地球をあげる / LUMi
BPM:107
昨日の夜から

ファニーダンサー
繊細な心はいつも 大半がくだらないんだ
時代の寵児になって 校則の間をぬった

ゴーストシップ
ずっと 流れる僕は
きっと 声も失くして

窓辺に並べた　華無きサボテン　木漏れ日梳かして今日も綺麗
あなたが目を遣った　一つを上手に育てて守りたい
どんなに小っちゃくて　どんなに透明に隠した傷さえ　膨らんでいく

ハートビート
いつか捨てた あの日の思いは
まだきっと どっかに残って

心に瑕を抱えているのを知っていて
どうしてなにも考えずにいたんだろう
何度も何度も瑕付けてしまい

桜咲く 校庭の庭で
ポケットに入れた
花びら一つ

ねぇ 君は 覚えているかな
星を はじめて 見つけた夜
遠いきらめき 憧れ抱いた

一つ水面に浮かんだ 昨夜の音が光った
名前のまだないそれは 私を導いて
当て所もない旅先に 月は優しく輝く

ポチャリ！一石を投じる
ポチャン！意地を見せつける
いつか立派なコウテイになること夢見て

あなたってひどいひとね
誰にでも同じこと言うの
いつだって心を乱す

そこは 何も見えず
誰がいたかもわからぬままで
あの日君と交わした

A1)
誰かが言った
別れは突然だって

A）
これからもずっと一緒だって思ってた
会うのが当たり前だった

愛を知ったら涙が出ると初めて知った
僕が埋もれたネオン街 点滅する車のランプ
夕暮れを通り越して地球の裏側では

未開の密林の奥
膜を
優しく突き破って

幻灯がともるこの街で　君の姿探し続ける10月
キミの姿はもうどこにも見えないのに
ウィンドグラスに映る　昨日までのキミがボクに笑いかける

オイシイカノジョガタベタイオイシイ
オイシイカノジョガタベタイオイシイ
オイシイカノジョガタベタイオイシイ

　海月のワルツ
世界中で一番　綺麗な石見つけた
そっと海に沈めて　秘密にしたよ

　A棚に並んだ色鮮やかな
　瓶詰の心模様
　B口の中で言葉にして

泣きたい夜は涙に酔って
自分を抱きしめて　眠る
思い出している昔の記憶を

月が揺らめいて花は散ってしまった
僕らの恋文も
知らぬ間に事切れた

【 LumieA 】
埃塗れの　閉ざされた部屋
蜘蛛の巣纏う　少女の人形

鳥籠の中で世界を見て
クソみたいな言葉吐いて
その背中に翼はあるのに

青に吸い込まれる夢を見た
小さな小さな私に君は
優しく微笑んでくれた

神様のジオラマ/LUMi(BPM:117)
大切にしていた宝物
惑星みたいだと思ってた

新しい一年が始まりますね
様々な思い出や感情が詰め込まれた３６５日を過去にして
また一から月日を重ねましょうか

夜の暗さが僕の心を包む
哀しく煌めいた星は僕を手招いてくれた
寂しくはないですか

「弊！」インテリアに馴染んだ
黄味　汚　呼ぶ
咲いたはずの日溜まりに老いた保健所の犬

ああ　止まない　泣き虫な空を仰いでばかり
いつからだろう？　"あまやどり"
立ち止まっている