切なさに暮れる心を映すような
薄暗く曇る空と降り注ぐ雨
白く曇るため息を雨が掻き消す

【A】
狭い妄想から創った理想
無理やり嵌め込んで演じていた

笹千羽（ささせんば）
笹の舟に折り鶴詰め込んで　遠い君の元まで流れいけ
ゆけ笹千羽

砂が躍る　焦がしてく思い
空の向こう描いてく楽園
果てなく続けた　命の灯

退屈な毎日 いつまで続くの
仕事も趣味も恋も 何にもダメな私
闇の底へ落ちていく

風の向こう　太陽が沈む
途方もない道のり噛み締めて
絶えず降り注ぐ　雨に打たれても

窓辺のフォトスタンド 君とのツーショット
あれからもうすぐ２年が過ぎるよ 私は淋しいよ
私のタイムライン 君からのコメント

愛しちゃって恋しちゃって　たまに休んで
今日は心の充電中
おふとんが私を離さないから

それは私が小学生の頃だった
学校の授業で先生から配られた
宿題のプリント、帰ってカバンを開けたら

「踊れ　反逆の主と彼ら同志　我らの潰えた夢を讃えよ
天空に在られる我が神　今こそ此処に来る」
そんな叫び声響く『イン・ダ・クラブ』　

急にどうしたの変な顔して　気のない返事
そんなことしても意識してるの　全部バレてるからね
今日はどんなことしてくるんだろう　昨日のテレビの

夕暮れに 一人照らされ 帰り道
さっきまで 隣ではしゃぐ キミがいた
特別な 事件があった わけじゃない

立ち尽くす私の体に
暗黒の空が激しい雨を打たせてる
守りたいものはこの手から

レースの上り坂 限りなく続く
みんなが速いよ とても眩しいよ
遅れゆく私に 心が砕ける

We can go
いくつもの夢を胸に
答え探し風に吹かれ

今日○（なん）時 ○○（なになに）さんと 会う予定
会ってから 色んなことを 聞く予定
決めたって 所詮は“予定” 風任せ

１つずつ 明かりが消える 街の中
また１つ 悩みが浮かぶ 部屋の中
変わらずに 壁の時計は 動いてる

ボクらには 翼は生えて ないけれど
１枚の 羽根を心に 持っている
たくさんの 羽根を１つに 合わせれば