ずっと恋して愛してI LOVE YOU　君の目を見て言えたらいのに
教室の窓から見える　あなたを想っている
ずっと恋して愛して　I LOVE YOU　君の目を見て言えたらいのに

始まりのサイレンは僕の胸を締め付ける
暗いベンチの中では眩しいグラウンドに
スパイクの刃を突き刺すことは叶わない

ねらいはヒット！　レフトにながして
アイツをロック！　ビートを合わせて
バットに　ちょこんと当てて

「 No problem ! 」 と元気な返事をして頂いた亜細亜の小さな島国のとあるプロ野球球団の
今シーズンから内野守コーチとして 第二の野球人生をスタートされたばかりのまだ 37歳の
ルビーレッド のハートをお持ちの彼ですよ。

地味だなんて言わせはしない
誰のおかげで打たれてないの？
バズーカみたいに飛ばす奴らを

いつも二番手だった
ベンチから見つめていた仲間たちのいるグラウンド
あいつからポジションを奪えなかった

ひゅー、ばしん
っとらーぃく
げーむせっ

どうだいいくつかの　光の中から
気に入った灯を　見つけることはできたかい
どうだいここいらで　一緒に語（かた）らわないか

雑用とかいろいろ押し付けないで！
わたしはあなたのメイドさんじゃないの！
野球部の一員なんだから

高校球児でいられるのは
人生でたった２年半
その２年半

愛用のバットは
黒く輝く金属製
お前だけを信じてる

次の練習試合は
黄色いユニフォームの
あのチーム

A
野球部のない　学校に入り
初めて知った　あいつの夢を

暑くて
しんどくて
やめたくなる日もあるさ

戦場を駆け抜けろ　侍よ
渾身の一撃を放て
晴天に轟く合戦の音

1(A)
私はあなたに　恋をしました。
だけどあなたは　野球選手！