さわり葉擦れの音聞こえ
涼しい秋の足音
山は淡く濃く美しく赤に染まりゆく

(1A)
眠れない 夜は 温もりを探して
伸ばした指が そっと 熱に触れる

急な広い坂道　自転車　君を乗せ駆け下りた
時空を二人きりで　大きく　すべてを動かすように
夢は　いつの日だって　君と一緒じゃなかったの？

錆びつく肢体を投げだして
昨夜、夢を見た
羽化する間際

君の目に映る星のかけら
零れ落ちそうな音を聴いて
頬をつたう流れ星にふたり

そう あなたの隣に一番似合うのはわたし
なのに どうしてあなたはよそ見ばかりしてるの?
制服を着て鏡の前

『君に夢チュー！？』
<1A>
自転車こいで 駆け抜けたよ

はらり、はらり恋い焦がれども
溶けてしまわぬよう
嘆く花の色は匂へど

『ZERO-DAY ATTACK』
「彼方に差し延べた指先から落ちる
　影が重なって闇になるの―――」

月に兎
夜が明ける　朝は立ち去る
僕らは噛み合わないね

浮かんだ水玉 眺めていたんだ
今日は少しだけ 心くすんで
そんな時はそう いつも聴くの

紺色映した聖夜は
触れた白い吐息を指で消して
淡く甘く

このカードを引いた夜は不吉な予感
無意識に何かを失う
気が付けば悔しいくらい貴方の主導権

なぜ私は生まれたの？ 運命を信じたいよ
何一つまだ知らない この世界
ねえ君は何処にいるの？ 逢いたい 抱き締めたいよ

　私と彼は、特に何の意味もない白黒の関係。
　今日も私は、ひとり高校の研究室に引きこもる。授業は受けているけれど、まあ授業のつまらないことで、仕方ないからここにいるだけ。だって暇なんだもの。
　要するにサボリ、授業の内容は簡単すぎてつまらないからね。

当たり前の幸せ　置き去りにして
気持ち足りないなんて　いじけた
零れ落ちてばかりの　時計の砂を

【1A】
夏草が薫るいつもの帰り道　二人の距離は近いようで遠い
夕闇の色に不安募っていく　今日の予定は中止行けないかも

やさしい指先と愛しいその声で
わたしを呼んでほしい、行かないで
ミルクで着飾ったチープな愛してる

(Ａメロ)
「ありがとう。」ガラじゃないけど　みんなに言う
「また、明日。」馬鹿だな…　明日はもうバラバラ

咲いた花の香りを
そっと運ぶ潮風
青い海を照らした

【Ａメロ】
いつも私たちはあなたのそばにいるよ
だからあなたはそんな抱え込まないで

ご機嫌なシリンダー 熱い弾丸を詰めて
ジリジリと加速する 俺と君のLOVE GAME
偽りの愛とワインに歳月は酔い痴れて

「花どけい」
　来年は、どんな年になるだろうって、
　夢見てたうちに、

「ムーンリット・アート？」
「そう、月の女神と呼ばれている美しいカミサマのことさ。……なんでもこの地方にもそれに似た伝説があったり」
「カミサマ？　バカバカしい。そんなものがいるわけないだろう」

『スターチス』
歌/蒼姫ラピス　作詞/橙ゆずる　作曲/橙ゆずる
小さな手　僕の指をギュッとにぎりしめて

波の行方に身をまかせ 気ままに泳ぐマーメイド
水平線の向こうには どんな世界が待ってるの?
空に印された宝の地図

『おにいちゃんってば"姉萌え"なんだもん！』
歌/蒼姫ラピス　作詞/橙ゆずる　作曲/橙ゆずる
「おまえ最近ちょっと可愛くなった？(笑)」

リアルトモダチ コレクション
登場人物とモチーフ
石花 あおい(蒼姫ラピス)

降り出した雨に打たれ 傘もささずに見つめる
滲んでく街の空が哀しい
待ち合わせた公園 嫌な予感がしてたの

産まれる前に戻るだけよ
無色の世界 狂おしくて 闇に逃げた
無音の世界 愛しくて 音を付けた

【1】
彩り煌めく街角
聖夜に一人が怖くて結んだ

1A
もうすぐクリスマスを迎え
イルミが輝きを見せている

春をまとう風が運んだ 甘い甘い 四月の香り
少し優しい雨に打たれて ひらりひらり 花びらは散る
白い雪は季節に溶けて 淡い淡い 色彩の中

世界は眠る真夜中の庭
扉を閉ざす音さえ呑み込む
（表と裏の境を越えて会いたい...）

（サビ）
だから　ばいばいはわたしから
すこしくらい　いいでしょ？

駆け出す鼓動の 速度をゆるめて
深い息をひとつ
窓辺に届いた 季節の知らせに

A
見たくないよ　もう
思い出したくもない　景色に

「ユメノアトアノユメ」
目覚めたら夜が明けていて
夢の国の魔法はとっくに解けていた

淡く光る　未来の破片
手を伸ばしてみても　ただ胸を締め付ける
景色滲む　迷路のよう

自己完結抑制　（BPM134）
Vo.ZOLA PROJET
鏡音・アペ