

Ｃ１
あなたが　「飛べる」と云うのなら
わたしは　きっと　飛べるのでしょう

白い部屋、君を連れ出し歩く
燃える西日に伸びる影
「別世界みたいだね」

名を喚ぶコエ
生きる事諦めてた
僕と君が出逢ったのは偶然