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SUCCESSOR’s OF JIHAD第五十四話「緊急離脱!」 FOX2さん
閲覧数:167
2009/10/04
00:22「ようやくお出ましか・・・・・・。」
無意識にそんな言葉が漏れたが、それも頭上に群がる鋼鉄の巨鳥達、VTOLが轟かせるエンジンの爆音でかき消された。
無線にパイロットの通信が入る。
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SUCCESSOR’s OF JIHAD第五十七話「着艦」 FOX2さん
閲覧数:166
2009/10/28
21:00第二回目の出撃。
その任務開始から既に十時間ほど経過したところだろうか。
そしてこのVTOLの操縦桿を握り締めて三時間が経つ。
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SUCCESSORS OF JIHAD 第十話「迫る死」 FOX2さん
閲覧数:162
2009/06/02
00:08「おや、これはこれは。まさか貴方が勝っちゃうとわねぇ・・・・・・。」
ミクオが鋼鉄の怪物の上から笑いかける。
「ミクオ、貴様、何が目的なんだ!!正気か?!」
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SUCCESSORs OF JIHAD 第三十八話「一日の終わり」 FOX2さん
閲覧数:158
2009/07/27
22:32目前に迫る絶望を打ち破るため、俺は親指のスイッチを押し込んだ。
その瞬間凄まじい振動が俺の腕を体後と揺るがし、前方で眩いマズルフラッシュが巻き起こった。
ミニガンから打ち出された弾丸がレーザーのように光線を連ね、ガンシップに吸い込まれていく。
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SUCCESSORS OF JIHAD 第九話「GUNs LOVEGAME DARKNIGHT」 FOX2さん
閲覧数:152
2009/05/31
23:39狂気に満ち溢れたその叫び声と共に、苦音シクという少女の両手に握られた二丁の大型拳銃が火を噴いた。
「ッ!」
一瞬のみ視界に入った鉛の弾丸が俺の前髪を僅かに抉り取った。
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SUCCESSORS OF JIHAD 第八話「裏切りの奇襲」 FOX2さん
閲覧数:133
2009/05/30
20:11鉄の扉の向こう側、そこに足を踏み入れた俺は、一瞬思考を働かせることを忘れていた。
ここはミサイルサイロ。核を貯蔵し、発射する場所であり、
俺の第二の目標の場所でもある。
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SUCCESSORs OF JIHAD 第二十二話「あの人」 FOX2さん
閲覧数:129
2010/02/10
17:13「何だお前は?!」
俺は目の前の人物に言った。
目の前には、黒い戦闘服を纏った人影が背を向けているのだ。
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SUCCESSOR's OFJIHAD第五十八話「『す』から始まる言葉」 FOX2さん
閲覧数:113
2009/11/29
21:52ブリーフィングルームで俺達を出迎えたのは、海軍将校の制服を纏った、威厳のある顔をした初老の男性だった。
「ようこそ。我が雪峰へ。私は本艦の艦長である、壮河凪だ。諸君らとは、あの戦闘以来だな・・・・・・。」
そう言い、彼は俺達に向け敬礼した。
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SUCCESSOR's OF JIHAD第六十二話「ハイテンション・ダイヴ」 FOX2さん
閲覧数:109
2009/12/09
23:10体は無重力に包まれ、視界に蒼き地表が広がっていた。
ここは高度五万フィートの空。地球から、宇宙へと繋がる場所。
ミサイル型カプセル、ドローンの窓から周囲を見渡すと、そこには俺と同じくドローンに搭乗した仲間、そして、役五百発の空対地ミサイルだ。
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SUCCESSORs OF JIHAD 第四十二話「その笑顔だけは」 FOX2さん
閲覧数:108
2009/08/09
23:43ノートPCを片手に自動扉を開けると、案の定、思っていた通りの光景が目に入った。
「ミクぅ~~~!今日凄かったねぇアレ!!あのビリビリッてヤツ!!」
「黒奏刀のことか?今日はちょっと本気を出してみたんだ。」
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SUCCESSOR's OF JIHAD第六十三話「蒼い魔女」 FOX2さん
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2010/01/08
20:35蒼い魔女が微笑んだ。彼女の手招きを目にした瞬間、そんな風に見えた。
四肢に装着した拳銃。流れる青い髪。妖艶な微笑み。
苦音シク・・・・・・。