【A】
祭だっていうのに
私は浴衣を嫌がったね

家路につく子供たち 茜に手を染めて
恐れることなど知らず また明日と笑う
遠い日々を懐かしむ夕涼み

たそがれどきに始まる宴
夕焼けの空に歩いていく
浴衣着てはしゃぐはこども達

～ずっと一緒！　第二話～
ボカロ家は、家でまったりと暮らしていた。
「ねぇねぇ、ミク姉！台風だよ」

[A-1]
雲が流れ　月は翳る
星影さえ　暗闇に染まる

[A]
画面に眺めた表現の羅列を
讃えて持ち上げて崇拝して

A　蝉も鳴く鳴く昼の下がりは
　　虚空に浮かぶ　日輪の時
　　暑さ忘れてはしゃぐ子どもにゃ

【一夜桜】　-hitoyozakura-
桜舞い散る薄紅(くれない)の　夜に儚くひらり　夢一夜(ひとよ)
[壱]

華散り初めゆく頃に
詞/曲：石見
侘しさ募らせる夏慕情

[イントロ]
月明かり照らす丘
擬音囃子に誘われ

レン　～5歳～
ハァ・・・ハァ・・・
ボクは息を切らしながらあの子を見失わないよう

蓮　～１６歳～
キーン　コーン　カーン　コーン・・・
放課後を合図するチャイムが鳴る。帰りの仕度をする者、友人を会話を楽しむ者・・・

１番
Aメロ
何気なく携帯で　君を呼び出してみる

からりころりと　下駄の音鳴らして
そぞろ歩く　祭りの夜に
夜店の明かりに誘われ

福笑いの面付けた少年
小径(コミチ)に丸書いてケンケンパ
独り遊びのほうが楽しいんだ

【Aメロ】
やあ　お嬢さん（7）
僕と踊ってくれないか（12）

昼と夜が混じる空を　真っ赤に染まる鳶が舞う
風に伝うお囃子に心が踊り出す
ゆらゆらと揺れる水面に　提灯の明かりが灯る

夏の午後のふたり　幼なじみ
少しでも　そばにいさせて　蝉しぐれ
1.

A1　色めく七色街を抜け
　　雲河(うんが)を虹の橋で渡る先
　　咲耶(さくや)の火鼠　追回す

荒れよ在れよの大祭り
陽が落ち町が目覚ますころに
集まれ祭りやぱっぱらっぱーっぱと戯れる

【A】
わんつー　わんつー　わるつをおどろう
あんどぅ　あんどぅ　さんびょうしでさ

ララララ～
ラーラーラー
ララララ～

Yukata Girl
目覚めの空包　バンバンバン
年に一度の夏祭り

Ａ明るくて
　うるさくて
　良い匂いがして

一人ぼっちのお祭りに
お前を導く少年の声
夜空に咲いた花々を愛でながら

硬く締めた藍色の帯紐
鍵掛け手元に赤い花
「祭りを始めようか」

なにかことが
おきるたび
着の身着のまま